1. TOP
  2. ワンコ記事nowa
  3. 犬の食べ物ガイド
  4. その他の食べ物
  5. 愛犬が食べられる熱をあげる食材まとめ一覧
愛犬が食べられる熱をあげる食材まとめ一覧

愛犬が食べられる熱をあげる食材まとめ一覧

本記事は獣医師やペット栄養管理士が執筆・監修を行っております。

私たちが普段から口にしているさまざまな食材。この果物を愛犬にあげたいな、この野菜は犬が食べても平気なのかな?そんなことを思ったことのある飼い主さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか? 

この記事ではそんな疑問を解決する「愛犬に食べさせることのできる熱をあげる食材」をご紹介します。寒い季節や寒がりな愛犬に与える食材の参考にしてみてください。


犬に食材を与える際の注意点

その食材が犬に与えて良いものかどうかを調べましょう。

食材には以下の4つのパターンがあります。食材を与える際にはそれがどれにあたるかを把握する必要があります。

01.中毒・アレルギーを起こす絶対に与えてはいけない食べ物

犬に与えると「テオブロミン」という成分が、嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こすチョコレート、「アリルプロピルジスルフィド」という成分が、貧血症状や下痢、嘔吐を引き起こすねぎや玉ねぎ。それ以外にもぶどう・レーズンや、アボカド、マカダミアナッツ・クルミ、キシリトールなど、食材の中には犬に与えると重篤な症状を引き起こすものがあります。


犬に手作りご飯や食材トッピングなどをする際は必ずこの犬に与えてはいけない食材を把握しておくようにしましょう。下記の記事でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。

02.与える際に注意が必要な食べ物

食材の中には基本的には与えても大丈夫ですが、与え方によっては注意が必要なものがあります。例えばじゃがいも。じゃがいもは犬に与えても大丈夫ですが、じゃがいもの芽や皮には「ソラニン」「チャコニン」という毒素が含まれていますので、与える際には芽や皮をしっかり取り除く必要があります。また、豚肉や刺身なども犬に与えて良い食材ですが、生の豚肉を食べると細菌やウイルスに感染してしまうリスクがありますし、人間用として処理された刺身は犬に与えても大丈夫ですが、食中毒などの危険性があるため、なるべく加熱してから与える方が良いでしょう。


それ以外にも、魚を与える際は骨をとる、野菜・果物を与える際は種やヘタを取り除くなど、食べられる食材の中にも与え方によって注意が必要な食べ物もあります。

03.人用に加工された食べ物

たとえば、その食材自体は食べさせられるものであったとしても、ジュースや缶詰、ドライフルーツ、ジャーキーなど人用に加工されたものは、油や調味料、糖分などが多く含まれており、犬に与えない方が良いものがほとんどです。食材は与えて大丈夫なものでも、与える前には人用に加工されたものではないか確かめるようにしましょう。

04.健康な成犬に与えても大丈夫な食べ物

犬に与えても大丈夫な食べ物もあります。ただし、子犬や老犬に与える際には小さく刻んだり、茹でて柔らかくして与えてあげましょう。また持病のある犬については特に注意が必要です。新しい食材を与える前にはかかりつけの獣医師さんに相談してから与えるようにしましょう。また、元気な成犬でも与える量については注意が必要です。どんな食べ物も食べ過ぎには注意しましょう。適度な量を愛犬に合わせて少しずつ与えてあげるようにしましょう。

フードに食材をトッピングする際の注意点

いつものフードに食材をトッピングしている飼い主さんも多いのではないでしょうか?トッピングがうまく活用することで足りない栄養素を補えたり、愛犬のフードの食いつきを高めることができます。ただし、与える際には下記のことに注意が必要です。注意すべき食材や栄養バランス、摂取量に十分注意しながら、上手にバランスの良い食事を心がけましょう!

