【トイプードルの人気カット集】SNSで人気!トリミングの参考になるかわいいカット26選

【トイプードルの人気カット集】SNSで人気!トリミングの参考になるかわいいカット26選

まるでぬいぐるみのようなフワフワの巻き毛と、つぶらな瞳がかわいいトイプードル。様々なカットスタイルを楽しむことができ、カット方法によってまるで別犬かのように大変身するのが魅力的な犬種です。原産国はフランスで、抜け毛が少ないこと、そして愛くるしいもふもふとした見た目から愛玩犬として常に人気の犬種です。実はトイプードルはプードル種の中でも一番小さい種類で、他にはスタンダードプードル、ミディアムプードル、ミニチュアプードルが存在します。小さいことから注目を集めているタイニープードルやティーカッププードルは、JKC(ジャパンケネルクラブ)、AKC(アメリカンケネルクラブ)、FCI(国際畜犬連盟)などの犬種団体から犬種として認められていないのはご存知でしたか?最近ではトイプードルと他の犬種を掛け合わせたミックス犬も増えてきましたよね。

そんなトイプードル、一体どんなカットが人気なの?どんな種類のカット方法があるの?といったカットスタイルが気になっている飼い主さんや、うちの子はトイプードルとのミックス犬なのでトリミングの参考にしたい!という飼い主さん、スタンダート・ミディアム・ミニチュアプードルだけどカット方法を参考にしたい!という飼い主さんに、今回は人気なカット方法をわかりやすく写真と一緒にご紹介します。ぜひお気に入りのカットスタイルを見つけてくださいね!

トリミングサロンでは理想カットの写真を見せよう!

「いつもより少し短くカットしてください」そう言ってサロンに預け、数時間後ウキウキでお迎えに。いざ愛犬と対面したらびっくり、想像以上に愛犬がツルツルに短くカットされていてショック!そんな経験のある飼い主さんも多いのではないでしょうか?

それもそのはず。「少し短く」といってもバリカンで丸刈りにするのか、ハサミでいつもより1mm短く仕上げるのか、どの部分をどれくらい短くカットするのかは人によって思い描くスタイルが違うのです。

そんな失敗を防ぐために大切なのが理想のカットスタイルの写真です。もちろんワンコによって毛量や毛質、毛の流れなどが異なるので、写真を見せても他のワンコと全く同じカットにすることは不可能です。ですが写真を見せてトリミングをお願いすることで、言葉で説明するよりも理想に近い形に仕上がるといえるでしょう。

また、逆に「このカットだけはやめて欲しい!」とトリマーさんに伝えるのも一つの手です。マズルだけにはこだわりたい!だったり、お耳の位置だけはこだわりたい!など、こだわりたい部分が具体的に決まっている場合には、理想のカットスタイルだけでなくこれだけはやめて欲しいというカットスタイルも事前に見せておきましょう。そうすることで認識の差異が少なく、好みのスタイルに仕上がることが多くなるでしょう。

トイプードルのカット集顔周りカット10選

まず初めに第一印象を決める最も重要なカット部分、顔周りのカットをご紹介します。頭の大きさやマズルの大きさが1mm違うだけでも印象が大きく変わり、イメージチェンジに繋がります。自分好みの顔周りカットに仕上げてもらうためには、理想とする写真が必須!可愛さ満点のふわふわまんまるスタイルから、お手入れのしやすさNo.1のスッキリスタイルまで様々なカットスタイルを集めてみたので、お気に入りのカットスタイルを見つけてくださいね!

01テディベアカット

Photo by @tororo.727

テディベアカットの特徴

その名の通りテディベア(くまのぬいぐるみ)をイメージしたどこから見ても丸く、可愛らしいイメージのカット方法です。こぐまカットと呼ばれる場合もあり、ここ数年で爆発的に人気となったカットスタイルです。

楕円型のマズルに、頭と顔で一つの丸を作り、輪郭をしっかりととってお耳とハッキリ分けたカットスタイルが一般的です。マズルの大きさや形を変えてみたり、耳の高さを変えたり、耳のボリュームをその子に合わせて変えることで唯一無二なスタイルになります。

飼い主さんの理想をよりトリマーさんに伝え安くできるように、お耳を短くカットしたテディベアカットや、逆にお耳を長めに仕上げたテディベアカット、そしてテディベアカット誕生の秘密もご紹介していきます。

