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【秋の食べ物20選】愛犬も食べられる秋におすすめの食べ物

【秋の食べ物20選】愛犬も食べられる秋におすすめの食べ物

本記事は獣医師やペット栄養管理士が執筆・監修を行っております。

私たちが普段から口にしているさまざまな食材。この果物を愛犬にあげたいな、この野菜は犬が食べても平気なのかな?そんなことを思ったことのある飼い主さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事ではそんな疑問を解決する「秋におすすめの愛犬に食べさせることのできる食べ物」を紹介します。季節の野菜や果物はもちろん、食欲の秋にぴったりな食材をご紹介しています。


犬に食材を与える際の注意点

その食材が犬に与えて良いものかどうかを調べましょう。

食材には以下の4つのパターンがあります。食材を与える際にはそれがどれにあたるかを把握する必要があります。

01.中毒・アレルギーを起こす絶対に与えてはいけない食べ物

犬に与えると「テオブロミン」という成分が、嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こすチョコレート、「アリルプロピルジスルフィド」という成分が、貧血症状や下痢、嘔吐を引き起こすねぎや玉ねぎ。それ以外にもぶどう・レーズンや、アボカド、マカダミアナッツ・クルミ、キシリトールなど、食材の中には犬に与えると重篤な症状を引き起こすものがあります。


犬に手作りご飯や食材トッピングなどをする際は必ずこの犬に与えてはいけない食材を把握しておくようにしましょう。下記の記事でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。

02.与える際に注意が必要な食べ物

食材の中には基本的には与えても大丈夫ですが、与え方によっては注意が必要なものがあります。例えばじゃがいも。じゃがいもは犬に与えても大丈夫ですが、じゃがいもの芽や皮には「ソラニン」「チャコニン」という毒素が含まれていますので、与える際には芽や皮をしっかり取り除く必要があります。また、豚肉や刺身なども犬に与えて良い食材ですが、生の豚肉を食べると細菌やウイルスに感染してしまうリスクがありますし、人間用として処理された刺身は犬に与えても大丈夫ですが、食中毒などの危険性があるため、なるべく加熱してから与える方が良いでしょう。


それ以外にも、魚を与える際は骨をとる、野菜・果物を与える際は種やヘタを取り除くなど、食べられる食材の中にも与え方によって注意が必要な食べ物もあります。

03.人用に加工された食べ物

たとえば、その食材自体は食べさせられるものであったとしても、ジュースや缶詰、ドライフルーツ、ジャーキーなど人用に加工されたものは、油や調味料、糖分などが多く含まれており、犬に与えない方が良いものがほとんどです。食材は与えて大丈夫なものでも、与える前には人用に加工されたものではないか確かめるようにしましょう。

04.健康な成犬に与えても大丈夫な食べ物

犬に与えても大丈夫な食べ物もあります。ただし、子犬や老犬に与える際には小さく刻んだり、茹でて柔らかくして与えてあげましょう。また持病のある犬については特に注意が必要です。新しい食材を与える前にはかかりつけの獣医師さんに相談してから与えるようにしましょう。また、元気な成犬でも与える量については注意が必要です。どんな食べ物も食べ過ぎには注意しましょう。適度な量を愛犬に合わせて少しずつ与えてあげるようにしましょう。

フードに食材をトッピングする際の注意点

いつものフードに食材をトッピングしている飼い主さんも多いのではないでしょうか?トッピングがうまく活用することで足りない栄養素を補えたり、愛犬のフードの食いつきを高めることができます。ただし、与える際には下記のことに注意が必要です。注意すべき食材や栄養バランス、摂取量に十分注意しながら、上手にバランスの良い食事を心がけましょう!

