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犬はブルーベリーを食べても大丈夫?正しい与え方や量は?

犬はブルーベリーを食べても大丈夫?正しい与え方や量は?

本記事はペット管理栄養士が執筆・監修を行っております。

ANSWER ブルーベリーは犬に食べさせても大丈夫です。

ブルーベリーは愛犬に食べさせても大丈夫な果物です。

犬が中毒を起こすような成分は含まれていないため、与えても基本的には問題ありません。ブルーベリーは犬の健康に役立つ効果も期待されています。

食道に詰まったり、消化が追い付かずに嘔吐や下痢を起こしたりしかねませんので、子犬・老犬の場合は小さくカットして与えるようにしましょう。

与える量も注意が必要です。犬にブルーベリーを過剰に与えてしまうと、嘔吐や下痢などの消化器症状を起こしてしまう可能性があります。ブルーベリーに限らずですが、もちろん与えすぎは禁物です。愛犬のサイズに合わせ、少量なら、愛犬とコミュニケーションを取りつつあげるのもよいでしょう。

このページでは犬にブルーベリーを与える場合の注意点や与える量、そして犬のブルーベリーアレルギー、腎臓への影響などについてペット栄養管理士が解説します。

犬に与えてもよいブルーベリーの量は?

避妊・去勢手術済みの成犬の場合に与えて良い量の目安になります。

小型犬の場合(10kg未満) 1〜2粒程度
中型犬の場合(10kg以上~25kg未満) 2〜3粒程度
大型犬の場合(25kg以上) 4〜5粒程度
子犬の場合 少量のみ愛犬の様子を見ながら与えましょう。
老犬の場合 少量のみ愛犬の様子を見ながら与えましょう。

ブルーベリーの犬への効果は?

ブルーベリーを犬が食べると、抗酸化作用整腸作用などが期待できます。また、栄養成分には下記のようなものが含まれています。

Photo by @nabestagram05o9

アントシアニン

目の網膜に存在する光を感知するロドプシンという細胞を再生するサポートや、目の疲れの改善作用があるということが発表されています。

ビタミンE

ビタミンEは細胞の酸化ストレスを抑えることで、老化が原因の疾病の予防と治療に役立つと考えられています。

犬にブルーベリーを与える際の注意点は?

Photo by @story0229

ブルーベリーは生の状態で犬に与えましょう。
子犬・老犬には潰して与えましょう。

ブルーベリーは愛犬にも人同様に、生の新鮮な状態で与えてください。超小型犬や子犬やシニア犬の場合は、食道に詰まったり、消化が追い付かずに嘔吐や下痢を起こしたりしかねませんので、ブルーベリーを食べやすいようにつぶしてから与えてあげましょう。

ブルーベリーは冷凍で保存を!

生のブルーベリーは傷むのが早いので冷凍保存がおすすめです。下痢予防のために十分解凍してから与えましょう。冷凍したものを与える際には少し解凍してからすり潰して与えるのがおすすめです。

ブルーベリーの与えすぎにはご注意を

ブルーベリーは甘みが強くカロリーが高い果物です。口当たりもいいので、せがまれるまま食べさせると肥満の原因になります。小型犬は、1~2粒程度、中型犬は2~3粒、大型犬でも5粒程度にとどめましょう。どの食材も与えすぎには注意が必要です。

腎臓など持病のある犬の場合は事前に獣医師に相談しましょう

ブルーベリーにも多少ですがカリウムが含まれています。健康な犬であれば問題ありませんが、腎臓の弱い犬や高齢で腎機能が弱っている老犬の場合は、カリウムの排出がうまくできない場合があります。カリウム摂取すると血液中のカリウム濃度が上昇し、高カリウム血症を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。

愛犬が腎臓などに持病のある場合は、必ずかかりつけの動物病院で一度相談してから与えるようにしましょう。

犬のブルーベリーアレルギーに注意しましょう!

ブルーベリーには犬にとって中毒となる成分は含まれていませんが、ブルーベリーでアレルギーを起こす人がいるように、犬もブルーベリーでアレルギー症状を引き起こす可能性があります。ブルーベリーを初めて与える場合は少量だけ与えて体調に変化がないかを注意深くチェックしてください。

もしも下痢や嘔吐、体や口の中のかゆみが出たり、よだれが出るなどの症状があった場合は、すぐにかかりつけ動物病院に相談するようにしましょう。

Adviser

伊藤 悦子さん

麻布大学獣医学部環境畜産学科(現・動物応用科学科)出身。ペット栄養管理士・家畜人工授精師(牛)資格所持。動物医療発明研究会会員。NPO法人「NEWSつくば」記者。犬は5匹、猫は6匹の他にモルモットやセキセイインコ、文鳥たちと暮らしてきました。現在は17歳になる茶トラの猫「りんごちゃん」がいます。人とペットの幸せを願って執筆しています。

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