お耳を小さく短めにカットしてあるテディベアカット

通常よりもパピーのような幼い印象を与えてくれます。耳の毛を残さず、バリカンで刈って短くするスタイルもあります。耳の上の方の毛まで頭の毛として繋げてカットし、耳の付き位置を低く見せると流行の韓国風ベアカットと呼ばれます。「韓国風ベアカット」という名前は通称であり、正式なスタイル名ではないので、理想をしっかりトリマーさんにお伝えできるようにしましょう。

Photo by @mocha_k1217

お耳を長めにカットしてあるテディベアカット

上品で可愛らしく、女の子らしい印象を与えてくれます。フェイクイヤーといって、頭の毛を耳の毛としてカットデザインし、耳の位置を本来よりも高く見えるようにするとツインテールカットと呼ばれます。耳の長さを少し変えるだけでもかなりのイメージチェンジに繋がります。

Photo by @rin20201007

テディベアカットの生みの親は日本人って本当?

今では世界中で人気スタイルとなったテディベアカットですが、実はこのスタイルを生み出したのは日本人トリマーだということを知っていますか?トリミングサロン「DogMan」と「DogMan AOYAMA」を経営する江頭重知さんが、当時の愛犬であり、初代看板犬を務めていたNATTYちゃんの大きさと毛質を活かすために作られたオリジナルスタイルがこのテディベアカットの始まりと言われています。

元々オーナーの江頭さんはアパレル業界で働いていたそう。もっと愛犬と一緒に過ごせる仕事に就きたい!とトリミング学校に通い始めたのが始まりの一歩のようです。そして愛犬オリジナルのカットでお散歩していたところ、可愛いワンコがいる!と犬仲間の間で話題に。口コミが広がったことでNATTYちゃんはファッション誌のモデルとして活躍するなどして、徐々に「テディベアカット」が広がっていったんだとか。ちなみにテディベアカットという名前が広がっていき、プードルの人気が加速したのが2000年頃。意外にもつい最近のお話ですよね。
愛犬のために考案したカットスタイルが世界中に広がるなんて、素敵なお話ですよね。

02ピーナッツカット

Photo by @azu54.r

ピーナッツカットの特徴

最近ではピーナッツカットという名前の方が有名ですが、元々はムスタッシュスタイルと呼ばれるカットスタイルからできた派生カットスタイルです。ムスタッシュとは頬とアゴのひげを剃った口ひげのことを指しています。ピーナッツカットと比べると、口周りの輪郭をよりはっきり短くカットし、メリハリがあるのが特徴です。目の周りがすっきりするのでお手入れがしやすくなります。

ピーナッツカットとムスタッシュカットはどう違う?

最近ではピーナッツカットという名前の方が有名ですが、元々はムスタッシュスタイルと呼ばれるカットスタイルからできた派生カットスタイルです。

ムスタッシュとは頬とアゴのひげを剃った口ひげのことを指しています。ピーナッツカットと比べると、口周りの輪郭をよりはっきり短くカットし、メリハリがあるのが特徴です。目の周りがすっきりするのでお手入れがしやすくなります。

Photo by @koarai_maya

03アフロカット

Photo by @teto0316

アフロカットの特徴

プードルらしいふわふわモコモコの毛並みだからこそ実現できる、頭から口周りまでが一つの丸になるようなスタイル。遠くから見てもふわふわの頭が目立ち、存在感抜群で可愛いカットスタイルで、真正面、サイド、後ろ、真上のどこから見ても丸く見える愛らしさが特徴です。顔周りの毛が長い状態になるので、毎日のブラッシングはもちろん、標準よりも短いスパンでのトリミングが必要になる場合が多いです。全体を丸っと仕上げるのでマズルの長さや性別などを気にせず、お顔の毛量があればどんなワンコでも似合います。一度アフロカットにすれば、そのあとはどんなお顔カットにも変更しやすいのも特徴。今やりたいスタイルはわからないけど、後々のカットスタイルに向けて一度アフロスタイルにしてみるのもおすすめです。

カラーによる印象の違い

どのカットスタイルもワンコの毛色によって違いがありますが、特にアフロカットは色によっての印象が大きく変わるカットスタイルとなっています。毛色が黒やシルバーの場合、可愛さの中にもシックな印象が残ります。毛色が白の場合、まるでビションフリーゼかのようなスタイルを楽しむことができ、ビション風カットと呼ばれることもあります。

