この記事はワンコnowa編集部が監修・執筆を行っています。
トイプーと暮らしている飼い主さんなら思わず「あるある!」と共感してしまうトイプーのあるあるをご紹介します。
家族にトイプーがいる方は、愛犬と比べながら当てはまるもの、心当たりのあるものがいくつあるか考えながら見てみてください。そしてトイプーと暮らしたことがないみなさんも、トイプーがどんな犬種なのかを、このあるあるから学べるはずです。「え?実はそうなの?」というトイプーの新しい発見もあると思いますので、是非楽しんで読んでみてくださいね。
あるある行動の理由や性格についても解説していますので、是非参考にしてみてください。
それではトイプーのあるある10選をどうぞ!
トイプーあるある1 トリミング後の“ぬいぐるみ化”

トイプードルといえば、トリミング後の劇的な変化が魅力の一つ。ふわふわの毛並みがぬいぐるみのようになり、まるで別犬になったかのようなかわいらしさです。SNSには「テディベアみたいでかわいい」「トリミング後は写真撮影会が始まる」といった投稿が多数寄せられています。人気のカットスタイルにはテディベアカットやラムカットなどがあり、それぞれの個性に合わせたアレンジが可能です。ただし、トイプードルの被毛は巻きが強く毛玉になりやすいため、定期的なトリミングが必須です。特に、月に1回程度の頻度でのサロン通いが推奨されます。また、日常的なブラッシングで被毛を整えることも大切です。トリミング後のかわいい姿を維持するためには、飼い主さんのこまめなケアが欠かせません。ふわふわの毛を撫でながらリラックスする時間は、飼い主さんにとっても至福のひとときですね。
トイプーあるある2 室内で突然“暴走”

トイプードルのエネルギッシュな性格から、突然部屋中を駆け回る“爆走タイム”はおなじみの光景です。SNSでも「急にスイッチが入ったかのように猛ダッシュ」「寝ていたと思ったら突然の暴走」といった投稿が多く、飼い主さんの間で共感を呼んでいます。この行動は、運動不足やストレス発散の一環として自然に見られるものですが、特に若いトイプードルで顕著です。部屋の中で家具にぶつかってケガをしないように、走り回りやすい安全なスペースを確保することが重要です。また、日常的に散歩やおもちゃ遊びでしっかり運動させることで、急な爆走が減ることもあります。エネルギーをしっかり消費させると、夜の寝つきも良くなり、健康維持につながります。たまに見せる高速ターンやジャンプも含め、その姿は飼い主さんを笑顔にする最高の癒しです。
トイプーあるある3 甘えん坊でどこにでもついてくる

トイプードルは愛情深く、飼い主さんに強い愛着を示すため、家の中でも常にそばにいようとします。SNSでは「トイレに行くのも一苦労」「常に視線を感じる」といった投稿が多く、甘えん坊な性格が飼い主さんたちの心をくすぐります。特に、飼い主さんが座るとすぐに膝に飛び乗ってきたり、キッチンで料理していると足元にまとわりついてきたりするのはあるあるです。しかし、過度に甘やかすと分離不安を引き起こすこともあるため、適切な距離感を保つことが大切です。一人で過ごす時間にも慣れるようにしつけることで、ペットホテルや動物病院でのお泊りの際にも安心して預けることが出来ます。おもちゃや知育トイを活用して自発的に遊ぶ時間を作りつつ、愛犬とのスキンシップの時間も大切にしましょう。
トイプーあるある4 飼い主さんを試すことも

トイプードルの知能の高さは犬種の中でもトップクラスであり、飼い主さんの行動をよく観察して次の行動を予測する力があります。SNSには「ご飯がほしいときだけお手をする」「怒られたときだけ反省顔をする」といった賢さに関するエピソードが多く投稿されています。その頭の良さゆえ、褒められるときの飼い主さんのリアクションを覚え、わざと“良い子”を演じることも少なくありません。しかし、この賢さが原因で、飼い主さんが甘やかすと自己主張が強くなり、わがままになるケースもあります。トレーニングの際にはメリハリをつけ、良い行動には褒め、悪い行動にはしっかりとした対応を取ることが重要です。また、知的好奇心を満たすために、知育トイや複雑なおもちゃを取り入れると、楽しく学習しながら良い行動を引き出すことができます。
トイプーあるある5 おしゃれさんが多い!

