【吠える犬】吠えやすい犬種はあるの?吠える犬との付き合い方。

【吠える犬】吠えやすい犬種はあるの?吠える犬との付き合い方。

言葉を話すことができない犬にとって吠えることは、私たちが言葉を話すことと同じように自分の意思を伝える行動の一つです。

犬は吠えることでさまざまな感情を伝えたり、危険を知らせるなどの自分の意思を飼い主に知らせます。

また、育種の過程で吠えることを強化されてる犬種はもちろん、怖がりだったり分離不安症の犬も吠えやすくなることがあります。

ここでは、そんな吠えやすいことで知られている10種類の犬種ご紹介します。

吠えやすい犬種10選

01チワワ

最小の犬種として人気の高いチワワは、警戒心が非常に強い性質が特徴です。そのため、小さいながらよく吠えることで知られています。また、神経質な一面から、吠える以外に噛みつく事もあります。

02ミニチュアピンシャー

ミニピンと呼ばれ世界中で絶大な人気を誇るミニチュア・ピンシャーは南ドイツ原産の犬種です。ネズミ捕りの犬として作出され、小型犬ながら大胆で活発、機敏で警戒心が強い番犬として有能な犬種です。

よく吠える犬種としても知られているミニチュア・ピンシャーですが、その理由としてあげられるのが、警戒心の強さや神経質な性質。また、興奮しやすい面も吠える原因となっています。

03ミニチュア・ダックスフント

ダックスフントとはドイツ語でアナグマを意味しています。ダックスフントには、スタンダード、ミニチュア、カニンヘンの3つのサイズとスムース、ロング、ワイヤーと3つの被毛タイプがあります。

どのタイプも、本来はアナグマの巣穴に入ってアナグマを追い出す作業をするために作出された犬種で、地下の巣穴から大きな声で吠えることで、飼い主に巣穴の位置を知らせることを使役としていました。

そのため、ミニチュア・ダックスフントであっても大型犬並みの大きな声で吠えることが特徴です。

04ポメラニアン

スピッツ種の中で最も小さな犬種がドイツ原産のポメラニアンです。スピッツの由来は、ロシア語の「火」を意味する単語からくるもので、火がついたようによく吠える犬種であることを表していると言われています。

そんなスピッツ種の遺伝子を持つポメラニアンは、よく吠えることも特徴の一つです。大きな目ともふもふの被毛が可愛く小型犬ながら活発で賢い性質ですが、気が強くわがままな面もあります。

05ビーグル

野ウサギの匂いを追うセントハウンドとして活躍していたビーグルはイギリス原産の犬種とされていますが、その誕生の経緯は現在でも不明です。嗅覚で狩りをするセントハウンドの中で最も小さいビーグルは、勇敢ながら用心深く、賢い性質が特徴です。

また、群れで狩りをするために複数頭で飼育されていたことから、群れに自分の居場所を教えるためや獲物がいることを知らせるために大きな声で吠えることが本能として備わっています。

06マルチーズ

世界最古の愛玩犬と言われるマルチーズは、紀元前1500年ごろマルタ島に持ち込まれた犬が基礎犬となっていると言われています。

マルチーズの記録は、紀元前300年ごろから残されており、14世紀初めにはイギリスのヘンリー8世によって溺愛されていたとされています。愛玩犬として多くの貴族に愛されてきたマルチーズですが、美しい容姿からは想像もつかない運動能力の高さを持つアスリートでもあるのです。

頑固で意志が強い性格から、要求吠えや警戒吠えが多い犬種ですが、訓練によって抑えることが可能です。

07ウエルシュ・コーギー
・ペンブローク、
ウエルシュ・コーギー
・カーディガン

古代ケルト語で「犬」を意味するコーギーと名付けられたウエルシュ・コーギーには、ペンブロークとカーディガンの2タイプがあります。どちらも原産国イギリスでは最も古い犬種のひとつで、古くから牛追い犬、牧場の番犬として人間のパートナーとして暮らしてきた犬種です。牧畜犬として、牛のかかとに噛みついたり吠えながら牛を追うことを使役としていました。

また、番犬としても有能であったため、吠えることが仕事だと考えている犬種です。ウエルシュ・コーギー・ペンブロークは、やや興奮しやすい性質、ウエルシュ・コーギー・カーディガンは、警戒心が強く見知らぬ人に攻撃的な面がある性質のため、どちらも吠えやすい犬種です。

08ボーダーコリー

日本ではドッグスポーツでも活躍しているボーダーコリーですが、本来は牧羊犬として活躍してきた犬種です。ボーダーコリーの起源はとても古く、8世紀後半から11世紀にかけて、スカンジナビア半島にいたバイキング氏によってスコットランドに持ち込まれたトナカイ用の牧羊犬が祖先であると言われています。

原産地であるスコットランドとイングランドの国境付近は、岩場が多いエリアで、人が牧畜をまとめるのが困難であったことから、ボーダーコリーの力を借りたという説もあります。

全犬種中トップクラスの賢さと、活発で、作業意欲が強いことから訓練性は高いですが、吠えることも作業の一つと考えている可能性がある犬種です。

09シェットランド
・シープドッグ

シェットランド・シープドッグの起源については諸説ありますが、スカンジナビア原産のサモエドに似た牧畜犬とイギリス原産のコリー種を基礎犬として、キング・チャールズスパニエル、ポメラニアン、ボーダーコリー、ラフコリー、アイスランド原産のシープドッグなどから育種されたのがシェットランド・シープドッグです。

小型ながら有能な牧畜犬として誕生したシェットランド・シープドッグは、「動物の群れを集める、移動させる」ことを得意とするハーディングドッグとして活躍していました。シェットランド・シープドッグの得意としているのは、吠えながら動物の周囲を回って追い込み、動物の群れを一ヶ所に集めること。

吠えることが仕事であったシェットランド・シープドッグのため、吠えないようにしつけをすることが難しい犬種とも言えます。

10サモエド

真っ白なもふもふがトレードマークのサモエドは、極寒のシベリア原産の犬種です。形の整ったアーモンドアイと口角が上がった顔がいつもニコニコ笑っているように見えることからサモエドスマイルと称され人気があります。

シベリアン・スピッツとも呼ばれるサモエドは、マイナス60度にも及ぶ厳寒の地で遊牧民と暮らしトナカイの番犬として大切に育てられてきた犬種です。

フレンドリーで温和な性格ですが、吠えることが使役であったためよく吠えます。特に、常に人と共に暮らしてきたことから孤独になることが最も苦手で、注目を集めようと吠えることも特徴です。

吠える犬と上手く付き合うポイント

犬が吠えることは私たちの生活環境では迷惑となる場面が多く、多くの飼い主の悩みとなっていることも事実です。そのためには、犬が吠えている理由を知ることがとても大切です。

犬が吠える主な理由には、本能から吠える警戒吠え、飼い主に欲求を伝えたい要求吠え、嬉しい時などに吠える興奮吠えの3つが挙げられます。また、痛みがあるときに吠えることがあります。

しかし、吠えたからといってむやみに叱ってしまうことは、かえってマイナスになることもあります。また、大きな声を出すことでますます犬が興奮し吠えてしまうことも。

どんな状況でも、まずは飼い主が冷静になり、なぜ吠えているのか理由を探ることが上手く付き合うポイントです。

まとめ

犬が吠えている理由を理解して、原因にあわせた対処法を取ることが大切です。犬にとって「吠える」ことは言葉の代わりであることを忘れずに、正しい対処法を取ることが吠えをやめさせる近道かもしれません。

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