この記事はワンコnowa編集部が監修・執筆を行っています。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの基本データ

原産国 | イギリス |
---|---|
サイズ | 大型犬 |
犬種グループ | 牧羊犬・牧畜犬 |
飼いやすさ・しつけのしやすさ | 中級者以上 |
運動量 | 中〜高レベル |
トリミング | 必要(月1回) |
ブラッシング | 毎日2時間程度 |
お散歩 | 1日1時間程度の散歩を2回と定期的な自由運動が必要 |
飼育費用 | 月5~6万程度(医療費別途) |
かかりやすい病気・怪我 | 進行性網膜萎縮症(PRA)、白内障、遺伝性難聴、股関節形成不全、肘関節形成異常、甲状腺機能低下症、小脳性運動失調症、原発性繊毛運動異常症、心筋症 |
オールド・イングリッシュ・シープドッグの歴史
海外では頭文字をとって「OES」と呼ばれているオールド・イングリッシュ・シープドッグ。日本でも、「オールド」の呼び名で親しまれています。そんなオールド・イングリッシュ・シープドッグの起源は、1700年代の西イングランドだと言われています。
容姿がそっくりでオールド・イングリッシュ・シープドッグを小さくしたベアテッド・コリーやスコティッシュコリー、またロシアのオフチャルカやヨーロッパの牧羊犬、西イングランド地元の犬などさまざまな犬種が基礎犬と考えられていますが、残念ながら正確なことは解明されていません。数ある牧羊犬の中でも身体の大きなオールド・イングリッシュ・シープドッグは、牛や羊をオオカミから守る犬として作出されたと考えられています。衛生上の理由や働く犬は税金が免除されることから断尾されていたオールド・イングリッシュ・シープドッグは、当時は「ボブテイル」とも呼ばれていました。
その後、アメリカのドッグショーにデビューしたオールド・イングリッシュ・シープドッグは、アメリカの富裕層のステイタスシンボルとなりましたが、1960年代に家庭犬として人気犬種の仲間入りをしました。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの性格と特徴・飼いやすさ

ディズニー映画「リトルマーメイド」でエリック王子に飼われている犬マックスを覚えている方も多いのではないでしょうか。顔が見えないほどモコモコで、明るく陽気な性格のマックスは、オールド・イングリッシュ・シープドッグの性格と特徴をよく表しています。
用心深く、勇気がありながら子供達への優しさを持ち合わせているオールド・イングリッシュ・シープドッグは、飼い主とその家族の番犬としても最適な性格です。また、大きな体ながら敏捷で、運動能力の高さも特徴の一つです。
知性が高く、楽しいことが大好きで、どんな環境にも適応できるオールド・イングリッシュ・シープドッグですが、定期的な運動が必要な犬種です。また、常に飼い主と一緒に過ごしていたい寂しがり屋の一面もあるため、長時間のお留守番では、破壊行動などの問題行動を起こす恐れがあるため注意が必要です。
訓練性の高いオールド・イングリッシュ・シープドッグですが、忍耐強く一貫したしつけをすることが大切です。身体が大きくなるため、子犬期のしっかりとした社会化としつけがもっとも重要です。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの被毛と種類
全身もふもふの被毛に覆われているオールド・イングリッシュ・シープドッグは、長めのダブルコートで毛量が多く絡みやすい毛質で抜け毛が多いことが特徴です。そのため毎日、最低でも2時間程度かけてブラッシングし、もつれた毛や毛玉を取り除くことが必須です。ブラッシングをこまめにすることで、ツヤのある美しい毛並みをキープすることができます。また、よだれが多いため、口の周りの被毛が黄色くよだれ焼けを起こしやすいことも特徴の一つ。そのため、定期的にトリミングサロンでトリミングとケアをしてもらうことが必要です。実は、被毛のケアがあまりに大変なことから、海外ではこれを理由に飼育放棄されることが多い犬種なのです。オールド・イングリッシュ・シープドッグと暮らす場合は、被毛のケアができることが第一条件となります。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの魅力はなんといっても歩くたびにたなびくたっぷりの被毛です。ホワイトアンド黒またはホワイトアンドグレーのバイカラーのイメージが強いオールド・イングリッシュ・シープドッグですが、ジャパンケネルクラブでは、グレー、グリズル及びブルーの様々な色合い、単色のボディ及び後肢にホワイトのソックスがあってもなくても良いとしています。また、アメリカンケネルクラブでは、この他にブルーマールアンドホワイト、ブラウンアンドホワイト、フォーンアンドホワイトなどの豊富なカラーが登録されています。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの大きさ・体高・体重
体が大きいながら、エネルギッシュで活発なオールド・イングリッシュ・シープドッグは、羊や牛を護る番犬の役割を担う犬として作出された犬種です。JKCではオスの体高を61cm、メスの体高を56cmが理想であるとしていますが、大きさにかかわらず均整がとれていることが非常に重要です。また、AKCではオスの体高は約56cm以上、メスの体高は53cm以上、体重はオスメスともに27〜45kgが理想としています。