処理やサイズなど与え方に注意を。 

特にトッピングする際には、愛犬が喉に詰まらせないよう食べやすい大きさにカットして与えるようにしましょう。固い野菜などは茹でて柔らかくしてかけてあげたり、すりおろしてあげるのもおすすめです。また果物や野菜をトッピングする際には、皮や芯、種やヘタをしっかり取り除いてからあげましょう。特に種や芯には、犬が中毒を引き起こす成分が含まれる場合があるのでしっかりした下処理が大切です。

フードと合わせたカロリーバランスを考える。

フードに混ぜて、トッピングする場合のトッピングの適正量は多くても1日の摂取カロリーの10%までといわれています。

愛犬に与えているフードのカロリーや栄養素を調べ、愛犬の体重と年齢などに合わせ1日の栄養・カロリーがトッピングと合わせてバランスよくなるように調整することが大切です。心配な場合は与えている量とトッピングの内容をかかりつけ動物病院の先生に相談してみましょう。

初めて与える食材は少しずつ

どんな食材でも犬によってはアレルギーを起こす可能性があります。初めて与える食材の場合は少量を与え体調の変化がないかを見るようにしましょう。特に持病のある犬については特に注意が必要です。新しい食材を与える前にはかかりつけの獣医師さんに与えて大丈夫か相談してから与えるようにしましょう。

愛犬が食べられる秋の食べ物

かぼちゃ

Photo by @masao0404

カボチャはその昔、戦国時代にポルトガルから持ち込まれたものといわれており、今では主に日本カボチャ・西洋カボチャ・ペポカボチャの3種類が日本で栽培されています。ビタミン豊富で健康促進効果が期待できるため、犬に与えてもよい野菜です。かぼちゃ含有の食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく、腸内環境にも良い影響を与えてくれるでしょう。ほんのりと甘い食べ物ですので、甘いものを好む愛犬にはご褒美としてあげるのも良いでしょう。

人間が食べる感覚で味付けしてしまうと塩分・糖分過多になるおそれがあるので、シンプルにそのまま与えましょう。種や皮には、オメガ3やオメガ6、βカロテンなどの栄養素が豊富に含まれています。栄養面でいえば与えたほうが良いですが、種や皮はのどに詰まらせる危険性があるので、なるべく与えないようにしてください。

大根

Photo by @rika_clover

アブラナ科ダイコン属の1年草で、古くから日本人になじみの深い定番野菜の一つです。大根には豊富な水分やビタミンC、カリウム、食物繊維など犬の健康保持に役立つ栄養素が豊富に含まれています。大根の約95%が水分なので、水分や栄養補給には最適です。疲労回復、消化を助ける、便通を整える効果があり、生でも茹でたものでも与えることができます。

里芋(さといも)

Photo by @akitainu__maru

東南アジアが原産のタロイモ類の仲間で、サトイモ科の植物です。他の芋よりも独特のぬめりが特徴的な里芋ですが、あのぬめりの招待はガラクタンという糖質とたんぱく質が結合したもので、血圧を下げ血中のコレステロールを取り除いてくれる効果があります。また、食物繊維も豊富なので、便秘改善にも役立ちます。

里芋にはシュウ酸カルシウムが含まれているため、生で与えると口などの粘膜に強い刺激を与えてしまいます。皮をむいてアクをとり、よく茹でてから食べさせましょう。

蓮根(れんこん)

Photo by @hasuhasune_daifukumaru

食用に用いられるハスの地下茎です。1年を通してスーパーで販売されていますが、旬は秋〜冬にかけてです。主成分はデンプンで、食物繊維やビタミンCが豊富に含まれているのが特徴で、疲労回復、免疫力アップのサポート、便通を整えるなどの効果が期待できます。ただしビタミンCは大量に摂取することで軟便や下痢の原因になることがあるので、注意しましょう。

食物繊維が豊富なので、消化しやすくするためにも茹でてやわらかくしたものを与えましょう。シャキシャキと噛みごたえがあり、楽しい食感なので愛犬のご飯のトッピングにもぴったりです。