Photo by @kurosuke.1210@cha_milkcha

04マッシュルームカット

Photo by @r.__0529.aru

マッシュルームカットの特徴

マッシュルームカットはアフロカットから派生した新しいスタイルです。ピーナッツカットとよく似ていますが、頭とお耳の輪郭をぼやかし、弧を描くようにカットするスタイルとなっています。名前の通り、正面から見たときにマッシュルームのような形になります。マッシュルームカットができるのは垂れ耳のトイプードルならではの強みとなっていて、優しい柔らかい印象となり、男の子でも女の子でも似合う可愛らしいスタイルです。毛量が多く、しっかりとした毛質のワンコであれば仕上がりやすいスタイルです。パピーのような柔らかい毛だとうまく作れないことが多いので、将来的にマッシュルームカットをしたい場合にはパピーの毛を整えつつ、毛質がしっかりしてくるのを待ってあげましょう。

05アシメカット

Photo by @toy_poodle_family

アシメカットの特徴

アシメはアシンメトリー(左右非対称)を意味しています。その名の通り片側は毛を長く伸ばしふんわりと整え、もう片方はさっぱりと短くするスタイルです。短くする方の毛をバリカンで思いっきり短くするとかっこいい印象になりますが、左右差をつけながらもテディベアのような丸々とした形で短く仕上げると優しい印象が残ります。マズルの大きさや頭のトップの形をこだわることでうちの子だけの特別なスタイルが見つかります。一般的にアシメカットというとさっぱり短くするスタイルが主流なので、丸っとしたシルエットを残して可愛らしく仕上げたい場合にはしっかりと要望を伝えるようにしましょう。

Photo by @doyounouma@izumo.yamato.sui

06イヤリングカット

Photo by @ranmaru_records@kanstagram_1214

イヤリングカットの特徴

イヤリングカットとは、顔を耳の間の毛を伸ばすスタイルのことです。人でいう後れ毛部分を作ることで、一気に垢抜けてオシャレ感がUPします。最近ではイヤリング部分だけをカラーリングしてオシャレを楽しむ飼い主さんも多くいます。長さやボリュームを変えるだけで印象が違って見える可愛らしいカットです。毛量を抑えてイヤリングカットを作るのが理想に近い!という場合であればミックス犬の場合でも挑戦しやすいのが特徴です。

07モヒカンカット

Photo by @eito08.w@moka.nigo

モヒカンカットの特徴

モヒカンとは、中央の毛を残し両脇の髪を刈り上げるスタイルのことです。ふんわり優しく山を描くようなタイプと、ふわっとした毛の立ち具合を活かしたハードスタイルに分かれています。また、サイドをバリカンでしっかりと刈り上げると雰囲気が変わって面白いです。お耳をバリカンですっきりさせるとキリッとかっこいい印象に、ふわっと丸く仕上げると可愛らしい印象になります。

08トップノット

Photo by @momoviwa

トップノットスタイルの特徴

トップノットとは、犬の頭部の骨格の一番高い部分にある冠毛のことで、房状になった長い毛が特徴です。可愛いらしい印象になるだけでなく、目が大きく見えるというメリットがあり、被毛によって目に傷がついて起きる流涙症や角結膜炎といった目のトラブルの予防にもなることから人気のスタイルです。毛をゴムでまとめ、ワンコ専用のヘアピンや髪飾りをつけておしゃれを楽しむこともできます。毛の長さによって楽しめるアレンジの幅が広がり、人と同じように三つ編みや編み込みを楽しむ方も多くいます。毎日のケアが必要不可欠なヘアスタイルですが、アレンジが豊富なことから人気のスタイルです。

ヘアピンスタイル

毛をお顔の真ん中でヘアピンでとめるスタイル。定番アレンジの一つで、ヘアピンをキュートなリボン型にしたり、ポップな星形にしたりなど、これだけでもオシャレを楽しめます。トップノットアレンジの基本です。

Photo by @kimumipo

真ん中三つ編みスタイル

お顔の真ん中で三つ編みをしたトップノットスタイル。編み込みではないので比較的結びやすく、挑戦しやすいオシャレスタイルとなっています。三つ編みが一本だけであれば短時間で仕上げることができるので、トップノットを伸ばし始めてアレンジに初めて挑戦したい!という場合や、いつもとは違う方法で目の周りをすっきりと仕上げたい!という場合におすすめなスタイルです。

