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【マルチーズの性格・特徴・寿命】マルチーズの全て、マルチーズ図鑑

【マルチーズの性格・特徴・寿命】マルチーズの全て、マルチーズ図鑑

マルチーズの基本データ

原産国 中央地中海沿岸地域
サイズ 小型犬
犬種グループ 愛玩犬グループ(家庭犬、伴侶や愛玩目的の犬G)
飼いやすさ・しつけのしやすさ 初めての方でもチャレンジしやすい
運動量 少なめ
トリミング 必要
ブラッシング 毎日
お散歩 1日2回×15〜30分程度
飼育費用 月1〜2万(医療費別途)
かかりやすい病気・怪我 膝蓋骨脱臼、心臓病、流涙症、外耳炎

マルチーズの性格と特徴

原産国については、地中海のマルタ島(現在のマルタ共和国)にアジアから持ち込んだという説があり、そこから、マルタ島を由来とするマルチーズという犬種名が付けられました。
シー・ズーと少し似ていますが、マルチーズの毛色の種類はホワイトのみです。
15世紀にはヨーロッパにでフランスの貴夫人の愛玩犬と愛され、19世紀にはヴィクトリア女王もマルチーズの愛好家だったと言われています。

マルチーズの性格は明るく陽気でどんな環境にも順応性が高く、抜け毛も少ないたまカフェや旅行にも連れて行きやすい犬種です。
見た目の可愛さの通り、とても甘えん坊でスキンシップや飼い主さんと遊ぶのを好みます。子犬の頃からこの性格に合わせて甘やかしすぎると吠えたり、攻撃性を見せるようになってしまいます。子犬期から社会化をしっかりと行い、なるべく褒めながらしつけをしていきましょう。

マルチーズの被毛の種類について

マルチーズは、頭の先から足の先まで白い絹のようなシングルコートの毛で覆われています。被毛は伸びるので、毎日のブラッシングはもちろん、毎月のトリミングが必要です。また、白いため涙やけが目立ちますので目の周り、マズル周りはこまめにケアをしてあげましょう。

マルチーズの大きさと体高・体重

小型犬の中でも特に小さな犬だと言われるマルチーズ。マルチーズの平均的な体高や体重、実は日本の猫の平均値と似ていると言われています。体高はメスで20〜23cm、オスでも21〜25cmと言われています。

マルチーズの体重 マルチーズの体高
2〜3kg 20〜25cm程度

マルチーズの平均寿命と人間年齢

マルチーズの平均寿命は12〜15歳と言われています。
マルチーズの人間に換算した場合の年齢は下記の表をご参照ください。

犬の年齢 人間に換算した年齢 成長ステージ
3か月 4歳 子犬
6か月 7歳半
9か月 11歳
1歳 15歳
1歳半 19歳半
2歳 23歳 成犬
3歳 28歳
4歳 32歳
5歳 36歳
6歳 40歳 シニア犬
7歳 44歳
8歳 48歳
9歳 52歳
10歳 56歳
11歳 60歳
12歳 64歳
13歳 68歳
14歳 72歳 高齢犬
15歳 76歳
16歳 80歳
17歳 84歳
18歳 88歳
19歳 92歳
20歳 96歳

マルチーズの飼い方のコツ・注意点

マルチーズの飼い方のコツ 1 甘え上手を上手にしつけていく必要があります

甘えん坊だからと甘やかしてばかりいると、少しのことでもワンワンと吠えやすくなる犬種です。コミュニケーションをたくさんとってあげながら、しっかりとしつけや社会化を行いましょう。
強制せずにうまく褒めながらしつけをしていくと良いでしょう。

マルチーズの飼い方のコツ 2 純白の美しい被毛をキープするのは以外に大変!

マルチーズの純白の美しい被毛をキープするのは意外に大変です。カットしなければ地面に裾を引きずるほど長く被毛が伸びますので、フルコートにすることもできますが、お手入れは毎日必要です。お手入れしやすいのはやはりフルレングスにしないペットカットです。

マルチーズの飼い方のコツ 3 夏のサマーカットは注意を!

アンダーコートがないマルチーズは、夏に涼しいと思ってサマーカットにしてしまうと、かえって体に熱を受けやすく熱中症などのリスクが高まるので注意が必要です。皮膚が見えるほど短くヘアカットをするのではなく、被毛が皮膚を覆うほどの長さを保持しましょう。

マルチーズの飼い方のコツ 4 涙やけにをこまめにケアしてあげましょう

「流涙症」通称、「涙やけ」。真っ白な被毛マルチーズは、涙やけが目立ちやすい犬種です。体質に合う良質なフードなどで涙やけを軽減することもできますが、こまめに涙や目ヤニを、濡らしたコットンでこまめに拭いてあげましょう。

マルチーズの飼い方のコツ 5 膝蓋骨脱臼に注意!滑りにくい環境を整えてあげよう!

小型犬全般に発症しやすい、膝蓋骨脱臼。マルチーズでも、子犬期から発症するケースもあります。遺伝的な要因もあると言われていますので、予防はなかなか難しいですが、フローリングを走り回っているときに大きな負担がかかり、痛めてしまう場合も。滑りにくい床材やカーペットなどを敷くなど足腰に配慮した環境を整えてあげましょう。同時に、大きな段差をなくす、高いところから飛び降りをさせないなどの注意も必要です。

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