Photo by @annko2015

9月頃から12月頃まで、10月頃が出荷の最盛期な果物です。一般にビタミンCのイメージは柑橘類やイチゴだと思いますが、柿はそれに負けないくらいビタミンCが豊富に含まれています。「柿が赤くなると、 医者が青くなる」ということわざにもあるように、健康にも良い栄養豊富な柿は愛犬が食べられる果物ですが、糖分が多いため食べすぎるとカロリーの摂りすぎになってしまいます。

干し柿も特に添加物は使われていないので、生の柿同様、犬に与えても問題ありませんが、こちらは水分が抜けている分、生柿より高カロリーなので、与えすぎに注意しましょう。腎臓機能が低下してきている場合や慢性腎臓病などの犬は、カリウム豊富な柿の与えすぎには注意が必要です。カリウムを摂りすぎると体内に溜まり、高カリウム血症になることがあります。
与える際には、皮と種は取り除き小さくカットしてあげましょう。

Photo by @__mfmfgram_

甘くてみずみずしく喉越しも爽やかな梨は、愛犬も食べることができる果物です。梨は柿とともに秋に食べたくなる果物で、日本の秋をあらわす風物詩でもあります。7月ごろから市場に出回り始めるので、水分たっぷりな梨は水分補給にもぴったりです。梨にはカリウムが多く含まれており、利尿作用があるのでむくみ解消にもぴったりです。

皮や芯は消化しにくい上に、丸ごと食べると、喉に詰まって窒息する恐れがあります。与える際には梨の皮や芯は取り除いてあげましょう。

秋刀魚(サンマ)

Photo by @torahina_pom

オホーツク海や北太平洋、日本海などの広い海域を回遊する魚です。夏から秋にかけて産卵のため南下を始めるさんまには旨みが凝縮されており、栄養価が高く、愛犬にも与えることができます。生きるうえで欠かせない栄養素を補うことができ、血管の流れを良くしたりエネルギー代謝を高めたりするなどを働きがあります。

EPA・DHAは熱に弱い性質を持つため、これらの栄養素をしっかり吸収するのであれば生食が理想です。しかし、生のさんまには寄生虫であるアニサキスや寄生しているおそれがあるため、必ず加熱してから与えましょう。

また犬は食べ物を丸呑みする習性があり、食べ物をすり潰すための歯が生えていません。たとえ小骨であっても危険ですので、喉や消化器官を傷つけないためにも身をほぐして小骨を除去してから食べさせましょう。

さつまいも

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8月~11月に旬を迎え、採れたてよりも数ヶ月貯蔵して余分な水分を抜かしたほうが美味しいといわれているさつまいも。食物繊維が豊富なさつまいもは、腸内環境を整えて便の排出を促すため、便秘気味の愛犬には期待できるでしょう。甘さの強い食べ物なので健康な犬だけでなく食欲が低下した犬の食いつきにも効果があります。

便の排出を促す働きを持つ食物繊維ですが、大量に摂取すると消化不良を引き起こす危険性があります。皮は特に消化に悪いだけでなく、のどに詰まらせる可能性もあるため、皮ごと与えるのではなく、皮を取って小さくカットしてから与えましょう。さらに、糖質が多く含まれているため食べ過ぎは肥満の元であり、習慣化してしまうと、エネルギー補給源であるドッグフードを食べなくなる可能性があります。おやつやトッピング程度にとどめて、毎日与えるのは控えた方がいいでしょう。

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鮭(サケ)

Photo by @azuki_the_gsd

秋に旬を迎える鮭は川で生まれ、海へと下って成長し再び生まれた川に戻って卵を産むのが特徴の魚です。オメガ3脂肪酸(n-3脂肪酸)であるEPAと DHA、ビタミンEの100~1000倍、ビタミンCの約6,000倍もの優れた抗酸化作用を持つといわれているアスタキサンチン、カルシウムの吸収をサポートする役割があり、骨の健康維持に役立つビタミンD、体の筋肉や皮、臓器を作るうえで欠かせないタンパク質などが含まれており、骨の健康や細胞の酸化の抑制、血液の流れを良くする効果などが期待できます。

