この記事はワンコnowa編集部が監修・執筆を行っています。
ミニチュアダックスフントと暮らしている飼い主さんなら思わず「あるある!」と共感してしまうミニチュアダックスフントのあるあるをご紹介します。
家族にミニチュアダックスフントがいる方は、愛犬と比べながら当てはまるもの、心当たりのあるものがいくつあるか考えながら見てみてください。そしてミニチュアダックスフントと暮らしたことがないみなさんも、ミニチュアダックスフントがどんな犬種なのかを、このあるあるから学べるはずです。「え?実はそうなの?」というミニチュアダックスフントの新しい発見もあると思いますので、是非楽しんで読んでみてくださいね。
あるある行動の理由や性格についても解説していますので、是非参考にしてみてください。
それではミニチュアダックスフントのあるある10選をどうぞ!
ダックスフントあるある1 短足&胴長の“へっぴり腰”歩き

ミニチュアダックスフントの特徴といえば、やはり短い足と長い胴体。そのため歩く姿が特徴的で、まるで“へっぴり腰”のように見えることがあります。SNSには「散歩中の後ろ姿が愛おしい」「階段を登るときの頑張る姿がかわいい」といった投稿が数多く寄せられています。特に、地面をスレスレに歩く姿は、ダックスならではの魅力です。しかし、その体型ゆえに腰への負担が大きく、椎間板ヘルニアになりやすい犬種でもあります。日常的に段差の多い環境にいる場合は、ジャンプや階段の昇降を控えさせること、抱っこするときは腰への負担を考え横向きに抱っこすることなどが重要です。また、適切な体重管理や定期的な運動を通じて筋力を維持することが、腰の負担を軽減するポイントです。愛らしい歩き姿を楽しみつつ、健康面にも気を配ってあげましょう。
ダックスフントあるある2 おもちゃに対する狩猟本能がすごい

ミニチュアダックスフントは元々アナグマ狩りのために改良された犬種で、狩猟本能が強いのが特徴です。SNSには「おもちゃをくわえて離さない」「ボール遊びが永遠に終わらない」といった投稿が多く、飼い主さんたちの共感を集めています。特に、動くおもちゃや音が鳴るものに対しては興奮し、必死に追いかけて遊ぶ姿が見られます。また、穴掘り行動も本能的なもののひとつで、ぬいぐるみを掘るようにして遊ぶこともあります。このような行動をうまく活用するためには、知育トイやボール投げなどの遊びを取り入れると良いでしょう。遊びを通じてエネルギーを発散させることで、問題行動の防止にもつながります。ダックスの狩猟本能を活かした遊び方で、充実した毎日を送らせてあげましょう。
ダックスフントあるある3 どんな場所でも“ほりほり”する

ダックスフントの本能的な行動のひとつに“ほりほり”があります。SNSでも「ベッドを掘っているうちにそのまま寝落ち」「クッションの中に潜り込んで出てこない」といったエピソードが多数投稿されています。この掘る動作は、かつての狩猟本能の名残で、穴の中にいる獲物を追い詰めていた頃の習性が今でも残っているのです。クッションや毛布を掘るのは寝床を整えるためで、安心感を得るための行動と考えられます。また、このほりほり行動が頻繁に見られる場合は、リラックスできる寝床やお気に入りの毛布を用意してあげると良いでしょう。適切に環境を整えることで、ダックスの安心感を高め、快適な睡眠をサポートできます。ほりほりする姿が愛おしく、つい動画を撮ってSNSにアップしたくなる飼い主さんも多いようです。
ダックスフントあるある4 食いしん坊でおねだり上手

ダックスフントは食べることが大好きで、特にご飯の時間になるとテンションが上がるのが特徴です。SNSには「キッチンでご飯を作っていると足元から離れない」「おやつの袋を開けた瞬間に猛ダッシュ」といった投稿が多く見られ、食欲旺盛な姿に思わず笑ってしまう飼い主さんが続出しています。その愛らしいおねだり顔に負けてついついおやつをあげてしまいがちですが、肥満は腰や関節に負担をかけるため注意が必要です。特に、肥満が原因で椎間板ヘルニアを発症することがあるため、適切な食事管理を行い、低カロリーのおやつを選ぶのがポイントです。また、食事中に「待て」を教えることで、飼い主さんとの信頼関係を築くしつけにもつながります。食いしん坊な性格をうまく利用して、健康的な食生活を楽しみましょう。
ダックスフントあるある5 警戒心が強く“小さな番犬”

ダックスフントは警戒心が強く、家族を守ろうとする意識が高いため、番犬としての素質があります。SNSには「インターホンが鳴ると猛アピール」「玄関に知らない人が来ると吠える」といったエピソードが数多く投稿されています。そのため、外部からの音や物音に敏感で、知らない人が来ると激しく吠えることがあります。この行動は、テリトリー意識の高さが原因であり、しつけを行うことで改善が期待できます。特に、「おすわり」「待て」などの基本的なしつけを組み合わせると効果的です。また、日常的にいろいろな人や犬と触れ合わせることで、社交性を養い、過剰な警戒心を和らげることができます。番犬としての役割を果たしつつも、無駄吠えを減らし、穏やかな家庭環境を築くことが理想です。
ダックスフントあるある6 長い耳が感情を物語る

