【愛犬のための防災ガイド】vol.05 愛犬のストレス軽減にも・災害時に役に立つ犬のしつけ

【愛犬のための防災ガイド】vol.05 愛犬のストレス軽減にも・災害時に役に立つ犬のしつけ

ワンコのモノ・コト

ワンコと一緒に避難する時に必要になるのが、多くの人との共同生活で必要なマナーやルールを守るためのしつけです。けれども災害時には、飼い主さんもワンコもいつもと違う状況で混乱しています。災害用にとしつけしていても、実際にはスムーズにいかない場合も多くあるでしょう。
いざという時にスムーズに対応できるように、必要なしつけを日常の中でいつでもできるようにしておくことが重要です。災害時の状況をイメージしながら、必要なしつけを確認してみましょう。

災害時のためにしておきたいしつけ 1離れ離れになるのを防ぐ「オイデ」

災害時、トラブルでリードが離れてしまったりワンコが脱走してしまったりしても、「オイデ」ができれば捕まえて迷子になるのを防げます。
また、倒れそうな家具や崩れそうな塀など、ワンコが危険な場所にいる時にも「オイデ」のコマンドは有効です。避難しなければならない状況で、恐怖から家具の隙間に隠れてしまった時も「おいで」のコマンドで呼び寄せられます。呼び寄せたら、まずリードをつけてワンコを落ち着かせてから次の行動に移るようにしましょう。

災害時のためにしておきたいしつけ 2愛犬の怪我を防ぐ「マテ」

地震などで窓ガラスや食器などが割れてしまうと、散乱したガラスなどで室内も危険な状況になることがあります。災害時には、飼い主さんのところへ駆け寄ってくるワンコも多いでしょう。ワンコが踏んでしまって怪我をしないように、危険な時は「マテ」でその場に待機させましょう。
飼い主さん自身が危険な場所にいる場合も同様です。「マテ」で制御して、安全な状況になるまで安全な場所にとどめておけます。「マテ」のしつけでありがちなのが、一瞬だけ待ってスグに動いてしまうというもの。これではいざという時に効果がありません。「マテ」は必ず解除のコマンド(「ヨシ」「オーケー」など)とセットで教えるようにしてください。ワンコが勝手に待機するのをやめてしまわないように、練習しておきましょう。

災害時のためにしておきたいしつけ 3ワンコのリラックス効果も「フセ」

避難時や避難生活では、知らない人や犬に囲まれて過ごす時間も多くあります。犬が苦手な人にとっては、いくらリードに繋がっていても、犬がウロウロとしているだけで怖いと感じるかもしれません。飼い主さんの隣で「フセ」でじっとしていられれば「この犬は動かないから安全ですよ」というアピールにもなります。
また、「フセ」の体勢はお腹まで地面についているため、スグには動けず突発的な飛びつきの防止にもなります。ワンコにとっても、「オスワリ」よりも「フセ」の方がリラックスできる体勢です。「マテ」で長時間その場に待機させたい時でも「フセ」の体勢ならば負担が軽く、ワンコにとってもメリットが大きいでしょう。

災害時のためにしておきたいしつけ 4避難生活に必須「クレートトレーニング」

多くの避難所では、飼い主さんと愛犬の居住エリアは別の場所に設定されています。その場合、愛犬は他のペットと同じ部屋で、クレート内での待機する時間が長くなることが予想されます。
飼い主さんと離れても落ち着いて過ごせるように、クレート内を安心できる場所として覚えてもらいましょう。
「ハウス」でクレートに入れるようにしておくと、災害時にワンコに近づけない状況でも声かけで誘導できます。

【犬のクレートガイド】愛犬の安心スペース、クレートの魅力とサイズの選び方

災害時のためにしておきたいしつけ 5共同生活に必須「トイレトレーニング」

和犬や大型犬など個体によっては難しいワンコもいると思いますが、できるだけ指定された場所で排泄できるようにトイレトレーニングをしておきましょう。
状況によっては散歩に出ることが難しい場合もあります。また、避難所ではトイレエリアが決められていて、その場所以外では排泄できない可能性もあります。「ワンツーワンツー」などの号令で排泄できるようになっておくと安心です。

災害時のためにしておきたいしつけ 6カラダのどこを触っても大丈夫に

災害時には、避難中にガラスの破片で怪我をしたりといったトラブルも想定されます。体に触られたくないタイプのワンコもいますが、できるだけ慣れさせてどこを触っても大丈夫なようにしておきましょう。

災害時のためにしておきたいしつけ 7飼い主がいない場所でも無事でいるために「人慣れ」

飼い主さん以外の人でも触れるようにしておくことは、災害時にワンコの明暗を分けるほど大切なしつけです。例えば、留守番中の被災や飼い主さんが怪我をしてしまった時など、知らない人に救助される可能性があります。
また、多くの避難所では飼い主さんとワンコが同じ場所に入れるとは限りません。飼い主さん以外でも、ワンコの世話ができるようにしておくようにしましょう。災害時に最も大切なのは「自分の命を守ること」です。一緒に避難できないからといって、危険な場所に留まってしまうと飼い主さんもワンコも大変危険です。ワンコの命を守るためにも、離れて避難生活をおくる可能性も想定して準備してあげましょう。

ワンコと防災

今日からできる防災準備5

ワンコに毎日、大好きを伝えよう!

災害時には一定の期間、飼い主さんとワンコが別々に過ごさねばならない可能性もあります。楽しくしつけをしながら、伝えられる思いは毎日でも伝えてあげましょう。

この記事に関連するタグ

PAGE TOP

  1. TOP
  2. ワンコ記事nowa
  3. ワンコのモノ・コト
  4. 【愛犬のための防災ガイド】vol.05 愛犬のストレス軽減にも・災害時に役に立つ犬のしつけ