しっかりと加熱すれば皮もあげることができ、フードのトッピングやおやつにもぴったりです。

Photo by @hiiisaaa987

ブナ科クリ属の落葉樹になる果実の総称です。世界中に数多くの品種がありますが、大きく分けると日本栗(和栗)をはじめ、中国栗、ヨーロッパ栗、アメリカ栗があります。中でも日本栗は自生する芝栗を改良したもので、粒の大きさはダントツです。秋のくだもので、甘さがあるので愛犬へのおやつにもぴったりです。

加熱していない状態の栗はとても硬く消化しにくいので、必ず柔らかくなるまで煮たものを細かく切って与えるようにしてください。また、渋皮の部分はとても苦く、タンニンという成分も含まれていますので、犬への与えやすさや消化の面から渋皮は取り除いてあげるのがよいでしょう。

白米

「白米」は愛犬に食べさせても大丈夫な食べ物です。犬にとって害のある成分は含まれておらず、良質なでんぷんやミネラルが犬の健康維持に役立つと考えられています。米には健康を維持していくうえで欠かせないタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。特にタンパク質と糖質は犬のエネルギー源となるため、活動量の多い愛犬にうってつけの食材です。しかし、米は犬にとって消化しにくい食べ物でもあるため、与え方や与える量に注意が必要です。

米は犬にとって消化しやすい食べ物とはいえません。人間であれば好みの炊き方や固さがあると思いますが、愛犬に与える際はしっかり炊いて柔らかくなった米を与えましょう。おかゆのように水分多めにすると、食べやすくなり、水分補給も一緒にできるといったメリットがあります。

りんご

りんご(林檎)には、抗酸化作用で有名なポリフェノールが多く含まれており、これは犬にとっても酸化や老化などを防止してくれるなどの良い効果があります。りんごに多く含まれる水溶性食物繊維のペクチンが消化を促進させ、胃酸のバランスを整えてくれますが、このペクチンは犬にとっても整腸作用をもたらしてくれます。

ただし、シラカバ、ヨモギ、ブタクサ、スギなどに元々アレルギーを持つ愛犬に与えるのはなるべく避けましょう。アレルギーを引き起こしてしまう危険性があります。

また、種や芯は消化が難しいため、犬に与える際には取り除いて与えましょう。大きくカットして与えてしまうと、食道に詰まったり、消化が追い付かずに嘔吐や下痢を起こしたりしかねませんので、特に子犬・老犬の場合は細かく切って与えるようにしましょう。皮も消化がしにくいため剥いた方が良いですが、皮つきで与える場合はさらに小さくカットしてください。

えのき

種類が豊富なキノコ類の中でもエノキは犬に食べさせても大丈夫だといわれています。特にエノキには心を落ち着かせたりストレスをやわらげたりする効果が期待できるため、愛犬が繊細な性格の場合はぜひ与えたい食べ物となります。また、不溶性食物繊維がとても豊富なことから、便秘を解消する効果も期待できるでしょう。

生のエノキには「フラムトキシン」という、体内の赤血球を破壊してしまう溶血作用をもつ毒素が含まれています。よって犬にエノキを生のまま与えてしまうと、貧血や高カリウム血症などを引き起こす危険性が非常に高いと考えられるため、必ず過熱してから与える必要があります。エノキには食物繊維が豊富に含まれていることから愛犬の体質によっては消化不良を引き起こしてしまう危険性があります。栄養は豊富ですがあくまでおやつやトッピング程度の量にとどめておくようにしましょう。

焼き芋

秋・冬の風物詩ともいえる焼き芋ですが、実は日本の伝統的な料理の一つであり歴史的には焼江戸時代に庶民の間で広まったとされています。当時もサツマイモは栄養価が高く、手軽に栄養を摂取できる食材として人気があり、そのまま食べるだけでなく、お好み焼きやおでんの具材としても使われていました。そんな焼き芋は犬に食べさせてもOKな食材です。