性別 | オールド・イングリッシュ・シープドッグの体重 | オールド・イングリッシュ・シープドッグの体高 |
---|---|---|
オス | 27~45kg | 56cm〜 |
メス | 53cm〜 |
オールド・イングリッシュ・シープドッグの平均寿命と人間年齢
オールド・イングリッシュ・シープドッグの平均寿命は10〜12歳。これは大型犬の標準的な平均寿命で、遺伝疾患を発症しなければ比較的健康な犬種です。大型犬は、小型犬、中型犬よりも早く年齢を重ねていきます。大型犬のオールド・イングリッシュ・シープドッグの年齢が人間に換算すると何歳に値するのかは気になるところですね。
小型犬や中型犬と比べると数ヶ月早く成長するオールド・イングリッシュ・シープドッグは、1歳で人間の12歳に換算できます。生活環境によって個体差はありますが、大型犬は人間の48歳に換算できる6歳頃からがシニア期とされているため、早い段階からケアをしてあげることが大切です。ここでは、環境省が提示する「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」に記載されている年齢換算方式を用いて、オールド・イングリッシュ・シープドッグの年齢と人間の年齢を比べてみます。
人間に換算した場合の年齢は下記の表をご参照ください。
犬の年齢 | 人間に換算した年齢 | 成長ステージ |
---|---|---|
1歳 | 10歳 | 子犬 |
1歳半 | 15歳半 | |
2歳 | 19歳 | |
3歳 | 29歳 | 成犬 |
4歳 | 39歳 | |
5歳 | 49歳 | シニア犬 |
6歳 | 59歳 | |
7歳 | 69歳 | |
8歳 | 79歳 | 高齢犬 |
9歳 | 89歳 | |
10歳 | 99歳 | |
11歳 | 109歳 | 超高齢犬 |
12歳 | 119歳 |
こちらの表は、
- 小型犬・中型犬「24+(犬の年齢-2)×4=人間に相当する年齢」
- 大型犬「12+(大型犬の年齢-1)×7=人間に相当する年齢」
の方式に基づいて計算しています。詳しくは、下記の記事をご覧ください。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気
基本的には健康である犬種のオールド・イングリッシュ・シープドッグですが、いくつかの遺伝疾患を発症する可能性があります。すべてのオールド・イングリッシュ・シープドッグが、遺伝疾患を発症するわけではありませんが、お迎えする際にはオールド・イングリッシュ・シープドッグの犬種特性や健康について正しく理解し繁殖を行っているブリーダーを選ぶことが大切です。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気 1 目の病気:進行性網膜萎縮症(PRA)、白内障
進行性網膜萎縮症(PRA)
原因不明の遺伝疾患で網膜が変性し萎縮していく進行性の病気で、網膜の機能が徐々に低下し最終的に失明してしまう病気です。1歳前に発症する早期発症型と1歳以降に発症する遅発型の2タイプがありますが、どちらも暗い場所や夜の散歩を嫌がる、地面の匂いを嗅ぎながら歩く、ボールが見えなくなるなど夜盲の症状が現れます。この病気は残念ながら、一度発症すると有効な治療法はなく、最終的に失明してしまいます。
白内障
近年多くの犬が発症する目の病気が白内障です。白内障は遺伝や加齢によって発症する病気で、瞳が白く濁って見えたり、見えにくそうにするなどの症状が現れます。白内障には、初期から最終段階まで4つのステージがあります。目の中にある水晶体と呼ばれるレンズの役割を果たしている部位が、何らかの原因で白く濁る状態が白内障です。残念ながら、一度白く濁ってしまうと元には戻りません。また、症状が真奥するにつれ、見えにくくなるなど視覚に影響が出てきます。治療をしないでいると、最終的に失明してしまうため、早期発見早期治療が推奨されています。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気 2 遺伝性難聴
子犬の頃から音に反応しない、名前を呼んでも反応しないことから発覚する病気が先天性の難聴です。先天性の難聴は遺伝性と考えられ、実は多くの犬種でその発症が確認されています。言葉を話すことができない犬は、難聴の診断が非常に難しく、聞こえていないことを確定する以外に方法がありません。残念ながら、治療法もないため遺伝性の難聴の場合は、生涯を音のない世界で暮らすことになります。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気 3 股関節形成不全・肘関節形成異常
股関節形成不全
股関節形成不全は、レトリバーなど大型犬によく見られる遺伝疾患で、太ももの骨が股関節にはまらず痛みや歩行に支障が出る病気です。オールド・イングリッシュ・シープドッグにも発症が多く確認されている病気です。モンローウォークとも呼ばれるように腰を振りながら歩くことがこの病気の特徴で、重度になると歩行困難になる場合があります。痛み止めを処方する内科的治療のほかに、近年では、股関節全置換術といった手術を行うことによって機能回復が見込まれるようになりました。
