1. TOP
  2. ワンコ記事nowa
  3. 【足の長い犬種10選】足の長い犬・細い犬にはどんな犬種がいるの?
【足の長い犬種10選】足の長い犬・細い犬にはどんな犬種がいるの?

【足の長い犬種10選】足の長い犬・細い犬にはどんな犬種がいるの?

犬の祖先であるオオカミは、群れを形成し狩りをして暮らしていました。その中で犬の足は、長時間獲物を追い回すのに適した形に進化を遂げてきたといいます。

足の長く細い犬は全体的に華奢で細身ですが、長く狩猟犬として活躍してきた歴史があります。しなやかな筋肉をもち走力に優れた犬種が多いことが特徴です。また、その高貴で優雅な見た目から王族や貴族に愛されてきました。

この記事では、そんな魅力あふれる足の長い・細い犬種の特徴や性格をご紹介します。

足の長い犬種10選

01サルーキ

現存する飼育犬種の中で最も古い犬であるサルーキ。灼熱の中東原産であるサルーキの特徴は、機能性を極めた外見です。

皮下脂肪はもとより、筋肉や骨量さえも無駄をそぎ落とした非常にスリムなボディラインをもちます。こんなに細くて心配になるかもしれませんが、太ってしまうと寿命を縮めるリスクがあるのです。

長毛と短毛が混じったシングルコートで、耳と尻尾はなめらかで柔らかな被毛です。長らく狩りのお供をしていただけに、飼い主に従順で非常に聡明です。

また、内向的で感情をあまり表に出さないことが、かえってその気高さを際立たせているともいえます。その美しいしなやかな脚力は時速70Kmで走ることも可能としています。

02ボルゾイ

ボルゾイはロシア語で「俊敏」と訳される通り、素早い動きを活かして長らく狩猟犬として活躍していました。足が長く気品溢れるエレガントな外見から、ロシアの貴族階級にも愛でられてきた犬です。

長くてなめらかな絹糸を思わせる被毛と、細長い顔立ちに流線形の背中も特徴です。被毛は2重構造のダブルコートのため、夏の暑さには注意が必要です。穏やかでゆったりとした性格は争い事を好みません。

一見クールにも思えますが、実は人とじゃれ合うことが大好きな犬種です。しかしながら、恐怖や不安から神経質になる個体もいるので、子犬期からコミュニケーションをしっかりとることが大切です。毎日の散歩に加えドッグランに行くなどして思いっきり走らせてあげましょう。

03ミニチュア・ピンシャー

「ミニピン」の愛称で親しまれる、人気の高いドイツ原産の小型犬です。

小さな体に似合わず、自分より大きな犬にも勇猛果敢に向かっていく一面と、飼い主には甘えん坊な面が共存しており、そのギャップが愛好家たちを惹きつけてやみません。

小型犬ながらすらりとした長い足、光沢のあるなめらかな短毛が特徴です。筋肉質な体格のためしっかりとした運動が必要であり、運動不足のストレスから吠え癖や噛み癖を引き起こすこともあります。

散歩以外にも室内で十分に遊んだりドッグランを利用すると良いですね。好奇心旺盛で活発に動き回るため、子どもの遊び相手としても適しています。小さな頃から多くの人や犬と触れ合わせ、遊び相手を増やしていくと良いでしょう。

04イタリアン・グレーハウンド

古代エジプトの墓の出土品に描かれているほど歴史の古い犬であるイタリアン・グレーハウンドは、日本では「イタグレ」の愛称をもつ犬種です。王侯貴族にも愛された小型犬ながら気品あるスタイルが魅力です。

薄い皮膚の下には筋肉質な体が備わっており、すらりとしなやかに伸びた足は俊敏な動きを可能にします。短毛でお手入れはしやすいものの、寒さには弱いため冬は洋服着用が必須です。

明るく穏やかな性格で極端な攻撃性を見せることはほとんどありません。愛情深く家庭犬としても馴染みやすいでしょう。繊細で辛抱強い一面もあるので、ストレスを抱えぬよう日頃からスキンシップをとることが必要です。

骨が細く華奢な体格のため、骨折には十分に気を付けてください。

05ウィペット

イギリス原産の犬種であるウィペットは、イタリアン・グレーハウンドの血も受け継いでいるため見た目も似ており猟犬としての歴史が長い犬です。

走るために生まれてきたかのようなスラリとした長い足に、無駄な脂肪やたるみはいっさいない流線型のボディは彫刻的な美しさともいえます。

被毛は短毛のシングルコートであり、滑らかなつやのある質感が特徴です。性格は穏やかで甘えん坊であり、飼い主に従順でもあるのでしつけもしやすく家庭犬としても迎え入れやすい犬種でしょう。

一方、内向的で繊細な一面もあるため、犬の気持ちに寄り添った対応が求められます。室内では落ち着いて過ごしますが、屋外で走ることも大好きなので一緒にジョギングなどできると良いですね。