Photo by @aisurubabychan

左右三つ編みスタイル

トップノットを左右に分けて、三つ編みにしたスタイル。パッチリとしたお目目が見やすく、あどけない印象を与えてくれます。三つ編みの本数や毛量、結び始めの位置を変えるだけでも印象の変わる、女の子らしい可愛いアレンジスタイルです。

@be.be.lle

ポコポコポニースタイル

長く伸びた毛を活かし、一定の間隔をゴムで結ぶスタイル。結んだ毛を少し崩してふわっとさせたものを玉ねぎヘアーと呼びます。ヘアゴムの色を全色変えてみたり、愛犬のイメージカラーにしてみたりと、他のヘアアレンジを楽しみながら変化をつけやすいのが特徴です。

Photo by @ena_evepoo

トップノットのアレンジは無限!

いくつかトップノットのアレンジスタイルをご紹介しましたが、トップノットのアレンジは、アイデア次第で無限にあります。人と同じようにくるりんぱをして結ぶスタイルや、目の上はゴムですっきりとむすんで仕上げ、後ろで三つ編みをするスタイル、トップノットとツインテールを組み合わせるスタイルなど、毎日違ったスタイルを楽しむことができるのが魅力です。お手入れは大変ですが、うちの子だけの特別なスタイルを作りやすいので、他のワンコと被りたくない!という飼い主さんはぜひトップノットを伸ばして、愛犬と一緒にアレンジを楽しんでくださいね。

Photo by @queen_maria_gram
Photo by @ena_evepoo

09ベドリントン・テリア風カット

Photo by @tiro_puffy

ベドリントン・テリア風カットの特徴

英国・イングランドの出身「ベドリントン・テリア」のように仕上げるスタイルです。頭と顔の中心と、耳先の毛をふわっと残します。丸のイメージが強いトイプードルですが、こちらのカットで仕上げるとお顔が縦長に仕上がり、シュッとしたイメージが強くなります。トイプードルとは思えない個性的なカット方法になるので、個性派カットに興味のある方には特におすすめなカットスタイルです。

耳だけベドリントンスタイル

お顔周りはテディベア風やモヒカン風にカットなど他のカットスタイルを楽しみ、お耳だけをベドリントン・テリア風カットにするのもおすすめです。目の近くの毛がすっきりとするので被毛によって目に傷がついて起きる流涙症や角結膜炎といった目のトラブルの予防も期待できます。

Photo by @2525_lime

10ラムカット(プードルカット・顔バリ)

Photo by @summer.daisuki.04@ena_evepoo

ラムカットスタイルの特徴

ラムカットとは、トイプードルのスタンダードカットの一つで、お顔の毛をツルッとすっきり刈り上げるスタイルのことです。口周りや目の周りがすっきりとするので、お手入れしやすく、表情がよく見えるようになります。横顔がキリッと美人に見えるカットでもあります。

顔周りに合わせて身体も羊カットにすればお散歩の時の注目度NO.1!擬人カットに興味のある飼い主さんは一度挑戦してみてくださいね!

背中(胴)周りカット4選

背中(胴)周りのカットは、アレンジが自由自在で無限大なのが一番の特徴です。アレンジカットした場所をカラーリングすることでカットスタイルが際立ち、さらに可愛く変身しているワンコも多くいました。ここで紹介するもの以外にも星マークを入れたり、イニシャルを入れてみたりとうちの子だけの個性を思う存分発揮できる場所なので、ぜひお気に入りのカットスタイルを見つけてくださいね!

