犬はかまぼこ(蒲鉾)を食べても大丈夫?|犬にかまぼこ(蒲鉾)は与えていい?食べてはいけない?

犬はかまぼこ(蒲鉾)を食べても大丈夫?|犬にかまぼこ(蒲鉾)は与えていい?食べてはいけない?

かまぼこ(蒲鉾)は、魚肉のすり身を成形して加熱した魚肉練り製品の一種で、いろいろな魚が使われますが、代表的なものは、エソ、グチ、ハモ、トビウオ、アジ、タチウオ、ヒラメなどです。 北洋で獲れるスケトウダラは、冷凍すり身として広く使われています。
そんなかまぼこ(蒲鉾)はワンコに食べさせても大丈夫な食べ物なのでしょうか?

ANSWER 基本的にかまぼこ(蒲鉾)は愛犬に食べさせても大丈夫です。

かまぼこ(蒲鉾)は、犬にあげても大丈夫な食材です。かまぼこ(蒲鉾)は健康維持に欠かせないタンパク質を豊富に含んでいます。お手頃で非常に身近な食材のかまぼこは、お弁当やお酒のおつまみなど、多くの場面で活躍してくれます。そんな人気のかまぼこ(蒲鉾)は、犬が食べても大丈夫です。

もちろん与えすぎは禁物です。塩分や添加物が含まれるので注意が必要です。犬に与えたい場合は湯せんして、塩分を取り除いてからにしましょう。心臓や腎臓に病気のある犬や、シニア犬には負担になるため与えないでください。また、意外にもカロリーの高い食材なので、与える量は少量に留めましょう。
愛犬のサイズや年齢、健康状態に合わせて、愛犬とコミュニケーションを取りつつ与えてあげましょう。

このページではかまぼこ(蒲鉾)について、ペット栄養管理士さんの伊藤さんに解説いただきましたので、愛犬のために一緒に勉強していきましょう。

タンパク質

犬にとって筋肉を始めとした体の原料であり、強い骨を作るためにも必要不可欠なものです。

カルシウム

カルシウムは骨と歯の構成成分の99%を占め、身体を支える骨格を強化する働きがあります。

鉄分

主として赤血球をつくるのに必要な栄養素です。

かまぼこ(蒲鉾)を犬が食べた際の犬への効果・影響

筋肉を作るサポート、エネルギー源になるなどの働きがあります。

Photo by @gallop0113

犬にかまぼこ(蒲鉾)を与える際の注意点
かまぼこ(蒲鉾)のおすすめの与え方

Photo by @mameshiba_haku

少量であれば与えてOK!

かまぼこの原料は、すけそうだらなどの白身魚です。少量なら犬に与えてもかまいません。犬がかまぼこ好きなら「犬用かまぼこ」を与えるのもおすすめです。

塩分を取り除いて与えよう!

しかし塩分や添加物が含まれるので注意が必要です。犬に与えたい場合は湯せんして、塩分を取り除いてからにしましょう。

心臓・腎臓に病気のある子や老犬にはNG!

心臓や腎臓に病気のある犬や、シニア犬には負担になるため与えないでください。

与える量に注意!

意外とカロリーが高いので、与える量は1日の総カロリーの10%程度にします。

板で遊ばせない!

かまぼこの板で犬が遊ばないように注意してください。

Adviser

伊藤 悦子さん

麻布大学獣医学部環境畜産学科(現・動物応用科学科)出身。ペット栄養管理士・家畜人工授精師(牛)資格所持。動物医療発明研究会会員。NPO法人「NEWSつくば」記者。犬は5匹、猫は6匹の他にモルモットやセキセイインコ、文鳥たちと暮らしてきました。現在は17歳になる茶トラの猫「りんごちゃん」がいます。人とペットの幸せを願って執筆しています。

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