わんこと行く飛騨高山・白川郷への1泊2人の旅レポも最終回となりました。後編では、他の場所ではなかなか味わえない、わんこと一緒に楽しめる珍しいスポットをご紹介します。
わんこも同車可能なレールマウンテンバイク Gattan Go!!
宮川朝市の後に向かったのは、飛騨市神岡市にある「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」です。高山市内から車で50分ほどのところにあります。
こちらのレールマウンテンバイク Gattan Go!!は、廃線になった旧神岡鉄道の線路を専用のマウンテンバイクで走る人気アトラクションです。まちなかコースと渓谷コースの2つのコースがありますが、わんこも同車できるのは「まちなかコース」です。
こちらがまちなかコースの集合場所です。
まちなかコースは、奥飛騨温泉口駅から神岡鉱山前駅までの往復約3キロの道のりになります。行きは下りで、帰りは上りののんびりコースで、途中にはトンネルや高架もあってスリルを味わうこともできるので、遊園地のアトラクションを楽しんでいるような気持ちになれます。
所要時間は約40~50分程度で、全ての自転車がハイブリッド車になっているので運行もスムーズです。
受付場所で時間まで待機しています。くるむもドキドキです。
今回、我が家は4人+わんこだったので2~5人乗りの「2階建てシートセット(5,700円/1車両)」を予約しました。
運転する人は身長145cm以上の方のみです。小さいお子さんは運転できないのでご注意ください。
早速、車両に乗り込みます。わんこ連れの方は、ゲージの大きさを選ぶことができます。予約時に「小」か「大」を選択します。ちなみにくるむが入っているゲージは「大」サイズです。中型犬サイズであれば「大」のケージに入ることができますが、大型犬になるとサイズ的に難しいです。
私たちと同じ時間帯でチワワをお連れのお客さんがいましたが、そのお客さんのケージは「小」サイズでした。小型犬であれば「小」サイズで問題ないと思います。
車両が動き出して、すこしびっくりしています。
この状況にもちょっと慣れてきた?!
レールの上を走れる経験なんて今までなかったので、すごくワクワクしました。
どこまでも線路が続きます。
景色が最高です。絶景を楽しみながら自転車をこいでいきます。
途中駅もあります。その奥に見えるのがきのこ休憩所です。
トンネルは2カ所あります。このトンネルは真っ暗でとってもひんやりしていますので、夏場には最高のクールスポットになりそう。逆に冬場は寒い…と感じるかもしれません。
行きは下りなのでかなりのスピードを感じることができます。ひんやりしていて、スピードも出て、爽快感抜群です。
2つ目のトンネルはかなり長くて暗いです。車両にはライトもついているので、手元でライトを当てて光らせることもできます。
折り返し地点まで到着したら、いったん休憩です。線路を歩けるなんて、なかなかできない経験です。
休憩中に水分補給もしっかりしました。
車両の準備が完了したら、復路がスタートです。
帰りは上りになるので、行きよりも頑張ってこぎます。写真では分かりづらいのですが、帰りのトンネルではイルミネーションを見ることができ、とっても綺麗でした。
なんと帰り道には、カモシカの親子が歩いていました。カモシカに遭遇できるなんて感動です。ゴール後は、スタート地点で撮影してもらった写真を見ることができます。我が家もせっかくなので、1枚300円で購入しました。
Gattan Go!!
わんこも入れる飛騨大鍾乳洞
飛騨高山旅行で最後に訪れたのが、飛騨大鍾乳洞です。およそ2億5000万年の時をかけて造られた大自然の神秘を感じられるスポットになります。こちらの大鍾乳洞では、リードを付けているわんこの入場がOKです。(もちろんスリングや抱っこでもOK)
飛騨大鍾乳洞は、飛騨高山と奥飛騨温泉郷の中間にある全長約800mに及ぶ国内屈指の観光鍾乳洞です。標高900mの日本一高い場所に位置する観光鍾乳洞なのだそう。
鍾乳洞内の通年平均気温は約12℃なので、夏場には絶好の避暑スポットになりそう。フレブルは暑さに弱いので、秋の旅行でも暑さ対策が欠かせません。この鍾乳洞内はとても涼しかったので、くるむも過ごしやすそうでした。
鍾乳洞内をぐいぐい進んでいきます。鍾乳洞内は濡れているので滑りやすく、くるむも足やおなか周りがびちょびちょになってしまいました。
濡れるのが嫌な子は抱っこの方がよいかもしれません。
鍾乳洞に色々な名前がついていて面白いです。これは国会議事堂の形に見えるそう。
こちらはナイアガラの滝です。
見どころがたくさんあります。ただ鍾乳洞内は急な坂道が多く、階段もたくさんあります。足腰の弱いわんこが歩くのは厳しいかもしれません。鍾乳洞内の途中には第一出口、第二出口があるので、これ以上は行けないと思ったら無理せずに出口に向かってください。
くるむは坂道や階段が大好きなので、濡れている鍾乳洞内も楽しそうに歩いていました。LEDライトで幻想的な空間を演出しているので、とても素敵です。
ちなみに大鍾乳洞の隣にある大橋コレクション館は、ペット不可となっているのでご注意ください。