さつまいもには焼くことで甘みがアップしてホクホク感も増すという特徴があることに加えて、エネルギー源となる炭水化物や腸内環境を整える食物繊維、ビタミンCなどが豊富に含まれているというメリットがあります。よって無添加の手作りおやつを与えたいという飼い主さんには、手軽に自宅で作って与えることができるおすすめの食べ物となるでしょう。

焼き芋の皮の部分にはポリフェノールやアントシアニンといった体に良い栄養素が豊富に含まれています。しかし焼き芋の皮は消化に悪く、犬に与えると消化不良によって下痢などを引き起こす危険性があります。よって犬に焼き芋を与えるときには皮をむいてから与える方がおすすめです。

焼き芋はじっくり時間をかけて加熱してあるため、調理前のさつまいもと比較して水分が減った分、糖度が高まることで同じ量でもカロリーが高くなっているという注意点があります。よってカロリーオーバーにならないよう与える量は控えめにするようにしておきましょう。

うなぎ

天然うなぎの旬は10月〜12月にかけてと言われています。スタミナ食の代名詞としても知られるうなぎ(ウナギ)には、ビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンD、ビタミンEや、さらに脂質の部分にはDHA、EPAも豊富に含まれています。目の健康維持、皮膚や粘膜の健康維持、疲労回復のサポート、脳や血管の健康維持など様々な効果を期待できます。

白焼き、かば焼きとも犬が食べても問題はありませんが、市販のタレをかけないよう気を付けましょう。

ごま

栄養豊富なごまは、犬に与えても大丈夫な食材です。サイズも小さいため、のどに詰まらせるなどの心配もないでしょう。ただ、意外と脂質が多いのが注意すべきポイントです。犬がごまを摂取することで、脂溶性ビタミンの吸収促進や抗酸化作用などが期待できます。

ごまを与えるなら、普段のドッグフードのトッピングとして与えてみましょう。風味が良くなり、食いつきが良くなるかもしれません。ドッグフードをなかなか食べてくれない愛犬におすすめです。また、ごまの皮は硬く、そのまま与えても犬は消化吸収できません。消化できないと栄養を吸収できないだけでなく、胃や腸に負担がかかるおそれがあります。食べる直前にごまをすり潰してから与えるのがおすすめです。

きなこ

きなことは、大豆を焙煎して製粉したものです。大豆をまるごと粉にしたものなので、大豆の栄養がそのまま含まれているといっても過言ではありません。きなこは栄養価の高い食べ物なので、犬に与えても大丈夫な食材です。パウダー状なので、大豆の摂取よりも栄養を吸収しやすい利点があります。

人間が食べる用のきなこには、砂糖が含まれているものもあります。砂糖の含有率が低いものであっても、犬にとっては砂糖の過剰摂取になってしまう場合があります。購入する際は原材料を確認し、きなこ(大豆粉末)以外何も含まれていないものを選んでください。犬用のきなこやきなこ入りおやつなども販売されています。原材料や与える量に不安な飼い主さんは、犬用きなこを購入しましょう。

パクチー

犬に対して非毒性のハーブで、人だけでなく犬にとっても健康促進効果が期待できる食材です。犬がパクチーを食べると、活性化酸素の働きが抑えられ、疲労や老化が加速するのを防げると考えられています。食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整える働きも期待できます。

食物繊維が多く含まれているパクチーを摂取することは健康に良い反面、消化しにくいというデメリットもあります。犬は食物繊維の消化が得意ではありません。与える際は、あらかじめ細かく刻み、胃や腸への負担を軽減させてあげましょう。パクチーは犬に与えても良いハーブですが、全てのハーブが犬にとって安全というわけではありません。愛犬に手作り食を与えている人や、家でハーブを育てている人は、与えてはいけないハーブを把握しておきましょう。

