INDEX
この記事では「小型犬の人気犬種ランキング」最新版をご紹介します!
犬の血統書の登録や発行などをおこなっているJKC(ジャパンケネルクラブ)が毎年発表している「2023年犬種別犬籍登録頭数」より、小型犬で登録頭数の多い犬種TOP10をご紹介したいと思います。
小型犬好きのみなさん、自分の推し犬種は何位でしょう?また体重や大型犬の飼いやすさも一緒にご紹介していますので、是非参考にしてみてください!
この記事では体重10kg以下の犬種を小型犬と分類しております。
1位トイプードル
飼いやすさ
比較的初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
トイプードルは非常に人懐っこく、賢い犬種です。さらに基本毛が抜けず、アレルギーの方でも触れ合えるため、家庭で飼いやすい犬として親しまれています。
また運動能力が高く好奇心が強いため、昔は使役犬として荷車を引いていました。今では飼育数ナンバーワンのわんちゃんという立ち位置になっていますが、実は病院などを訪問するアニマルアシステッドセラピー犬や嘱託警察犬として、現在も活躍するトイプードルは多くいます。
トイプードルの被毛カラーは様々で、ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、グレー、ブラウン、アプリコット、クリーム、シルバーなどバリエーションが豊かです。成長についれて被毛が変化するらしく、一生涯楽しめます。
性別 | オス | メス |
---|---|---|
平均サイズ(体高) | 24cm超(-1cmまでは許容)、28cm以下(理想体高:25cm) | |
体重 | 3kg前後 |
2位チワワ
飼いやすさ
比較的初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
世界最小の犬種として有名なチワワは、1970年頃から飼育する世帯が増えていきました。これは室内飼い文化が広まったことにより、小さいチワワはマンションでも飼いやすい犬種とされたためです。
体格が小さいからこそ警戒心が強く、防御本能により攻撃的になることもあります。小さくても大きい相手に威嚇できる勇敢さを持ち合わせているとも言えますね。飼い主さんなど心を開いた相手には献身的で、高い忠誠心と深い愛情を示してくれます。
チワワの被毛は様々な色と模様が存在します。一匹ずつ個性が溢れていて、魅力的なわんちゃんです。
性別 | オス | メス |
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平均サイズ(体高) | この犬種には体重のみが考慮され、体高は考慮されない。 平均約12cm〜20cm |
|
体重 | 1kg ~3kg |
3位ダックスフンド
飼いやすさ
比較的初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
短い脚と長い胴体が特徴のダックスフンド。ダックスの毛質は3種類あるのですが、なんと毛質によって性格も変わると言われています。これは3種類の血筋に分かれて毛色が変わっているためですが、ロングコートはスパニエルならではの温厚でおとなしい性格、スムースコートは明るいが警戒心が強く吠え癖がある、ワイアーコートはテリア種の血が入っているため最も活発で頑固な面もあるとされています。それぞれのご家庭に合うわんちゃんを毛色によって選びやすいですね。
ダックスフンドはサイズにかかわらず活発で運動好きなので、ストレスをためないためにもたくさん遊びやお散歩に行ってあげましょう!
