犬はかつおぶし(鰹節)を食べても大丈夫?|犬にかつおぶし(鰹節)は与えていい?食べてはいけない?

犬はかつおぶし(鰹節)を食べても大丈夫?|犬にかつおぶし(鰹節)は与えていい?食べてはいけない?

かつおぶし(鰹節)はカツオの肉を煮熟してから乾燥させた日本の保存食品です。ダシ・料理にかける・佃煮・おにぎりの芯等、削りの厚みを変えたり、削り節のサイズを変える事で使用用途が変わるユニークな食材です!

そんなかつおぶし(鰹節)はワンコに食べさせても大丈夫な食べ物なのでしょうか?

このページではかつおぶし(鰹節)について、ペット栄養管理士さんの伊藤さんに解説いただきましたので、愛犬のために一緒に勉強していきましょう。

ANSWER 基本的にかつおぶし(鰹節)は愛犬に食べさせても大丈夫です。

かつおぶし(鰹節)は、犬にあげても大丈夫な食材です。

一見栄養が少ないように思われがちですが、実はかつおぶし(鰹節)には栄養が豊富に含まれてます。健康維持に欠かせないビタミンやミネラル、アミノ酸が豊富です。良質のタンパク質を主成分に、高血圧の予防や筋肉の動きをよくするカリウム、強い歯や骨を作るリン、ビタミンDなどを含んでいます。 また、体内では作ることができない8種類の必須アミノ酸もたっぷり。 こうした栄養分のおかげで、コラーゲンの働きが活性化されると言われています。

そんなかつおぶし(鰹節)は、犬が食べても大丈夫です。

かつおぶし(鰹節)は、香りが高く犬も大好きです。もちろん与えすぎは禁物ですが、食欲が低下気味のシニア犬にもおすすめです。味付けをしていないだし汁をフードにかけると、夏場の水分補給にもなります。ただしカリウムやリンが多く含まれているので、心臓病や腎臓病の犬には与えないようにしてあげましょう!

愛犬のサイズや年齢、健康状態に合わせて、愛犬とコミュニケーションを取りつつ与えてあげましょう。

Photo by @momo.una

タンパク質

犬にとって筋肉を始めとした体の原料であり、強い骨を作るためにも必要不可欠なものです。

カルシウム

カルシウムは骨と歯の構成成分の99%を占め、身体を支える骨格を強化する働きがあります。

鉄分

体内の酸素運搬に関わる栄養素です。

カリウム

免疫機能を健全に保ち、筋肉の機能を調整する役割を果たします。

リン

骨や歯、細胞をつくるために必要で、体にとってとても大切な栄養素です。

ビタミンB群

疲労を防ぎ、健康な被毛を促進する効果のある栄養素です。

かつおぶし(鰹節)を犬が食べた際の犬への効果・影響

筋肉を作る、エネルギー源になる、骨を強くするサポート、食欲増進などの効果があります。

犬にかつおぶし(鰹節)を与える際の注意点
かつおぶし(鰹節)のおすすめの与え方

かつおぶしの出しガラなどをフードにかけて与えてあげよう!

かつおぶしは犬が喜ぶ食材です。しょうゆなどで味をつけていないかつおぶしや、かつおぶしの出しガラをフードに混ぜて与えるといいでしょう。

シニア犬の食食増進にも!

かつおぶしのだしは香りが立つため、食欲が低下気味のシニア犬にもおすすめです。味付けをしていないだし汁をフードにかけると、夏場の水分補給にもなります。

心臓や腎臓に病気のある子や老犬にはNG!

ただし、ミネラルが豊富なので腎臓などにかつおぶしにはカリウムやリンが多く含まれているので、心臓病や腎臓病の犬には与えないようにしましょう。犬用のかつおぶしを利用するのもいいですね。

Adviser

伊藤 悦子さん

麻布大学獣医学部環境畜産学科(現・動物応用科学科)出身。ペット栄養管理士・家畜人工授精師(牛)資格所持。動物医療発明研究会会員。NPO法人「NEWSつくば」記者。犬は5匹、猫は6匹の他にモルモットやセキセイインコ、文鳥たちと暮らしてきました。現在は17歳になる茶トラの猫「りんごちゃん」がいます。人とペットの幸せを願って執筆しています。

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