11天使の羽カット

Photo by @maminano4210

天使の羽カットの特徴

背中の毛をデザインして天使の羽が生えているかのようなカットスタイルです。羽の形や大きさ、デザインはトリマーさんや飼い主さんの希望によって様々なので、他のワンコとは被りにくいスタイルとなっています。背中をスッキリしたいけど、何か一工夫欲しいときにぴったりなアレンジカットです。

12お花カット

Photo by @yoko.prlmr

お花カットの特徴

もふもふの毛を活かして、お花の形にくり抜くスタイルです。大きさやお花の個数を変えてみたり、カラーリングをすることでアレンジも楽しめます。お花の位置を背中に持ってくるのか、お尻に持ってくるのかでも印象が変わってくるので、作りたい場所をしっかりとトリマーさんにお伝えしておきましょう。毛量が多く、毛質がしっかり立つトイプードルならではのカットスタイルです。

13ハートカット

Photo by @tomococo0828w

ハートカットの特徴

身体の一部にハートの形を残すカットスタイルです。背中や脇腹、足などその子の毛量や飼い主さんの好みに合わせて色々な場所に作ることができます。カラーリングをしてみたり、ハートを重ねてみたりと、様々なアレンジを楽しめます。アウトラインをしっかりとることでより立体的なハート型を作ることができます。ハートだと少し可愛すぎる!という飼い主さんには体に星型をつくる星型カットもおすすめです。体が大きければ右側にハート、左柄に星型、などアレンジを楽しめます。

14恐竜カット

Photo by @emetan_lulutan

恐竜カットの特徴

背中の真ん中ラインを残してそれ以外を短く切るスタイルです。お顔をモヒカンにして繋げてみたり、ザクザクザクザク山をいくつか作ると本格的な恐竜スタイルの完成です。毛がしっかりと立ち上がる子におすすめなかっこいいスタイルです。基本的に体全体は短く刈り上げることになるので、皮膚トラブルに悩んでいるけど、カットは楽しみたい!という場合におすすめです。背中のカット方法を丸にして数を調整すれば、砂漠の人気者ラクダにも変身できますよ。

おしり周りカット4選

こちらではお尻周りのカット方法をご紹介します。おパンツカットやおパンツカットのアレンジカット、目を引く桃尻カットなど、様々なスタイルを集めてみました。
お尻周りは汚れがつきやすく、必ずお手入れが必要な場所です。デザインカットをすると毛が多くお手入れしにくくなる場合もありますが、肛門周りだけすっきりと刈ってもらったり、デザインを少し変えるだけでもお手入れがしやすくなるので、スタイルチェンジする際にはトリマーさんにしっかりと要望を伝えて愛犬も過ごしやすく可愛いカットにしてあげましょう。

15おパンツカット

おパンツカットの特徴

おパンツカット胸〜背中の毛をすっきりと刈り、お尻周りの毛をふわっとまあるく残すスタイルのことです。まるでおパンツ(おむつ)を履いているかのような、こどもらしく可愛いカットスタイルになります。おパンツのボリュームによっても印象が変わってくるのがポイントです。おパンツ部分が毛玉にならないよう、毎日のしっかりとブラッシングが大切になってきます。大きなおパンツにする場合には半年〜一年かけて育毛する必要があるので、ぜひトリマーさんに相談してみてくださいね!

たまごパンツ

おパンツカットをアレンジしたもので、胸や背中にかけてジグザグにカットしたスタイルです。まるで卵の殻を半分に割ったような、ポップな印象のおパンツカットのアレンジ方法です。普通のおパンツカットでは物足りないと感じてしまう、個性派な飼い主さんにおすすめです。カットラインをスカラップにしてみたり、好きな曲線にしてもらうのもおすすめです。

Photo by @moco_1020_moco

16リボンカット

Photo by @dogsalon_tete

リボンカットの特徴

リボンカットは、お尻にリボンがついているかのようにカットするスタイルです。後ろ姿が一気に華やかになり、可愛らしい印象となります。アウトラインをしっかりととることでメリハリのある可愛いリボンに仕上がります。真ん中の結び目部分をハートにしたり、星型にすることでよりキュートな印象や、ポップなイメージに変化します。ふわっと毛を残すことになるので、毛玉にならないようにしっかりと毎日ブラッシングをすることと、少し毛が伸びてくるとおリボンが埋もれてしまうため、こまめなトリミングが必要となります。

Photo by @taemama0723

17スカートカット

Photo by @mocha.suzu11

スカートカットの特徴

スカートカットは、まるでスカートを履いているかのようにお尻周りの毛を残すスタイルのカット方法です。風に揺れるようなスカートデザインから、プリーツが入ったスカートデザイン、おパンツカットに近いボリューミーなスカートカットなど、一口にスカートカットといっても種類は様々です。毛の流れや毛量、どんな種類のスカートにしたいのかでカット方法がかなり変わってきますので、理想のスカートカットのお写真を探して、しっかりとトリマーさんに伝えましょう。スカートの前におリボンカットをしてよりプリティー&キューティーに仕上げると女の子らしさがUPします。

