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残っているドッグフードは保護団体に寄付することができます!

残っているドッグフードは保護団体に寄付することができます!

この記事はワンコnowa編集部が監修・執筆を行っています。

残っている・余っているドッグフードは保護団体に寄付しよう!

  • ドッグフードを人からもらった
  • 愛犬の体質に合わなくて食べさせられなくなった
  • フードジプシーで(好き嫌いが多くて)食べなくなった
  • 愛犬が虹の橋を渡ってしまった
  • 療法食に切り替えないといけなくなった
  • 総合栄養食に戻してよくなったのに、療法食を多めに買いすぎていて余った

など、さまざまな理由から、このさき愛犬に与えることのないであろう、ドッグフードのストックを持ってしまうこともあると思います。

でも、どうせ自宅にあってもどうしようもないものなのであれば、「捨てる」のではなく、それを必要としている方に使ってもらってもらえたら、同じ犬を飼う人としても悪い気はしませんよね。

与えないフードの「捨てる」以外の活用方法とは?

余っているドッグフードは、

  • 必要としている犬友にあげる
  • 災害時や緊急時用の非常食として持っておく
  • 保護団体や各地域の保健所への無償提供

などの方法で、有効活用することができます。

ただし、近くにそのフードを必要としているわんちゃんがいなければ渡す先はありませんし、アレルギーや不調など、愛犬の健康に関する理由から与えられなくなった場合には、非常食として持っておくという選択肢はありません。

「与えることはないとはいえ、捨てるのはもったいないし…」と思う方も多いと思います。だからって、だましだまし食べさせるわけにもいかないしどうしよう…と考えているうちに、とうとうフードの賞味期限が切れて廃棄する…なんて結果に至ることも…。

でも、悩んだ挙句傷んで捨てるのは一番もったいないことですので、そうなる前に、いずれかの対応ができるといいですよね。

与えないドッグフードは転売してもいい?

余談ですが、不要になったドッグフードを、フリマサイトなどで転売している方も見かけます。これは法的には問題ないのでしょうか?

結論からお伝えしますと、フードの転売を禁止するような法令は特にありません。そのため、厳密には転売をするのは自由です。

ただし、メーカー側で転売が禁止されているものもあります。これは、商品保証に関係する理由からです。

それに、本来はドッグフードを販売するには、しかるべく申請などが必要で、メーカーはその申請をクリアしたうえで責任をもって販売しています。

周りにフードを引き取ってくれる相手がいなかったり、愛犬の非常食に回したりができない場合、転売という選択肢を選ぶ方もいるかもしれませんが、転売フードに関しては販売する側も、購入する側も注意してください。

ドッグフードは保護団体・各地域の保健所に寄付が可能

ドッグフード(総合栄養食)をはじめ、療法食、おやつ、ペットシートなどのペットアイテムの寄付を受け付けているところは、

  1. 保護団体
  2. 各地域の保健所(収容所)

の2つあります。どこに寄付するのかは、個人の自由です。

ただ、応援したい活動をしている団体や、自身にゆかりがある地域の保健所などに寄付するほうが気分はいいのではないでしょうか?保護団体とひと言でいっても、それぞれいろんな特徴がありますし、どうせなら賛同できる活動をしているところが良いですよね。

保護犬活動をしている団体や、保健所に収容されている犬を少しでも助けたい、協力したいと思っても、どうしたらいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか?

そんな時できることは、ただただ金銭を寄付することだけではありません。

こういった実用アイテムを寄付することで、犬を助けたい思いがサポートにつながります。

家にあって不要だと思っていたものでも、喜んでもらえるのであれば、最高ですよね?その寄付で、救われる団体・わんちゃんがいます。余っているドッグアイテム・ドッグフードがあれば、寄付という手段も検討してみてくださいね。

保護団体・地域の保健所・収容所の寄付条件はそれぞれ異なります

保護犬施設・保護団体、保健所でフードやペットアイテムの寄付を受けつけているとはいえ、施設・各自治体ごとに受け入れ条件は異なりますのでご注意ください。

フードやアイテムの寄付をお考えの方は、まず、寄付の条件を確認しておくようにしましょう。どんな条件がというと、

  • 未開封のもののみ
  • 10キロなどの大袋のフードはNG
  • 賞味期限が切れているものはNG
  • 賞味期限が2ヶ月以上残っていないものはNG

などです。いくら寄付されると助かるとはいえ、なんでもいいというわけではありませんのでご注意ください。なお、寄付の方法は元払いで配送する、もしくは各施設に持ち込むなどがあります。寄付したい相手の受け入れ条件を確認して、届けるようにしましょう。