処理やサイズなど与え方に注意を。 

特にトッピングする際には、愛犬が喉に詰まらせないよう食べやすい大きさにカットして与えるようにしましょう。固い野菜などは茹でて柔らかくしてかけてあげたり、すりおろしてあげるのもおすすめです。また果物や野菜をトッピングする際には、皮や芯、種やヘタをしっかり取り除いてからあげましょう。特に種や芯には、犬が中毒を引き起こす成分が含まれる場合があるのでしっかりした下処理が大切です。

フードと合わせたカロリーバランスを考える。

フードに混ぜて、トッピングする場合のトッピングの適正量は多くても1日の摂取カロリーの10%までといわれています。

愛犬に与えているフードのカロリーや栄養素を調べ、愛犬の体重と年齢などに合わせ1日の栄養・カロリーがトッピングと合わせてバランスよくなるように調整することが大切です。心配な場合は与えている量とトッピングの内容をかかりつけ動物病院の先生に相談してみましょう。

初めて与える食材は少しずつ

どんな食材でも犬によってはアレルギーを起こす可能性があります。初めて与える食材の場合は少量を与え体調の変化がないかを見るようにしましょう。特に持病のある犬については特に注意が必要です。新しい食材を与える前にはかかりつけの獣医師さんに与えて大丈夫か相談してから与えるようにしましょう。

体温をあげる効果のある肉の種類

鶏肉

必須アミノ酸がバランスよく含まれている良質なタンパク質源のため、皮膚や被毛などの健康を維持する効果があるといわれています。また、エネルギー源になることから疲労回復、さらには老犬にとって筋肉維持や関節の動きを助けるなどの効果が期待されるでしょう。特に渡り鳥の胸肉には抗酸化作用のあるイミダゾールペプチドが多く含まれているため、活性酸素を抑えることで老化防止の働きにも役立つと考えられます。

生の鶏肉には大腸菌やサルモネラ菌、カンピロバクターなどの細菌が付着している危険性が非常に高いため、必ず茹でるなど火を通してから与えてあげましょう。また、フライドチキンや唐揚げなどはの鶏肉の加工食品は塩や砂糖、香辛料などによって味つけされているため与えてはいけません。

ささみ

ささみは低脂肪・高タンパクで、他の肉類と比較して低カロリーに加え、脂質や糖質の代謝を促してくれるナイアシンが多く含まれているため、肥満気味で体重が気になる子におすすめの食材です。また、他の肉類に比べ、ささみは消化が良いことから、胃腸が弱い犬や高齢犬にも適しています。さらに、嗜好性も高いので、食欲がない時の補助食としても使いやすく、ささみは犬にとって魅力的で健康的な食材です。

生のささみには、サルモネラ菌やカンピロバクターなどの細菌がが含まれる可能性があります。そのため、犬にささみを生のまま与えてしまうと食中毒を起こし、下痢や嘔吐、腹痛などの症状を引き起こすリスクがあるのです。65°Cで数分間加熱することによりカンピロバクターはほぼ死滅しますので、肉の中心が白くなるまでしっかりと加熱してから与えるようにしてください。
また、塩分や調味料は使用せず、シンプルに茹でるか蒸して与えるようにしましょう。

羊肉(ラム)

羊肉は必須アミノ酸がバランス良く含まれている良質な動物性タンパク源であり、また犬の消化吸収にも適した食材のため消化器官に負担をかけにくいと考えられています。さらに他の肉類と比較してラム肉に含まれる脂肪は消化吸収がはじまる温度が40°Cと高いため、体に脂肪が吸収されにくいということができるでしょう。

羊肉は他の肉類と比べて寄生虫や細菌の数が少ないといわれていますが、100%いないといい切ることはできません。また、健康な成犬ならば問題がなくても免疫力が弱い子犬や老犬の場合は、体調不良を引き起こす危険性があります。よって、生食は絶対にやめるようにしましょう。
ちなみにラムは生後1年未満の子羊の肉、マトンは生後1年以上の成羊の肉となります。

鹿肉

犬に鹿肉を与えるメリットとしては低脂質・低カロリーでありながら、良質なタンパク質を摂取することができるという点になります。さらに人間と生活を共にしている家庭犬たちにとって新奇(新しい、めずらしい)の肉になるため、アレルギー反応が出にくい可能性がありつつ交差性がないことかつ野生動物なので合成保存料など添加物を含む餌を食べていないという理由からもアレルギーが出にくい肉として注目されています。