トイプードルはふわふわの被毛により、どんな洋服でもスタイリッシュに着こなします。SNSには「ワードローブが愛犬用でいっぱい」「季節ごとのファッションを楽しむのが趣味」といった投稿が多く、おしゃれな飼い主さんに愛されていることが分かります。特に冬場には防寒も兼ねてセーターやダウンジャケットを着せるケースが多く、ハロウィンやクリスマスなどのイベントではコスプレ衣装が人気です。しかし、見た目だけを重視するのではなく、愛犬がストレスを感じないように、サイズや素材を慎重に選ぶことが大切です。初めて洋服を着せる場合は、無理をせず徐々に慣れさせましょう。また、被毛の絡まりを防ぐために、洋服を着た後はブラッシングを行い、快適な状態を保つことがポイントです。
トイプーあるある6 おもちゃの選り好みが激しい

トイプードルはおもちゃに対する好みがはっきりしており、気に入ったものしか遊ばないことがあります。SNSでは「お気に入りのボールがないと遊ばない」「古くなったぬいぐるみを捨てると怒る」といった投稿が多く見られ、選り好みの激しさに驚かされます。特に音が出るおもちゃや、噛みごたえのあるものに夢中になることが多いです。しかし、同じおもちゃでばかり遊んでいると飽きてしまうため、定期的に新しいおもちゃを追加したり、古いおもちゃと交換する工夫が必要です。また、知育トイを使って遊ぶことで、トイプードルの知的欲求を満たしつつ、ストレス発散にもつながります。遊びを通じて飼い主さんとの信頼関係を深めることもできますので、愛犬に合った遊び方を見つけてあげましょう。
トイプーあるある7 ご飯を見つめる“おねだり攻撃”

トイプードルは食べ物への関心が高く、飼い主さんが何かを食べていると大きな目でじっと見つめる“おねだり攻撃”が始まります。SNSには「おねだりが上手すぎてついあげてしまう」「ご飯中に無言の圧力を感じる」といった共感の声が多く寄せられています。しかし、かわいさに負けておやつを与えすぎると、肥満や消化不良の原因になるため注意が必要です。おねだりされたときには、あえて無視するか、適切なタイミングでおやつを与えるようにしましょう。また、与えるおやつは低カロリーのものを選ぶのがポイントです。おねだり攻撃をかわす方法としては、食事中は別の部屋で待たせるなど、習慣化させる工夫が効果的です。
トイプーあるある8 雨の日は散歩拒否

トイプードルは雨に濡れるのが苦手で、雨の日の散歩を嫌がるのはよくある話です。SNSでも「玄関で座り込み、動こうとしない」「雨音を聞くとベッドに戻る」など、散歩拒否に関する投稿が数多く見られます。特に、足元が濡れるのを嫌がるため、レインコートやブーツを準備しても効果がないこともしばしばです。無理に連れ出すとストレスになるため、無理強いは禁物です。室内でおもちゃを使って遊んだり、知育トイを活用して頭と体を使わせることで、散歩の代わりに運動不足を解消できます。また、雨が小降りになったタイミングで短時間の散歩を試みるのも良い方法です。トイプードルは頭が良いため、「今日は散歩はお休み」という飼い主さんの意図もすぐに察してくれます。普段から雨の日対策を整え、室内でのトイレトレーニングなどを行い、愛犬が雨の日でも快適に過ごせる環境づくりを意識しましょう。
トイプーあるある9 小さい体でも驚くほどのジャンプ力

トイプードルは小柄な体ながらも驚くほどのジャンプ力を持ち、ソファやベッドに軽々と飛び乗る姿がよく見られます。SNSには「一瞬で高い場所に飛び乗る」「食卓のおやつを狙ってジャンプ」といったエピソードが数多く投稿されており、その運動能力に驚く飼い主さんも多いです。しかし、関節に負担がかかりやすいため、無理なジャンプはケガの原因になることも。特に成長期の子犬やシニア犬は注意が必要です。高い場所へのアクセスを制限したり、ソファやベッドにステップを設置して負担を軽減する工夫が効果的です。また、ジャンプそのものがストレス発散の一環である場合も多いため、十分な運動時間を確保してエネルギーを発散させることも重要です。遊びながら運動することで、健康な筋肉と関節を維持し、元気に過ごすことができます。
トイプーあるある10 抜け毛が少なく掃除が楽

トイプードルは抜け毛が非常に少ないため、家の中を清潔に保ちやすいと評判の犬種です。SNSでも「掃除機をかけてもほとんど毛が落ちていない」「服に毛が付かないから助かる」といった飼い主さんの声が多く見られます。しかし、毛が抜けない分、毛玉ができやすいので注意が必要です。特に、定期的なブラッシングと月1~2回のトリミングが推奨されます。また、シャンプー後はしっかりと乾かし、被毛や皮膚の健康を保つことが大切です。反対に毛が良く抜ける、毛が薄いのが目立ってきたなどは病気のサインの可能性もあります。日頃のケアを怠らずに行うことで、トイプードルの美しい毛並みをキープしつつ、いつもと変わったことがあれば気軽に獣医さんに相談してみましょう。
Adviser
jisoさん
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。
柴犬の魅力に惹かれて柴犬一筋。病院嫌いの柴犬さんの扱いもお手のもの。しかし、最近黒猫さんを保護したことで猫派になりつつある。

Writers
ワンコnowa 編集部
愛犬飼育管理士/ペットセーバー/犬の管理栄養士の資格を有し、自らもワンコと暮らすワンコnowa編集部ライターチームが執筆を行なっています。
チワワのような小型犬からゴールデンレトリーバーのような大型犬まで、幅広い犬種と暮らす編集部スタッフたちが、それぞれの得意分野を生かし飼い主視点でわかりやすい記事を目指しています。