肘関節形成異常
大型犬に発症することが多い肘関節形成異常ですが、オールド・イングリッシュ・シープドッグにも多く発症が見られている遺伝疾患です。これは、肘関節周辺の骨の成長が均等ではない場合に骨の異常が起こることから発症する病気で、進行すると関節表面の軟骨がすり減ることで変形性関節症を発症し、頭を上下に振りながら歩く、散歩を嫌がる、前足を引きずるなどの症状が現れます。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気 4 皮膚疾患
ダブルコートの犬種が発症しやすい皮膚疾患は、膿皮症、皮膚のベタつきやカユミなどが起こるアレルギー性のものなどさまざまです。毛量が多く密にアンダーコートが生えているオールド・イングリッシュ・シープドッグもこれらの皮膚疾患を発症しやすいとされています。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気 5 甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの分泌機能が低下した状態をいいます。皮膚が乾燥してふけが増える、被毛が薄くなる、脱毛が見られる、元気がなくなる、体重が増えると言った症状が見られます。先天的に甲状腺機能の低下が見られることから、遺伝的なものという見方もあります。予防法は無く、甲状腺ホルモン剤の投与を行います。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気 6 心筋症
心筋症には、拡張型と肥大型があります。遺伝性疾患と言われていますが、どちらも原因がよく分かっていません。オスの方が拡張型心筋症にかかることが多く加齢伴い発症率が上がります。
拡張型心筋症
心臓の内部が拡張して、心臓が大きくなり心臓の収縮が低下する病気です。成犬になってから発症することが多いですが、重度の場合は1歳前後で発症することもあります。咳、疲れやすい、無気力、食欲の現象、体重減少、息切れ、不整脈、歯茎の色が灰色や青くなる、運動したあとに失神するなどの症状があります。とても難しい病気のため心臓専門医がいる病院で診察を受けましょう。
肥大性心筋症
心臓の筋肉が肥大して心臓の収縮が激しくなる病気です。原因がハッキリわからない病気のため、早期発見が難しい病気です。突然死をした場合、この病気を疑うことがあります。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気 7 小脳性運動失調症
小脳性運動失調症とは、運動機能をつかさどる小脳に異常が起こり、ふらふらする、よろけるなどまともに歩けない、何かをしようとすると震える、眼振、物にぶつかるなど距離感が測れないなどの症状が現れる病気です。先天性、後天性と2タイプありますが、オールド・イングリッシュ・シープドッグの場合は遺伝性である先天性の小脳障害が報告されているため、ブリーダーは繁殖時に注意することが推奨されています。小脳性運動失調症は、生後数週間でその発症に気がつきますが、残念ながら治療法はありません。
オールド・イングリッシュ・シープドッグのかかりやすい病気 8 原発性線毛運動異常症
気道の上皮細胞の表面にある線毛は、気道に入り込む異物や細菌などを排除し気道内を正常に保つ働きをしています。この線毛が先天的な異常によって正常な線毛運動が行えない状態を原発性線毛運動異常症と呼びます。シープドッグ犬種などに多く見られるこの病気は遺伝的な原因によって発症し、鼻水、痰の絡まるような咳の他に肺炎や気管支炎、中耳炎などの症状が起こります。さらに、水頭症、腎臓疾患、不妊、胸骨や脊椎骨、肋骨の異常などを発症することもあり、呼吸困難を引き起こすこともあります。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの飼い方・飼う際の注意点
オールド・イングリッシュ・シープドッグは、飼い主はもちろんその家族や子供たちと一緒に遊ぶことが大好きな犬種です。オールド・イングリッシュ・シープドッグの特徴的な性質に、3歳ごろまで子犬と同じ無邪気さを見せることが挙げられます。また、大型犬ながらエネルギッシュで運動欲求が高いこともオールド・イングリッシュ・シープドッグの特徴です。そんなオールド・イングリッシュ・シープドッグは、その性質から飼い方や飼う際に知っておきたい注意点があります。

オールド・イングリッシュ・シープドッグの飼い方・飼う際の注意点 1 トレーニング方法に工夫を
オールド・イングリッシュ・シープドッグに限らず大型犬は、子犬期からしっかりとしたしつけのためのトレーニングが必要です。特に、賢く遊び心を持っているオールド・イングリッシュ・シープドッグは、なるべく早い時期から社会化訓練を始めることが必要です。さらに、頭の良さが災いして毎日同じトレーニングをすると飽きてしまう可能性があるため、さまざまな工夫をしましょう。トレーニング方法として、同じことを繰り返す反復訓練ではなく、目新しい内容やオールド・イングリッシュ・シープドッグが楽しめる内容を取り入れることがおすすめです。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの飼い方・飼う際の注意点 2 走り回ることが大好き!