鹿肉は新奇の肉になるため、アレルギー反応が出にくくかつ交差性がないことから低アレルゲンの食品といわれていますが、犬によっては鹿肉を食べることで食物アレルギーを起こしてしまうケースも考えられます。

また、鹿肉は他の肉に比べて銅の含有量が多めという特徴があります。よって銅蓄積性の肝臓病になりやすいと考えられているベドリントン・テリア、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ドーベルマン・ピンシャー、ダルメシアン、ラブラドール・レトリバーなどの犬種には与えない方が安心です。

レバー

レバーにはタンパク質やビタミンA、鉄などが豊富に含まれているため、これらの栄養素を効率よく摂取できます。また、それぞれの栄養素が持つ貧血や疲労回復、目や皮膚の健康といった効果も期待できる食材です。

ただし、生のレバーには、食中毒を起こす菌が潜んでいる可能性があるため、必ず加熱してから与えましょう。目安としては、中⼼部の温度が63℃で30分間以上、または75℃で1分間以上温めましょう。人間同様、犬が食中毒にかかってしまうと、元気な犬であっても嘔吐や下痢などの症状を引き起こす可能性が高いでしょう。生のレバーを触った箸を使わないなど、衛生管理にも徹底して気をつけましょう。

体温をあげる効果のある魚

カツオ

スズキ目・サバ科に属する魚の一種で、一般的には4〜5月にはじめのピークを迎える初カツオのシーズンと、三陸沖で漁獲される戻りカツオの8月中旬から9月下旬あたりが旬と言われています。たんぱく質がとても豊富でカロリーが肉より低く、さらに筋肉を補修したり、疲労を回復させたりする効果のあるバリンという必須アミノ酸も含まれている食材です。疲労回復という点では、カツオに多く含まれるビタミンB群の1つでるナイアシンも効果があります。
生で与えるのは厳禁!必ず加熱し、筋や骨を取りカットして与えてあげましょう。

鮭(サケ)

秋に旬を迎える鮭は川で生まれ、海へと下って成長し再び生まれた川に戻って卵を産むのが特徴の魚です。オメガ3脂肪酸(n-3脂肪酸)であるEPAと DHA、ビタミンEの100~1000倍、ビタミンCの約6,000倍もの優れた抗酸化作用を持つといわれているアスタキサンチン、カルシウムの吸収をサポートする役割があり、骨の健康維持に役立つビタミンD、体の筋肉や皮、臓器を作るうえで欠かせないタンパク質などが含まれており、骨の健康や細胞の酸化の抑制、血液の流れを良くする効果などが期待できます。


しっかりと加熱すれば皮もあげることができ、フードのトッピングやおやつにもぴったりです。

鰤(ブリ)

必須脂肪酸のDHAとEPAを摂取できます。体内合成できない栄養素なので、積極的に摂取することで血液や脳などあらゆる器官に効果を発揮することが期待されています。またブリの皮にはコラーゲンが豊富に含まれています。摂取することで関節の動きをスムーズにしたり、肌のハリや弾力、毛艶を良くしたりする働きがあります。

生のブリには、ビタミンB1欠乏症の原因物質であるチアミターゼが含まれているため、しっかりと加熱したものを与えましょう。

さばは、犬にあげても大丈夫な食材です。たんぱく質はもちろん、有名なDHA・EPAの他、ビタミンB2・B6・B12、ビタミンDなど、栄養が豊富な魚です。DHAやEPAに代表されるオメガ3系高度不飽和脂肪酸を豊富に含んでいるため、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす一方、善玉コレステロールを増やす働きがあります。

青魚の食べ過ぎは「黄色脂肪症」に繋がりますので、少量をよく茹でて、骨を取り除き、細かくほぐして与えましょう。また、鯖の缶詰には塩分など味付けが濃いものが多いので、与える場合は「鯖の水煮缶」を少量与えるようにしましょう。生のさば(鯖)や鮮度の低いさばはあたえないようにしましょう。

