【口臭、歯茎の出血】犬の口周りの不調は「いつもと違う」がポイント

【口臭、歯茎の出血】犬の口周りの不調は「いつもと違う」がポイント

ワンコの健康

遊んでいる時や歯みがきやブラッシングなどのケアをしている時など、ワンコの顔に近付く機会は多々ありますよね。もし、その時に口周りに異変を感じたら、何かしらの病気の兆候の場合もあります。どのようなサインがあるのか、確認していきましょう。

  • 獣医師により判断や考え方が異なります。ここでは原宿動物病院でいつも安藤先生が飼い主さまにお話していることを中心に記載しています。
  • 自己判断は危険が伴いますので、少しでも気になる症状があればまずはかかりつけ動物病院を受診しましょう。

愛犬の口臭が強い!どうしたらいい?

ANSWER ワンコの口臭が普段よりも強くなったら、
病気のサインと考えましょう。

考えられる原因

口臭の原因でまず考えられることは、歯石です。歯石とは歯垢が石灰化したもので、その中に細菌が潜んでいるため、臭いにつながるのです。

病院に行くべき?

口臭が強いと感じるようであれば、かかりつけの獣医師に診てもらいましょう。歯石は歯みがきでは取れないので、病院での治療が必要になります。

飼い主さんができる対処法

歯石ができてしまった場合は家庭でできる対処法はありませんが、歯石の予防として歯みがきが有効です。歯垢は1〜2日程度で歯石に変わるといわれているので、1~2日に1回歯みがきをすると、予防につながります。歯みがきガムでは不十分なことが多いので、飼い主さんが歯を磨いてあげましょう。

愛犬の歯ぐきから出血!どうしたらいい?

ANSWER 歯ぐきからの出血は稀なケースですが、もし出血したら、血の量をチェックしましょう。

考えられる原因

少量の出血であれば、外敵な刺激で出た可能性があります。歯周病や口腔内の傷が原因で出る場合もありますが、口から垂れるほどの血が出るケースはほとんどありませんが、腫瘍の破裂などもあるかもしれません。

病院に行くべき?

口から溢れ出るほど血が出ている場合は、すぐに病院を受診しましょう。少量の場合は、一度だけであれば心配ないことも多いですが、何度も繰り返す場合は獣医師に相談することをおすすめします。

飼い主さんができる対処法

口の中の出血に関しては、家庭でできる対処法はありません。出血の具合や出血している部分などの写真を撮っておくと、診察の材料になるでしょう。

ほかにもチェックするべき愛犬の異変サインはあるの?

よだれ

歯周病などの口腔内のトラブルがある時や、体調不良で吐き気を感じている時、ワンコは平常時でもよだれが出ることもあります。
普段よりよだれの量が多いと感じたら、歯周病などが考えられますので、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。

舌なめずり

明らかに普段より多くペロペロしている場合は、歯周病の可能性を考えましょう。歯周病になると鼻水が増えやすくなるため、それをなめているかもしれません。

ご飯を残している

いつもの様子と違い、ごはんを食べられない時も、何かのサインといえるでしょう。ごはんの種類を変えたタイミングであれば、新しいごはんに慣れていないのかもしれません。その場合、時間がかかっても食べ切るなら問題はないでしょう。いつもと同じごはんを残しているようであれば食欲の低下で病気の可能性もあるので、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
普段からごはんの食べ方や食事の量を観察して、異変に気付けるようにしておくことが大切です。ごはんを残す時は、食欲がないのか、食べづらいのか、ごはんが合わないのか、その判断は難しいので、病院で診てもらうようにしましょう。

Adviser

原宿動物病院安藤 義史院長

原宿動物病院院長。大学卒業後、馬の体や再生医療に関する研究を行う。2013年から東京都および埼玉県の動物病院で経験を積み、2020年7月に原宿動物病院を開院。“やさしく温かく”をモットーに、診断を重視した安心感のある病院作りに努めている。

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