性別 | オス | メス |
---|---|---|
平均サイズ(体高) | 32cm超~37cm以下 | 30cm超~35cm以下 |
体重 | 5 kg以下(上限4.8kg) |
4位ポメラニアン
飼いやすさ
初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
ふわふわシルエットがとっても可愛らしいポメラニアンは、小さくても活発でとても遊び好きなわんちゃんです。小さな頭にまんまる大きなお目目、手足も小さく、しっぽは背中に向けて巻いている姿が愛らしいです。好奇心旺盛ですが飼い主さんへの忠誠心を備えていて甘えん坊な面もあるため、とっても飼いやすい犬種です。
被毛は始め白一色でしたが、品種改良により、ほぼすべての単色と2色以上ならブラックアンドタン、パーティーカラー、ブリンドルなどバリエーションが豊かになりました。アンダーコートで覆われているため、ブラシが地肌まで届きにくいです、ブラッシングは丁寧に行ってあげることが大切です。
性別 | オス | メス |
---|---|---|
平均サイズ(体高) | 18cm〜24cm | |
体重 | 2kg前後 |
5位ミニチュア・シュナウザー
飼いやすさ
中級
特徴
まるでおじいさんのような髭と眉毛がチャームポイントのミニチュアシュナウザー。耳は垂れている子もいれば、立っている子もいますが、耳をまっすぐに立たせるためには断耳されています。
遊び好きで怖いもの知らずのところもあり、知らない犬に対しては喧嘩腰な態度を取ることもあり仲良くなるには時間がかかることも。しかし従順な犬としても知られており、さらに物覚えがよく聡明で、人間の家族に献身的に尽くしてくれるわんちゃんです。
毛の色は、ソルト&ペッパーが有名ですが、ブラック、ブラック&シルバー、ホワイトなどもいます。ワイヤーのように硬い上毛は落ち着いた印象を与えます。
性別 | オス | メス |
---|---|---|
平均サイズ(体高) | 30~35cm | |
体重 | 約4kg~8kg |
6位フレンチブルドッグ
飼いやすさ
中級
特徴
基本的には明るく陽気な性格で、ひょうきんなところがあり、愛情深い犬種です。人やワンコが大好きで、誰に対しても友好的なので、社会化トレーニングをある程度しておけば問題ない子が多いでしょう。
とはいえ、イギリスで飼われていたブルドッグがフランスで改良され、生まれたのがフレンチブルドッグといわれているので、闘犬としての気質がないわけではないのです。アゴの力が強く、一度獲物を仕留めたら離さないというところがあります。
イヤなことがあると、人やワンコに対して攻撃的になる場合もあります。お手入れをイヤがって噛みつく子もいるので、子犬のうちから興奮を抑えるトレーニングを行うと安心です。甘やかさず、一緒にトレーニングに取り組める飼い主さんだと、興奮しにくい子に育つでしょう。
おっとりしたイメージがあるかもしれませんが、実際は落ち着きがないのがフレンチブルドッグの特徴。成犬になっても、散歩中に飼い主さんを引っ張っていくような突進型の子が多く、常にちょこちょこ動き回っているでしょう。
性別 | オス | メス |
---|---|---|
平均サイズ(体高) | 27~35cm | 24~32cm |
体重 | 9~14kg | 8~13kg |
7位マルチーズ
飼いやすさ
初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
マルチーズの性格は穏やかで、社交的な性格です。マルチーズは従順で感情をコントロールしやすく、散歩に必要な時間も比較的短くいため、はじめて犬を飼う方や忙しい家庭でも飼いやすい犬種です。
真っ白で長い被毛が特徴ですが、その長い毛を活かしてヘアアレンジができることもまた人気の理由の1つです。しかしその長くて綺麗な毛を維持するためにはブラッシングがかかせません。マルチーズを飼う上で唯一の大変なところかもしれません。
運動量を多く必要としないですが、雨など外に出れない日でも遊んであげることで、ストレスをためずに楽しくすごせます。
性別 | オス | メス |
---|---|---|
平均サイズ(体高) | 21cm~25cm | 20cm~23cm |
体重 | 3kg~4kg |
8位ヨークシャー・テリア
飼いやすさ
比較的初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
日本では「ヨーキー」の愛称で知られているヨークシャー・テリアは、被毛の美しさから「動く宝石」とも呼ばれています。
チワワに次ぐ超小型犬で毛色は、一生涯に7回変化も変化します。変化する色はブラック&タン、ブルー&タン、ブラック&ゴールド、ブルー&ゴールドなど個体差があります。ヨークシャー・テリアは、シングルコートなので抜け毛はあまりないですが、細く長い被毛は放っておくと毛玉ができてからまってしまうので、毎日のブラッシングが必要です。