18桃尻カット

Photo by @lulu._.loulou

桃尻カットの特徴

桃尻カットとは、名前の通り、まるで桃のような形にお尻周りの毛をカットするスタイルのことです。肛門周りの汚れやすい場所を短くカットするので、おトイレ後のお手入れもしやすく、部分カットになるのでワンポイントとして取り入れやすいのがポイントです。トイプードルだけでなく、柴犬やポメラニアン、コーギーなど、お尻周りの毛にボリュームのある犬種であれば作りやすいカットとなっているので、犬種を問わず人気です。おパンツカットと合わせて桃尻カットにしてみたり、足のカット方法を変えて桃尻がより目立つようにカットしてみたりと、アレンジの幅も広く、楽しめるカットスタイルです。

Photo by @muginko_diary

手足周りカット3選

手足周りは全体で見たときにデザインの要となる部分の一つです。トイプードルは手足が長いため、カットを始める位置やボリュームによって大きく印象が変わってきます。また、足回りの毛が長いと気になって舐めてしまう子や、自分でかじってしまう子も多くいます。そんなワンコにぴったりなカットスタイルもご紹介していますので、愛犬の生活スタイルに合わせた可愛いカットをチェックしてくださいね!

19ブーツカット

ブーツカットの特徴

ブーツカットは、足先に向かってボリューム大きく広がるようなカットスタイルです。「パンタロンスタイル」や「ベルボトムスタイル」とも呼ばれています。足の付け根から裾広がりにするスタイルか、肘(膝)から裾広がりにするのかで印象も変わってきます。途中まで短く刈り上げるとマイアミカットによく似てきますが、足先の形を裾広がりにすればブーツカット、まあるく整える場合にはマイアミカットとなります。ブーツカットの毛量でも印象がかなり変わってくるので、どの位置から始まり、どのくらい大きさのブーツカットにしたいのかをしっかりと伝えるようにしましょう。

20マイアミカット

Photo by @noix_12325

マイアミカットの特徴

ブーツカットと似ているスタイルですが、ブーツカットは基本的に足の付け根からふんわりと裾広がりになっているのに対し、足の付け根から途中まではしっかりと刈り上げ、足先と尻尾にポンポンのように丸く毛を残すスタイルがマイアミカットです。他の部分を大胆に刈り上げることで、その差がよりスタイリッシュに見え人気です。足の付け根の毛玉のできやすいポイントが短く仕上がるのでお手入れしやすく、ポンポンの大きさによっても印象が変わります。前足と後ろ足のカットバランスが難しいですが、四つのポンポンが揺れながら歩く姿は可愛さ満点です。

21チキン足カット

チキン足カットの特徴

チキンカットは、足先の毛を刈り上げるスタイルです。お散歩やお出かけから帰ってきた後でも足裏をささっと洗うだけで綺麗になり、お手入れしやすいと人気です。手足に疾患があり、薬を塗るなどのケアが必要なワンコにぴったりなスタイルです。足先だけでなく、少し高い位置まで刈り上げても印象が変わってきますよ。また愛犬の爪切りを自分で行う飼い主さんであれば、爪がしっかりと見えるようになるので切りすぎて怪我をさせてしまうこともなくなるでしょう。

個性派カット

最後に、枠にとらわれない個性派カットのワンコたちをご紹介します。

動物園の人気者のような羊やアルパカといった擬人スタイルから、トリマーの飼い主さんが愛犬のために生み出した独自のカットスタイル、トップノットを最大限に美しく伸ばし、ヘアアレンジを楽しんでいるワンコまで様々。個性派カットのワンコたちは飼い主さんの思いもより一層強く、写真を見るだけでも楽しい気持ちになりますよ。

22羊カット

Photo by @pino0104s

羊カットの特徴

名前の通り、まるで羊かのように足を短く、身体はふわっと、お顔はまあるくアフロのように仕上げるスタイルです。トイプードルのもふもふふわふわの毛と、そのワンコの毛量を活かしたカットと言えるでしょう。お顔もラムカットにすれば完全に羊に返信できてしまいます。毛玉ができないようにこまめなブラッシングが必要ですが、手足はすっきりとカットしているので汚れにくくお手入れしやすいのが特徴です。