体温をあげる効果のある野菜

かぼちゃ

カボチャはその昔、戦国時代にポルトガルから持ち込まれたものといわれており、今では主に日本カボチャ・西洋カボチャ・ペポカボチャの3種類が日本で栽培されています。ビタミン豊富で健康促進効果が期待できるため、犬に与えてもよい野菜です。かぼちゃ含有の食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく、腸内環境にも良い影響を与えてくれるでしょう。ほんのりと甘い食べ物ですので、甘いものを好む愛犬にはご褒美としてあげるのも良いでしょう。

人間が食べる感覚で味付けしてしまうと塩分・糖分過多になるおそれがあるので、シンプルにそのまま与えましょう。種や皮には、オメガ3やオメガ6、βカロテンなどの栄養素が豊富に含まれています。栄養面でいえば与えたほうが良いですが、種や皮はのどに詰まらせる危険性があるので、なるべく与えないようにしてください。

生姜

血流が良くなることで、免疫力の向上や殺菌効果が期待できる食べ物です。一年中スーパーで購入することができますが、夏6~8月に出回る新生姜はハウス栽培のものが多く、一般的な生姜は4月頃に植え付けをして、9月~11月に収穫します。生姜を加熱することで発生するショウガオールには、血行を促進たり胃腸を刺激したりすることで、体を深部から温める効果があるため、体が冷える冬にピッタリ。

ただ、たくさんの量の生姜を一気に与えると、胃腸に負担をかけるおそれがあります。必ず少量ずつ与えましょう。特に胃腸の弱い犬には注意が必要です。そのまま与えるのではなく料理に混ぜて与えるのがおすすめです。

蓮根(れんこん)

食用に用いられるハスの地下茎です。1年を通してスーパーで販売されていますが、旬は秋〜冬にかけてです。主成分はデンプンで、食物繊維やビタミンCが豊富に含まれているのが特徴で、疲労回復、免疫力アップのサポート、便通を整えるなどの効果が期待できます。ただしビタミンCは大量に摂取することで軟便や下痢の原因になることがあるので、注意しましょう。

食物繊維が豊富なので、消化しやすくするためにも茹でてやわらかくしたものを与えましょう。シャキシャキと噛みごたえがあり、楽しい食感なので愛犬のご飯のトッピングにもぴったりです。

ごぼう

ごぼうといえば、食物繊維のイメージがありますが実はミネラルも比較的豊富です。ごぼうの食物繊維は、水分を大量に吸収し便を軟らかくし便通を良くしてくれます。歯ごたえがあるので、好んで食べてくれる犬も多いでしょう。さらに疲労回復をサポートするアスパラギン酸、犬の体内で抗酸化物質として働くクロロゲンなども含まれています。

水溶性食物繊維「イヌリン」と不溶性食物繊維「リグニン」が含まれていて、他の根菜類に比べてもかなり食物繊維が多い野菜です。便通を整えてくれる働きが期待できますが、かなり固く、アクもあります。アクをしっかり抜いて、やわらかく茹でてから与えましょう。なるべく細かく刻んで食べやすくしてください。

にんじん

東洋系ニンジンと西洋系ニンジンに大きく分けられ、東洋系は細長く、西洋系は太く短いのが特徴で、昔から薬や食用としての栽培が行われてきました。加熱すると甘味が出るのが特徴です。緑黄色野菜の代表で、栄養価が高く、カロテンや葉酸、食物繊維などが多く含まれる野菜人参には、抗酸化作用のあるカロテンも含まれます

やわらかく茹でてから小さくカットしたものを与えるのがおすすめで、おやつで与えるときは、細長くカットしてスティック状にしてあげましょう。子犬やシニア犬には、すりおろしてフードにかけてあげると食べやすくなります。

納豆

発酵食品である納豆は、昔から保存食として親しまれており、栄養価の高い食べ物です。

納豆の特徴であるネバネバは、納豆菌が大豆に含まれるタンパク質を分解することで発生したもので、フラクタンという成分からできています。この納豆菌は熱や乾燥に強く、氷点下でも活発なので、年中作ることができます。特に日本食には欠かせない納豆は犬も食べることができます。

