犬にキャベツをあげても大丈夫?生のキャベツは?犬はキャベツを食べて大丈夫か解説

犬にキャベツをあげても大丈夫?生のキャベツは?犬はキャベツを食べて大丈夫か解説

ワンコのモノ・コト

キャベツにはビタミンが豊富に含まれており、栄養価の高い野菜です。
旬は大きく分けて2回あり、3~5月頃に出回る春キャベツと1~3月頃に出回る冬キャベツがあり、柔らかい葉を持つ春キャベツが比較的好まれる傾向にあります。とんかつの付け合わせやサラダとして生で食べることもあれば、ひき肉を巻いて煮て食べるなど、アレンジしやすいのが特徴です。
しかし、芯は固くて食べにくかったり繊維が気になったりすることもあり、食物繊維の消化が苦手な犬に与えても大丈夫なのでしょうか。

キャベツは犬にあげても大丈夫!
キャベツは犬が食べても大丈夫な野菜です。

キャベツは犬の健康を害する成分が含まれていないため、与えても大丈夫な野菜です。
しかし、味や固さを好まない犬もいるため、食べられる場合のみ与え、無理に食べさせる必要はありません。好んで食べる場合は、与える量や与え方に注意してください。
キャベツの調理法はさまざまで、生や茹でるなど、どのように与えればいいか不安な方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

キャベツの主な成分や栄養素について解説

Photo by @yuko.8823

ビタミンU

別名キャベジンとも呼ばれるビタミンUは、キャベツから発見されたビタミン様物質です。
胃腸粘膜を保護して、胃腸の働きをサポートする働きを持ちます。
さらに、胃酸の過剰分泌を抑制し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果的だと考えられています。

ビタミンC

身体が錆びるのを防ぐ抗酸化作用を持ち、骨や腱のコラーゲンの生成をサポートします。
ビタミンCは肝臓で体内合成が可能ですが、ストレスや加齢、肝機能の低下によって合成が追い付かないこともあるため、食べ物からも摂取する必要がある栄養素です。

ビタミンK

血液凝固作用を持つビタミンKは、擦り傷や切り傷の出血を止める働きを持ちます。
さらに、カルシウムが骨に沈着するのを促す働きを持つことから、骨折した犬に意識して与えると良いと考えられています。

食物繊維

食物繊維には、水に溶けやすい水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維があります。
キャベツに多く含まれる不溶性食物繊維は、便が通過するのを促すための筋肉収縮である蠕動運動や有害物質の排出を促す働きを持つことから、便のかさを増やして便器解消に効果的といわれています。また、水溶性食物繊維は腸内の細菌のバランスを整える働きを持ちます。

キャベツを犬が食べた際の犬への効果・影響

  • 抗酸化作用
  • 腸内環境の改善
  • 胃腸のサポート
  • 血液凝固作用

犬与えてよいキャベツの量は?

小型犬の場合 1枚
中型犬の場合 2枚
大型犬の場合 3枚
子犬の場合 葉3/4枚(必ず茹でる)
老犬の場合 葉3/4枚(必ず茹でる)

犬にキャベツを与える際の注意点キャベツのおすすめの与え方

Photo by @koume515

子犬老犬は注意

子犬はまだまだ体の発達途中です。そのため、歯が生えそろっていなかったり腸内環境が整っていなかったりします。与える際は、茹でるなどしてキャベツを柔らかくし、少しずつ与えてください。
老犬も同様で、さまざまな機能の衰えや免疫力が低下している場合は、十分に注意しながら与えましょう。ただ、無理に与える必要はないため、必要な場合はドックフードにトッピングする程度にしておきましょう。
下痢や嘔吐などの症状が見られた場合は、すぐにキャベツを与えるのをやめて医師の診断を受けることをおすすめします。

生のキャベツの場合は柔らかい葉を中心に与える

キャベツは生の状態だと固く、犬にとっては消化しにくいものです。私たち人間が食べやすくて美味しそうな葉を選ぶのと同じように、犬にも少し柔らかめの葉の部分を与えてあげてください。
特に芯の部分は、野菜を食べ慣れていない愛犬にとってはのどに詰まらせる危険性もあるため、食べても問題ない部分ですが、与えるのを控えた方がいいでしょう。さらに、外葉は固いだけでなく農薬が残っている可能性があり、農薬は洗っても落ちないことがあります。
現在は、日本の基準をクリアした農薬のみ使用されていますが、必ずしも体に悪影響が起きないとは言い切れません。農薬が多くついている可能性のある外葉1~2枚は取り除いてから、内側の柔らかい葉を与えてください。

茹でて与えても大丈夫

キャベツの固さが得意でない愛犬には、茹でて与えることをおすすめします。
実際、キャベツを加熱すると多くのビタミンが失われていくため、取りこぼしのないように栄養素を摂取するためには生のまま与える方がいいでしょう。
しかし、茹で汁と一緒に与えれば溶けだしたビタミンを一生に補うことができ、さらに水分補給にもなります。老犬は水分不足になりやすいため、ドックフードにキャベツと一緒に茹で汁をかけると嗜好性アップも期待できます。

食べ過ぎは結石の元

カルシウムに含まれるシュウ酸は、体内でカルシウムと結びつき結晶化し、最終的に結石になります。膀胱や尿道に結石ができれば排尿システムに支障が生じ、尿毒症や急性腎不全、高カリウム症などになる恐れがあります。
特にミニチュアシュナウザー、ミニチュアプードル、シーズーに比較的現れやすい症状のため、与えすぎには注意が必要です。

こんな時は⽝に⾷べさせないこと

アレルギー持ちの愛犬には与えてはいけません。
また、キャベツに対してアレルギー反応を示すかどうか分からない場合は、少量ずつ与えましょう。
嘔吐や下痢などの症状が現れた場合は、すぐに与えるのをやめて様子を見ましょう。
なかなか症状が治まらないときは、すぐに獣医師の診断を受けることをおすすめします。

まとめ

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キャベツはビタミンや食物繊維が豊富で栄養価の高い野菜なので、犬に与えても大丈夫です。
しかし、葉は固くて食べにくいため、特に子犬や老犬には小さく刻んで少量ずつ与えましょう。
成犬であっても、上手く消化できない可能性もあるため、その場合はキャベツを茹でて汁ごと与えるなど工夫してみてください。
与えすぎは下痢や消化不良、尿結石の恐れがあるため、無理に与える必要はありません。
現在服用している薬があったりアレルギーを持っていたりする場合は、獣医師に相談することをおすすめします。

Adviser

ペットフーディスト 佐々木なるみ

愛犬の偏食をきっかけに資格を取得。これまでに4匹のわんちゃんと暮らしてきた。動物愛護に関心を寄せ、犬を含む多くの動物が幸せに暮らせる日本を目指している。

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