プライドが高く負けん気が強いので、大型犬に向かっていくこともあり、飼い主さんも舐められやすいですが、きちんと訓練できればとても飼いやすく、甘えん坊の面を見せてくれて可愛いです。
性別 | オス | メス |
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平均サイズ(体高) | 15〜23cm | |
体重 | 3.2kgまで |
9位シー・ズー
飼いやすさ
初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
シーズーは中国原産の小型犬で、ぺちゃっとした鼻とまん丸な目に、豊かな長毛がとてもかわいらしいです。大変賢く、人懐っこい性格から室内飼いに適した犬種として人気となりました。
マイペースで争いごとを好まないことから多頭飼いにも適してたり、子供がいる環境や犬を飼うのが初めての方に向いています。
シーズーの被毛は、ブラウンやブラック&ホワイトが主流です。おでこや尻尾の先端に白が入ったシーズーは希少価値が高いとされています。頭頂部にリボンをしたシーズーも見かけるくらい、長くて密生したやわらかい被毛です。リボンで結ぶことで大きい目も傷つけないよう守っています。
性別 | オス | メス |
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平均サイズ(体高) | 25〜27cm程度 | |
体重 | 4.5〜8kg |
10位柴犬
飼いやすさ
難しい。ベテラン飼い主さん向き。
特徴
柴犬を含めた日本犬に共通する性格ですが、頑固で、人やワンコとベタベタするのは好まない犬種です。ある程度の距離を保ちたいタイプなので、スキンシップを図ろうとすると嫌がることがあります。あまりしつこくすると、飼い主さんであっても威嚇されたり噛まれたりすることも。
そのため、常にワンコを抱っこしたりなでたりしたい飼い主さんよりは、互いに自立した関係性を望む飼い主さんの方が相性はいいでしょう。
また、飼い主さんには忠実な一面を見せますが、誰に対してもフレンドリーに接する犬種ではありません。人をたくさん呼んで行うパーティーや、知らない人やワンコがたくさんいるドッグカフェなどは、あまり得意ではないでしょう。
ほかの犬種と比べて噛みやすいという特徴もあるので、しっかりトレーニングすることが重要です。過去に柴犬やそのほかの大型犬、中型犬を飼った経験のある人は問題ないですが、初めてワンコを迎える飼い主さんにとっては、難易度の高い犬種といえるでしょう。
性別 | オス | メス |
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平均サイズ(体高) | 39.5cm | 36.5cm前後 |
体重 | 9〜11kg | 7〜9kg |
おまけ2023年は10位以内に入っていた小型犬
12位パグ(2023年9位)
飼いやすさ
初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
パグは短鼻でずんぐりとした丸い体格がとても愛らしい犬種です。わんちゃんとしては珍しく、いびきをかく子が多いですよね。まん丸の目が可愛らしく、耳は前に垂れ下がったタイプと、短めに巻かれたタイプの2種類が存在します。
陽気で愛嬌がよく遊び好き、無駄吠えも少ないのでとても飼いやすいです。食欲旺盛で食への執着が強いため、肥満体にならないようコントロールが必要となります。お散歩に行って運動させることが重要ですが、夏の暑さにはめっぽう弱く熱中症になりかねないので、夏は室内で十分に遊んであげるようにしてください。
性別 | オス | メス |
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平均サイズ(体高) | 25cm〜33cm | |
体重 | 6.3kg~8.1kg |
13位パピヨン(2023年10位)
飼いやすさ
比較的初心者でも挑戦しやすい犬種です
特徴
マリー・アントワネットが死の直前まで愛した犬とされているパピヨンは、もともとフランスの上流階級で番犬の役目も担っていました。そのため何かに反応して遠吠えしたりと、よく吠える傾向があるようです。しかし幼犬のうちからきちんと訓練すれば、無駄吠えをさせなくすることもできます。
優雅で品のある印象ですが、活発で遊ぶことがとっても大好きです。お散歩はもちろんのこと、室内でもたくさんかまってあげることが大切です。飼い主さんと十分にコミュニケーションがとれないと、ストレスをためてしまう傾向があるため、どんな時でも愛情をたくさん注いであげましょう。
性別 | オス | メス |
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平均サイズ(体高) | 28cm以下 | |
体重 | 2〜3kgくらいから5〜6kgくらい |