【愛犬のバレンタインおやつ】バレンタインに愛犬に贈りたい「いちごのクラフティ」

【愛犬のバレンタインおやつ】バレンタインに愛犬に贈りたい「いちごのクラフティ」

黒川栄子さん

黒川 栄子さん

ペット栄養管理士、ペット薬膳管理士、APNAペット食育士1級の資格を持つワンコの手作りごはんの専門家。2017年に「わんこのための手作りごはん教室Nerine’s Kitchen」をスタートし、ワンコのごはんに関する情報や手作りごはんのレシピを発信。“頑張らない、気張らない、無理しない”をモットーに、愛犬の健康を考えつつ、飼い主さんが楽しみながら続けられるごはん作りを伝えている。

▼ そのほかの黒川さんのレシピはこちらから!

バレンタインの季節暦の上では2月は春が訪れる季節

2024年初めてのレシピのご紹介です。昨年に引き続き、ワンコのごはんやおやつ作りを一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年が明けた1月は小寒、大寒と1年で最も寒い季節。そして2月に入ると暦の上では立春となり、氷がとけたり、うぐいすが鳴き始めたり、徐々に春が訪れる時期になります。

春が訪れるといっても、まだまだ外は寒い日が続きますね。実は2月は室内と屋外の気温差、朝晩と日中の寒暖差などが激しく、自律神経の乱れから体調を崩す子も多いため、ワンコの体調に特に気を付けたい時季でもあります。ひともワンコも、免疫力をアップしながら、健やかに春を迎えましょう。もちろんワンコたちの様子や体調をしっかり観察して食材を選び、おうちの子に合わせたケアが大切です。

2月におすすめの食材例

鹿肉、鶏肉、牛タン、レバー類、鶏卵、あさり、あじ、いわし、牡蠣、かじきまぐろ、さば、しじみ、ぶり、まぐろ、えのきだけ、まいたけ、かぼちゃ、キャベツ、セロリ、ちんげんさい、パセリ、ピーマン、豆腐、ヨーグルト、納豆、豆乳 など

バレンタインデーもワンコと楽しみましょう♪

そして2月のイベントといえばバレンタインデーですね。もちろんワンコたちはチョコレートを食べることはできませんが、特に男の子のワンコたちには飼い主さんがスペシャルなおやつをご用意されることも多いのではないでしょうか。

今年のバレンタインデーには、手作りの『いちごのクラフティ』はいかがですか?クラフティとは本来は卵と牛乳、砂糖、小麦粉などを混ぜ合わせてオーブンで焼くデザートで、フランス発祥のスイーツです。

今回はワンコ用にアレンジして、旬のいちごと免疫力アップを期待できるヨーグルトで、消化器系を健やかにしてくれるクラフティのレシピをご紹介します。材料を混ぜるだけで、あとはトースターにお任せなので、とっても簡単に作れます。

愛犬薬膳ご飯の材料とレシピ作るのも楽しい!!
いちごのクラフティ

今回はおやつのレシピです。作りやすい分量でご紹介しています。食べ過ぎはおなかを壊す原因にもなります。必ず少しずつに分けて食べさせてください。また、完成量が多くて数日で食べられない場合は半分量でお作りください。

いちごのクラフティ
鶏卵 1個
ヨーグルト 90~100g
米粉 大さじ1
いちご 3~4個
  • 完成品全体で約250kcalです。
  • ヨーグルトは、さらさらタイプではなく、もったりしたタイプをお使いください。
  • 米粉は小麦粉やコーンスターチでも代用できます。その場合ふるってからお使いください。
  • 乳製品にアレルギーがあるワンコには、ヨーグルトを絹ごし豆腐もしくは充填豆腐に変えても作れます。少し水切りをしてお使いください。

愛犬薬膳ご飯の材料とレシピ「いちごのクラフティ」の作り方

STEP 1

卵を割り、よく混ぜます。

STEP 2

ヨーグルトと米粉を入れ、
なめらかになるまで、しっかりと混ぜます。

STEP 3

グラタン皿などの耐熱の容器にうつし、半分にカットしたいちごを並べます。

STEP 4

トースターで20分ほど焼いて完成です。

お持ちのトースターによって焼き加減が異なります。全体がふわーっと膨らんだら完成です。お好みで少し焼き色がつくまで焼いてもOKです。

焼きたては膨らんでいますが、しばらくすると膨らみはおさまります。

焼きたてはふんわりしっとり、一晩冷蔵庫で休ませると、しっとりしっかりした食感を楽しめます。

こちらはバナナバージョンで、ひと晩冷蔵庫で休ませたものです。

その他、りんごやブルーベリー、クランベリーなどお好みのフルーツでお楽しみ頂けます。

愛犬薬膳・PICKUP食材いちごのチカラ

いちごは冬から春が旬の果物です。

いちごに含まれるビタミンCは、いちご1個あたりレモン1/2個分とも言われています。ビタミンCは抗酸化力が強いため、免疫力UPや老化予防も期待できます。ワンコたちは肝臓でビタミンCを生成することができますが、年とともに体内で生成する力は弱ってきますので、シニアの子や肝臓に病気があるワンコたちは食べ物などで補ってあげましょう。ビタミンC以外の栄養成分としては、ペクチン、アントシアニン、キシリトール、ぶどう糖、食物繊維、クエン酸などを含みます。今回は加熱したスイーツレシピをご紹介しましたが、ビタミン補給を重要視する時には、生のままで与えましょう

薬膳的には、口やのどの渇きをおさえ、体内の余分な熱をとって潤すはたらきがあります。機能が落ちた胃を正常にし、胃もたれの改善も期待できます。

甘くておいしいいちごは好んで食べるワンコも多いですね。しかし、いちごは体を冷やすため、食べ過ぎるとおなかが冷えて下痢などの症状が出る場合もありますので食べ過ぎには注意しましょう

シュウ酸カルシウム結石があるワンコも食べ過ぎには注意が必要です。また、キシリトールによる中毒を気にされる方もいますが、いちごに含まれる天然キシリトールの量はごくわずかで、ありえないくらいの量を一度に食べなければ中毒症状が出る量には達しません。

いちご狩りなどで、食べ過ぎておなかを壊したことがあるワンコもいるかもしれませんが、その場合も、先に述べたように、おなかが冷えたための不調と考えるのが一般的です。そのため常識的な量を与えるのであれば、キシリトール中毒を心配する必要はありません。しかし、初めて食べる場合はアレルギー等が出ることもありますので少量を与えて様子をみましょう。

黒川さんのメッセージ可愛いスイーツで素敵なバレンタインを愛犬と♡

今回はバレンタインデーにおすすめの、いちごのスイーツを紹介しました。焼き時間はかかりますが、作業としては簡単混ぜるだけのレシピです。我が家のショコラ(15歳)も大好きなデザートで、若いワンコたちにはもちろん、ハイシニアでもおいしく食べていただけると思います。かわいいスイーツと共に、素敵なバレンタインデーをお過ごしくださいね♪

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