06ドーベルマン

警察犬としての認知度も高く、クールで少し強面な印象をもたれやすいドーベルマン。筋肉質で引き締まった体と、長い足はしっかりと地面を踏みしめ堂々たる出で立ちです。その長い足で俊敏に動けることから、様々な場面で活躍する使役犬です。

賢さと訓練の順応性も高いことから、戦時中は軍用犬として戦地にも赴いていた歴史をもちます。怖いという印象を持たれがちですが、そのイメージとは裏腹に、とても愛情深く甘えん坊で穏やかな犬種です。

光沢のある短い被毛は、短毛種の中でも特に短くお手入れはしやすいでしょう。飼い主に従順で知能も高いためしつけはしやすいとはいえ、敏捷な大型犬であるドーベルマンをコントロールできる体力と一定の犬の飼育経験は求められます。

07アイリッシュ・セター

アイルランド原産のアイリッシュ・セターは、猟犬としての歴史が長く山の中を一日中走り回っても疲れをみせないほどの体力があります。

その長い足で獲物を追い詰めるために必要なスピードとスタミナを作り出しています。引き締まった力強い体つきながら、気品あふれるシルクのような赤色の被毛が魅力です。

その分、毎日のブラッシングは欠かせず、汚れが付きやすい腹部はこまめに付着物を取り除いてあげる必要があります。

元気いっぱい遊ぶことが大好きな性格で、子どもや他の犬に対してもフレンドリーに接します。その一方、十分な運動をさせてあげなければストレスが溜まり問題行動へと繋がる恐れも。ダッシュを取り入れた散歩など量より質が重視されます。

08グレートデーン

世界最大の犬でありながら、真に強く美しい存在の象徴から「犬の中のアポロ神」と呼ばれるグレートデーン。日本の住宅事情では飼育が難しいので見かけることは少ないのですが、原産国であるドイツやアメリカでは愛好家が多く人気の犬種です。

均整の取れた筋肉質な体と堂々とした立ち振る舞い、その長い足で駆り出される脚力で狩猟犬や軍用犬として長く活躍してきました。子犬期は愛嬌のある体つきですが、成犬になると四肢が長くなり精悍な体型へと成長します。

超大型犬で力の強いグレートデーンですが、温和で友好的、さらに甘えん坊で飼い主にべったりな個体も多くそのギャップが魅力です。十分な飼育スペースと体力のある方に適している家庭犬です。

09アフガンハウンド

アフガニスタンを原産とし、その歴史は紀元前5000年ともいわれるほど古くから存在していた犬です。なめらかな長毛に隠された足はすらりと長く、かなりのスピードで走る脚力も備えています。

ロングヘアを優雅になびかせながらも、疾走感ある走りは見る者の心を掴んで離しません。そのスピードから飼い主より先に獲物に対峙し、自分で判断する必要性があったことから自立心の高い犬です。

そのため、全面的に飼い主に服従するのを好まない傾向がありますが、その気高さと孤高さがアフガンハウンドの魅力ともいえます。

非常に多くの運動量を必要としますので、十分な飼育スペースに加え、定期的にドッグランへ行くなどし走らせてあげる必要があります。

10グレーハウンド

中東方面に起源があるとされるグレーハウンドは、ドイツでは「風の犬」と称されるほど走り出してからのスピードは抜群に速く、最高時速70Kmは犬の中でも最速を誇ります。筋肉質で均整が保たれた体に、すらりと伸びた細く長い足はしなやかさも兼ね備えています。

風の抵抗を少なくする流線型の体で疾走する姿は、野生時代の狩りを彷彿とさせその美しさは目を見張るほどでしょう。

皮膚が薄く短毛であり、皮下脂肪も少ないため冬の寒さ対策は必須です。身体能力は非常に高く活発ですが、温厚な性格で室内では寛いで過ごすことが好きな犬種です。

動くものを本能で追ってしまうので、子犬期から動きをコントロールするしつけが大切です。

足が長い犬を飼う際に注意してあげたいこと。

足が長くて細い犬種のルーツは狩猟犬であることが多く、相応の運動量が求められます。

毎日の散歩はもちろん、ドッグランや河川敷、公園など広々とした屋外で遊ばせることも必須です。

また、大きなケージを置ける家庭内の飼育スペースも必要になります。ご紹介した犬たちは温和で大人しい性格の犬種が多く、屋内飼育は十分に可能です。住宅事情や飼い主に十分な時間と体力があれば家族の良きパートナーとなってくれるでしょう。

また、足が長い犬は骨や関節に負担がかかりやすいため、室内の段差をなくしたり、滑りにくい床材にするなどの対策をとってくださいね。犬種ごとの特性をきちんと理解し、適した環境を整えてあげることが大切です。

Contact

ワンコnowa広告掲載の
お問い合わせ

ワンコnowaへの広告出稿・プロモーションなどのご相談は
こちらからお問い合わせください。

この記事に関連するタグ

今、読んでほしい記事

犬と泊まれる宿 人気エリア

PAGE TOP