オールド・イングリッシュ・シープドッグは、広い牧場や草原を羊器とともに走り回ることを仕事としてきた犬種です。大型犬ながら、その敏捷性も評価されるほどの高い運動能力の持ち主なのです。そのため、健康を維持するためにも歩きの散歩以外の運動が必要です。特に、子犬期は運動不足と感じるとストレスから家の中を破壊してしまうこともあります。加齢とともに運動量は減ってきますが、あまり動きたがらない場合は体調不良の可能性があるため注意しましょう。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの飼い方・飼う際の注意点 3 一人ぼっちが苦手
いつまでも子犬の心を持つ甘えん坊な面があるオールド・イングリッシュ・シープドッグ。もともと飼い主の指示に従って羊や牛を守る仕事をしていたため、飼い主と共に行動をすることが大好きです。そのため、長時間のお留守番といった長い時間人のいない場所に放置されると分離不安症を発症することがあります。分離不安症は、犬にとって大きなストレス。また、寂しさから破壊行動を行う可能性があるため、子犬期からお留守番ができるようにトレーニングすることはもちろん、なるべく留守番のない環境で飼うことがおすすめです。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの飼い方・飼う際の注意点 4 急速に成長するため適切な食事管理を
大きな身体ながら俊敏で運動が大好きなオールド・イングリッシュ・シープドッグは、500g程度で生まれてから1歳を迎える頃には約30kgと急激に成長し、成犬では約45kgとなります。そのため、生後4〜7ヶ月の成長期には骨のトラブルを起こしやすいため注意が必要です。成長期のオールド・イングリッシュ・シープドッグには、急激に体重が増えないように食事の管理を十分に行い、成長痛や成長時のトラブルを起こさないようにしましょう。この時期のオールド・イングリッシュ・シープドッグには、高品質で低カロリーの食事がおすすめです。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの飼い方・飼う際の注意点 5 滑る場所には要注意
見た目からは想像がつかないほどアクティブなオールド・イングリッシュ・シープドッグは、十分な運動を必要とする犬種です。運動をさせるときには、アスファルトなどの硬い場所や滑りやすい室内は避け、柔らかい土の上や芝生など足腰に負担のかからない場所を選ぶことが大切です。また、股関節や肘関節のトラブルを抱えやすいため、無理なジャンプはさせないようにしましょう。
オールド・イングリッシュ・シープドッグをお迎えする方法

ブリーダーさんからお迎えする
オールド・イングリッシュ・シープドッグ専門の優良ブリーダーをネットなどで検索してみましょう。ブリーダーから子犬をお迎えする場合は両親が明らかなので、毛色や体格、性格などがわかるメリットがあります。
また、お迎え後もブリーダーさんに困った時に相談ができたり、兄弟犬の輪が広がったりとサポートしてもらえる繋がりがもてるのも心強いポイントです。
保護犬のオールド・イングリッシュ・シープドッグを探して里親になる
動物保護施設や動物愛護ボランティア団体などでは、繁殖犬を卒業して保護された子や、飼い主の事情で手放されて保護されているオールド・イングリッシュ・シープドッグを見つけられるかもしれません。事前にサイトやSNSなどで探してみてくださいね。
オールド・イングリッシュ・シープドッグの値段・価格の相場
オールド・イングリッシュ・シープドッグは、2021年度のJKC登録頭数が94頭と、あまり街では見かけない犬種です。また、ペットショップでの販売もほとんどありません。一般に販売される値段は50万円程度とされていますが、ブリーダーの数も少ないため正確な相場価格は不明です。お迎えを検討している場合は、遺伝疾患の発症を避けるためにも専門のブリーダーを探すことが大切です。
まとめ

モコモコの被毛がとても愛らしいオールド・イングリッシュ・シープドッグ。まるで大きなぬいぐるみのようにとても可愛い見た目ですが、実はやんちゃでイタズラ好き。そして運動量も多いため広い庭がある環境が必要です。また、毎日のブラッシングは必須で、お手入れには時間がかかることでも知られています。毛量が多く高温多湿な日本の気候には、不向きな犬種のため、室内で適切な気温、湿度管理をした環境を整えてあげることが大切です。
Writers
ワンコnowa 編集部
愛犬飼育管理士/ペットセーバー/犬の管理栄養士の資格を有し、自らもワンコと暮らすワンコnowa編集部ライターチームが執筆を行なっています。
チワワのような小型犬からゴールデンレトリーバーのような大型犬まで、幅広い犬種と暮らす編集部スタッフたちが、それぞれの得意分野を生かし飼い主視点でわかりやすい記事を目指しています。