タンパク質が多く含まれていて栄養豊富な納豆ですが、犬にとって植物性タンパク質は、動物性タンパク質と比べて消化吸収しにくい食べ物です。そのため、メインの食材として与えるのではなく、トッピングやおやつ程度に与えるといいでしょう。粒を丸呑みしても問題ありませんが、消化吸収のスピードを考慮すると小粒やひきわりがおすすめです。

ブナ科クリ属の落葉樹になる果実の総称です。世界中に数多くの品種がありますが、大きく分けると日本栗(和栗)をはじめ、中国栗、ヨーロッパ栗、アメリカ栗があります。中でも日本栗は自生する芝栗を改良したもので、粒の大きさはダントツです。秋のくだもので、甘さがあるので愛犬へのおやつにもぴったりです。

加熱していない状態の栗はとても硬く消化しにくいので、必ず柔らかくなるまで煮たものを細かく切って与えるようにしてください。また、渋皮の部分はとても苦く、タンニンという成分も含まれていますので、犬への与えやすさや消化の面から渋皮は取り除いてあげるのがよいでしょう。

乾燥と冷えに!ワンコのお腹も温める
「ほっこり豆乳クリームシチュー」

ほっこり豆乳クリームシチュー
※ 成犬(体重5kg前後)の1食分

鶏むね肉 40g
さつまいも 40g
にんじん 20g
かぶ 40g
しめじ 20g
ブロッコリー 20g
パセリ(あれば) ひとつまみ
黒すりごま ひとつまみ
本葛もしくは片栗粉 小さじ1
無調整豆乳 大さじ2

作り方

  • 【STEP 1】材料のカットと下拵えをします。
    ブロッコリーは別茹でして、細かくしておきます。にんじん、しめじはみじん切りに、かぶ、さつまいもは5ミリ四方にカットし、さつまいもは水にさらしておきます。鶏むね肉は野菜よりも少し大きめにカットします。本葛は大さじ1の水によく溶かしておきます。
  • 【STEP 2】鍋に水150cc~200ccを入れて火にかけ、沸いたらカットした具材(ブロッコリー以外)を入れて煮込みます。
食材がしっかり柔らかくなったら、水溶きの本葛を入れてとろみが出るまで混ぜます
  • 【STEP 3】とろみが出たら火を止めて豆乳を加え、ブロッコリーを入れます。(冷凍のブロッコリーをお使いの場合は火を止める前に入れて下さい。)
  • 【STEP 4】器によそって、黒すりごまと刻んだパセリを散らしたら完成です。

鶏肉は、温性で栄養価が高く、胃腸に優しい為、特に秋冬の寒い季節におすすめのお肉です。消化がいいので、病中病後の食事や胃腸が弱い子、シニアさんにもおすすめです。アミノ酸がバランスよく含まれているので筋肉の強化にも適しています。皮の下に集中している脂質は、極力取り除いてあげましょう。

むね肉は皮膚や粘膜を健康に保つナイアシンやビタミンAなどが豊富に含まれます。ささみは高たんぱくで低カロリーですが、他の部位に比べてリンが高いので与えすぎには注意が必要です。手羽先・手羽元、鶏軟骨などはコラーゲンやグルコサミンが豊富で、関節ケアや毛艶をよくして若さを保つのに有効です。

ワンコにもとても与えやすいイメージがある鶏肉ですが、特に肉の部分は体を温める働きが強く、体質によっては余分な熱が体にこもりやすくなると言われています。気温が高くなくても暑がっているような子やハァハァしている子、舌が赤い子、体が熱い子などには注意が必要です。また、内臓部分はコレステロールが高い為、頻度や量に気をつけましょう。


Contact

ワンコnowa広告掲載の
お問い合わせ

ワンコnowaへの広告出稿・プロモーションなどのご相談は
こちらからお問い合わせください。

今、読んでほしい記事

犬と泊まれる宿 人気エリア

PAGE TOP