地域の保健所・収容所に寄付をする場合の注意点

各地域の保健所・収容所への寄付をお考えの場合は、「常時、保護されている犬がいるというわけではない」という点には注意してください。保健所に来る犬は、

  • 飼い主さんとはぐれてしまった迷い犬
  • なんらかのいたし方ない理由で預けられた犬
  • 野犬

などが収容されているところなのですが、そもそもそういった子がいない場合は、寄付は不要です。

保護をされないといけないわんちゃんがゼロで、フードは受け付けていないという状態は理想的な状態ではあります。

それに仮に、保護されている犬がいたとしても、保健所にドッグフードのストックがちゃんと確保できていれば、フードの寄付は不要ですし、せっかく寄付をしたところでかえって迷惑になってしまいます。

そういった意味では、保護団体の場合は、保護する犬がいる限りフードが必要になりますし、保護団体同士のつながりがあるところも多いため、多めにフードを持っていたって、収容所ほど困ることもありません。

こういった情報も、寄付先の選定にいかしてみてくださいね。

療法食や特別食も寄付は可能?

病気や不調がある子が食べる療法食や特別食をお持ちの場合、「こんな特殊なフードも寄付できるのだろうか…」と悩まれる方も多いのですが、療法食であっても寄付は可能です。保護されている犬は、なにかした不調を抱えている子が多いのも事実。そのため、心配をよそに、案外、療法食を寄付してほしいという団体もあります。

特定の疾患・不調用の療法食なんて無理だろうと諦めないで、必要としている方の手に渡るようにしてみてくださいね。

ドッグフードやドッグアイテムの寄付を受け付けている保護団体の一例

一例にすぎませんが、寄付を受け付けている団体をまとめてみました。ほかにもインターネットサイトなどの媒体を持たず、地元やクチコミだけで活動している方もたくさんいらっしゃいます。

ここでご紹介する情報はあくまで一例、参考としてご覧いただければ幸いです。

あなたの寄付するフードを喜んで食べてくれるわんちゃんが、そこにはいます!

直接的に寄付する以外にも保護犬・保護猫のためにできること

ドッグフードが余っているなどの状況ではなくたって、直接的に団体に寄付をしなくたって保護犬や保護猫のためにできることはあります。

自分では保護活動まではできないし、かといって自分がそのわんちゃんを家族として迎えるわけにもいかない(できない)、でもなにかしたい・できることはないか・・・。

そんなときには、Amazonが運営している「保護犬・保護猫 支援プログラム」がおすすめです。

仕組みは、Amazonに保護団体が「ほしいものリスト」を掲載します。ここで掲載されている「ほしいもの」は今まさに、保護団体側が必要としているものなので、相手が不要としているものを送ってしまうようなこともありません。

送付する相手は、ご自身が応援したい保護団体を自由に選べますし、認定NPO法人や公益財団法人などの団体に寄付を行った場合であれば、寄附金控除の対応も可能です。興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

もったいないと思うなら、フードは捨てないで寄付しよう!

ドッグフードを寄付するという手段があることを、今回初めて知った方もいるかもしれません。

あなたの愛犬には必要のないもの…愛犬が虹の橋を渡ってもう、不要になってしまったもの・・・

そんな、使い道に迷っていたものであっても、必要としている人やわんちゃんがいます。

ドッグフードや犬用品は放置したり廃棄したりする前に、保護団体や保健所に寄付という選択肢があることを、考えてみてくださいね!

Advisor

Yuka Torikai

愛犬に涙やけと皮膚のフケが出たことをきっかけに、犬の食べ物や栄養学を学び始めました。

  • 犬の管理栄養士
  • 犬の管理栄養士アドバンス
  • 犬の行動生活アドバイザー

の資格を取得しており、生活と食事、運動の関係を大事にしています。今後は東洋医学・薬膳についても学んでいこうもくろみ中です!

現在、各ご家庭やわんちゃんに合わせたドッグフード選びのアドバイスもしており(https://dog-food-advisor-295.com/)、少しでもドッグフード選びにお困りの飼い主さんのお力になれたらと思っています。

Writers

ワンコnowa 編集部

愛犬飼育管理士/ペットセーバー/犬の管理栄養士の資格を有し、自らもワンコと暮らすワンコnowa編集部ライターチームが執筆を行なっています。
チワワのような小型犬からゴールデンレトリーバーのような大型犬まで、幅広い犬種と暮らす編集部スタッフたちが、それぞれの得意分野を生かし飼い主視点でわかりやすい記事を目指しています。

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