23アルパカカット

Photo by @dogsalon_baby

アルパカカットの特徴

動物園の人気者、アルパカ。そんなアルパカに似せたカットスタイルがアルパカカットです。羊カットとよく似ていますが、お耳は短くバリカンで刈り上げ、お顔から身体のラインには段を入れずに滑らかにカットするスタイルとなっています。合わせて足回りもまるっと仕上げることでよりアルパカのようなもふもふスタイルが完成します。耳周りを短くカットすることで清潔に保てるので、お耳のトラブル予防にもなります。ハーネスや首輪をつけるのがもったいなく思えてしまうほど、美しく可愛い唯一無二なカットスタイルです。何色のワンコでも似合いますが、特に毛色が白いワンコはよりアルパカ感がUPするので、お散歩していると周りからびっくりされるかもしれませんね!

24チューバッカカット

Photo by @_merrydog_chamapuni

チューバッカカットの特徴

映画「スター・ウォーズシリーズ」に登場するチューバッカをご存じですか?まるでチューバッカの赤ちゃんだと話題になったことのあるこちらのワンコはトイプードルのちゃまくんです。トリミングサロン「Merry Dog」のオーナートリマーさんの愛犬なんです。トリミングサロンの仕上がり写真に写り込もうとしてくるチューバッカ犬がいる!とTikTokで話題となり、一気に人気となりました。ちゃまくんを見て来店してくださるお客さんも多いのだとか。ぜひ真似して見たくなるチューバッカカットですが、飼い主さん曰く「適した毛質」と「こまめなメンテナンス」が必要なんだそう。毎日の丁寧なブラッシングはもちろん、週1ペースのカットでこのチューバッカスタイルと維持しているとのことでした。個性溢れるカット、愛犬の毛質とこまめなお手入れに自信がある方は、ぜひ真似してみてくださいね!

ちゃまくんはシニア期に入り、体調によってはお店に出勤していないこともあります。
お店で見かけた場合でも無理に触ったりせず、見守ってあげてくださいね!

25ちろるカット(モフカット)

Photo by @__mohu_c

ちろるカットの特徴

SNSやネットニュースでたびたび話題になっているトイプードルのちろるちゃん。ちろるちゃんは日本だけでなく世界中から人気のインスタグラマーです。モフモフでまんまるな姿の通り「mohu」という愛称で親しまれています。「何カット」と名前をつけられないそのシルエットが可愛すぎると人気で、まんまるなお顔も特徴的ですが、足先にかけて細くなっている鉛筆のようなスタイルと、爆発したようなボディのふわふわ具合は唯一無二!サロンではなく飼い主さん本人がカットを担当しているので、愛犬の魅力を引き出す素敵なカットスタイルになったと言えるでしょう。飼い主さんはちろるちゃんをお迎えたことをきっかけに、専門学校への進学を決めトリマーの資格を取得したそうです。

そんなちろるちゃんのカットを真似するのはとても難しいと思いますが、どうしても愛犬のスタイルをちろるカットにしてみたい!という飼い主さんはぜひご自身の担当トリマーさんに相談してみてくださいね。

26Mariaカット

Photo by @queen_maria_gram

Mariaカットの特徴

トップノットを綺麗に伸ばし、ワンレンストレートヘアが目を引くこちらのスタイルを披露してくださったのは、トイプードルのMariaちゃん。ふわふわとした毛で毛量も多いMariaちゃんですが、なんと14歳だというので驚きです。長く伸ばしたヘアを活かして様々なスタイルに挑戦しており、どの写真も高貴でエレガント。Mariaちゃんは度々セットペーパーも行っています。リボンや装飾を装着する際に必要となるセットペーパーですが、最近では無地だけでなく、アニマル柄やカラフルなペーパーも販売されているので、ペーパーを変えてみるだけでも印象がガラッと変わり、トップノットのオシャレを楽しめるようになります。

ここまで伸ばすにはこまめなブラッシングと毎日のケアが必要になりますが、様々なヘアスタイルに挑戦したい飼い主さんや、お手入れに自信のある飼い主さんは一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

Photo by @queen_maria_gram

まとめ

いかがでしたか?
ぜひ記事を参考にして、愛犬だけのお気に入りスタイルを見つけてくださいね!

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