ダックスフントの垂れた長い耳は感情表現の一部であり、耳の動きからそのときの気持ちを読み取ることができます。SNSには「耳が後ろに倒れて甘えモード」「興奮すると耳がピンと立つ」といった投稿が多く寄せられ、耳の動きに注目している飼い主さんも少なくありません。特に、リラックスしているときには耳がダランと垂れ、警戒しているときにはピクピクと動くことが特徴です。また、喜んでいるときにはしっぽと一緒に耳も上下に動くことがあり、その様子に思わず癒されることも多いでしょう。耳の状態を観察することで、愛犬の気分や体調をいち早く察知できるため、日頃からよく観察することが大切です。また、垂れ耳のため耳の内側が蒸れやすくなるため、定期的に耳掃除をして清潔に保つことも重要なポイントです。
ダックスフントあるある7 抜け毛対策はこまめなブラッシング

ダックスフントは短毛種と長毛種の2種類がありますが、どちらも抜け毛が多い傾向にあります。SNSでも「ソファが毛だらけ」「洋服にいつの間にか毛が付いている」といった飼い主さんの苦労が投稿されており、特に換毛期には抜け毛の量が増えることがあります。日常的な抜け毛対策としては、こまめなブラッシングが効果的です。短毛のダックスにはラバーブラシ、長毛にはスリッカーブラシを使い分けると、被毛の健康を保ちながら抜け毛を取り除けます。また、定期的なシャンプーも重要で、皮膚トラブルを予防する効果があります。ダックスの健康な毛並みを維持するためには、ブラッシングの習慣を身につけ、抜け毛が気になる時期には特に入念なケアを行いましょう。
ダックスフントあるある8 独特の“くつろぎポーズ”がかわいい

ダックスフントの胴長の体型だからこそ見られる、独特のくつろぎポーズがあります。SNSには「ソファの上で完全に伸びて寝ている」「お腹を上にして無防備な寝相」といった投稿が多く、その姿が愛おしいと評判です。特に、後ろ足を伸ばしてお腹をぺたっと床につけた“スーパーマンポーズ”はダックスならではのリラックススタイル。これは、胴が長いからこそできる体勢で、リラックスした状態でよく見られます。こうしたポーズを取るときは、安心している証拠でもあり、飼い主さんとしては愛犬が快適に過ごしていることを実感できる瞬間です。ただし犬種柄、関節の病気や腰の病気が多いため普段の様子をよく観察し、異変を感じたら早めに獣医さんに相談しましょう。
ダックスフントあるある9 寒がりでお布団大好き

ミニチュアダックスフントは寒がりな犬種として知られており、冬になるとお布団や毛布に潜り込む姿がよく見られます。SNSには「お布団の中から出てこない」「ヒーター前を占領している」といった投稿が多く、ダックスの寒がり具合に共感する飼い主さんがたくさんいます。特に、細長い体は寒さを感じやすいため、冬場には防寒対策が欠かせません。室内でも冷え込みが強いときは、愛犬用のブランケットやベッドを用意してあげると良いでしょう。また、散歩時には防寒着を着せることで体温の低下を防げます。寒い日には無理をして散歩に連れ出すよりも、室内でのおもちゃ遊びや軽い運動で体を温めることが大切です。冬の間、ダックスが布団の中で丸くなっている姿は、飼い主さんにとっても癒しのひとときですね。
ダックスフントあるある10 長いしっぽが感情のバロメーター

ダックスフントの長いしっぽは、感情のバロメーターともいわれ、振り方や動きによって気持ちを読み取ることができます。SNSには「しっぽをブンブン振ってお出迎え」「しっぽがピタッと止まるときは不機嫌サイン」といったエピソードが多く寄せられています。嬉しいときには勢いよくしっぽを振り回し、リラックスしているときにはゆっくりと揺らすなど、感情がダイレクトに表れます。一方、しっぽを下げて動かさないときは、緊張や不安を感じているサインの可能性があるため注意が必要です。飼い主さんはこうしたしっぽの動きに敏感になり、愛犬の状態をいち早く察知できると良いでしょう。また、しっぽの付け根部分はダックスにとって敏感な部位なので、優しくマッサージしてあげるとリラックス効果が期待できます。しっぽを通じたコミュニケーションを大切にし、信頼関係をより深めていきましょう。
Adviser
jisoさん
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。
柴犬の魅力に惹かれて柴犬一筋。病院嫌いの柴犬さんの扱いもお手のもの。しかし、最近黒猫さんを保護したことで猫派になりつつある。

Writers
ワンコnowa 編集部
愛犬飼育管理士/ペットセーバー/犬の管理栄養士の資格を有し、自らもワンコと暮らすワンコnowa編集部ライターチームが執筆を行なっています。
チワワのような小型犬からゴールデンレトリーバーのような大型犬まで、幅広い犬種と暮らす編集部スタッフたちが、それぞれの得意分野を生かし飼い主視点でわかりやすい記事を目指しています。