落花生

ビールのおつまみやダイエット中の間食などとして私たちにとって、とてもなじみ深い落花生ですが、実は手軽に食べられる小さな粒の中に栄養素も健康効果もぎっしり詰まっているスーパーフード。基本的に落花生(ピーナッツ)は犬に食べさせても大丈夫な食べ物です。ただし、脂質が多く消化にはよくないため、積極的に子犬や老犬に与えることは避けるようにしましょう。

また、殻つきの落花生をそのまま食べてしまったりすると下痢を引き起こしてしまう危険性があるため与える量には気を付けて、殻はむいてからあげるようにしてください。

ほうれん草

ほうれん草はビタミン、ミネラルが豊富に含まれる代表的な緑黄色野菜です。ほうれん草に含まれる非ヘム鉄は吸収率が低いため、含有量が多い野菜を摂取しても効果が期待できないといわれています。しかし、非ヘム鉄の吸収率を高めるビタミンCがほうれん草には豊富に含まれているため、ほうれん草の摂取は、貧血予防に効果的だと考えられています。

また、ほうれん草に含まれるシュウ酸は、カルシウムの吸収を阻害する働きを持ちます。
調理法を工夫してシュウ酸を除去することはもちろんですが、食事のバランスを見ながらほうれん草を適量与え、過剰摂取に気をつけましょう。醤油や塩を足すなどの味付けはせずに与えてください。

秋の食材を使用した手作り犬ご飯レシピ 「鮭と山芋のお好み焼き」

鮭と山芋のお好み焼き
※ 成犬(体重5kg前後)の1食分

生鮭 40g
山芋 30g
キャベツ 40g
クコの実(あれば) 4個~5個
大葉 1枚
小麦粉もしくは米粉 15g
大さじ2
かつおぶし ひとつまみ
青海苔 ひとつまみ

作り方

  • 【STEP 1】材料のカットと下拵えをします。
    クコの実は小さじ1杯ほどの水に浸して柔らかくなるまでふやかしてから、2~3個にカットします。大葉は短めの千切り、キャベツは5ミリサイズ、鮭はひとくちサイズに切ります。
  • 【STEP 2】山芋をビニール袋に入れ、棒でつぶします。小さなゴロゴロが残る程度でOK。すりおろしてもよいですが、この方法はヌルヌルで手が汚れずにつぶせます。
  • 【STEP 3】ボウルで小麦粉と水をよく混ぜ合わせた後、全ての材料を入れて混ぜます。クコの実はふやかした際の水ごと入れます。山芋はビニールの角をハサミでカットして絞り出すと便利です。
  • 【STEP 4】よく混ぜた生地を熱したフライパンに入れ、丸く整えます。くっついてしまうフライパンをお使いの場合は、薄く油をしいてください。
  • 【STEP 5】しっかり火が通るまで、蓋をして弱火でじっくりと両面焼きます。
    焼きあがったら皿にうつし、かつおぶしと青海苔をトッピングして完成です。

鮭はわんこにも与えやすいお魚です。わんこに与える際には塩鮭ではなく、かならず生鮭を選びましょう。紅鮭、白鮭、銀鮭などがあり、一般的には、白鮭や銀鮭が多く売られています。人が食べるには脂質が高い銀鮭が美味しいですが、わんこには紅鮭もしくは白鮭がおすすめです。

鮭は赤い色をしていますが、白身魚の一種です。赤い色はアスタキサンチンという成分の色で、その強力な抗酸化力はビタミンEの500倍~1000倍とも言われ、活性酸素を取り除いてくれる為、免疫力UPやがん予防の効果も期待できます。その他、ビタミン類、不飽和脂肪酸であるEPAとDHAも豊富に含みます。

薬膳的には、胃を温めて胃腸のはたらきをよくする、水分代謝をよくしてむくみをとる、血液の流れをよくする、などのはたらきなどがあります。体を温める性質がありますが、肉類と比べると、穏やかに優しく温めてくれる為、1年中手作りごはんに取り入れて頂けます。


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