【関西の紅葉スポット15選】愛犬と行けるおすすめの紅葉スポット｜2023年版

01 【兵庫県神戸市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 再度（ふたたび）公園

再度公園は、ドライブウェイ沿いの山中にある自然豊かな都市公園で、紅葉の名所としても知られています。

紅葉の見ごろは11月中旬～下旬で、リードを着用すればワンコとお散歩できます。約51haの敷地内には、修法ヶ原池や外国人墓地、運動場、広場、ログハウスなどさまざまな見どころがあります。

天気の良い日はピクニックやハイキングを楽しんだり、ワンコを連れてお散歩する利用客も多く訪れます。

修法ヶ原池は、紅葉のシーズンになると絶景のフォトスポットになり、池に映る紅葉は息をのむような美しさです。周辺にベンチやテーブルもあるので、休憩しながら景色を眺めることができます。

再度公園は主要なハイキングコースの通過点となっているため、紅葉を楽しみながら周辺の山道を散策することもできます。ハイキングコースは歩きやすいように整備されているので、ワンコも安全に歩くことができます。

公園内にはカフェや軽食をいただける茶屋があり、テイクアウトも可能なのでワンコが一緒でも利用できます。散策に疲れたらぜひ立ち寄ってみてください。

02 【兵庫県西宮市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 甲山森林公園

甲山森林公園は、西宮のシンボルでもある甲山の山麓に広がる公園で、83haほどの広大な敷地は90％が樹木で覆われています。新緑や桜、紅葉など四季折々の美しい自然に触れ合え、リード着用でワンコものびのび楽しめます。

甲山森林公園は、甲山登山のスタート地点となっていて、登山やハイキングをする利用客も多く訪れます。そのほか園内には、展望台や自然観察ができる池、運動広場、野外ステージなどがあり、子供から大人まで世代を問わず楽しめる公園となっています。
野鳥が生息する場所でもあるため、森林浴をしながらのバードウォッチングもおすすめです。

紅葉は11月下旬から12月上旬に見ごろを迎え、みくるま池周辺で特に美しい紅葉がみられます。みくるま池の後ろには甲山がみられるので、池と山の素晴らしいコラボレーションが楽しめます。
甲山森林公園は展望台からの眺めがよく、紅葉に色づいた山々や西宮の町並みを見渡すことができるおすすめスポットです。

03 【京都市左京区で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 嵐山公園

嵐山公園は、渡月橋を挟んで3つの区域（臨川寺、中之島、亀山）からなる都市公園です。臨川寺地区は桂川の下流左岸にあり、駅からも近いため嵐山散策のスタート地点ともいえます。

中之島地区は、桂川の中州に位置し、春は桜の名所としても有名です。亀山地区は、小倉山の南東に広がる丘陵地で、展望台や広場、竹林の道などがあり、ワンコのお散歩におすすめです。

紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬です。日本紅葉の名所100選にも選ばれた渡月橋は、必ず見ておきたい絶景スポット。
渡月橋と紅葉の景色が合わさり、見る人を魅了する素晴らしい眺めになっています。

亀山地区にある展望台は、紅葉に染まった嵐山と保津峡を一望できる穴場のスポットです。亀山地区は他のエリアよりも空いていることが多く、落ち着いた雰囲気で紅葉が楽しみたい人に向いています。

秋は紅葉の名所として全国から観光客が集まる人気エリアのため、ワンコもリードをつけて安全に観光しましょう。

04 【京都市左京区で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 南禅寺

南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山で、700年以上の歴史を誇る格式の高いお寺です。国の重要文化財に指定された三門や、名勝指定の方丈庭園、ドラマのロケ地になった水路閣など境内に見どころがたくさんあります。

例年秋になると多くの人が訪れる紅葉の名所としても知られており、紅葉の見ごろは11月中旬～11月下旬に迎えます。22mの高さを誇る三門は圧倒的な存在感で、紅葉とのコントラストが美しい人気のスポットです。

三門は有料で上まで登ることができ、紅葉に包まれた境内や京都市街を一望できます。水路閣も絶景フォトスポットとしてぜひ見ておきたい場所のひとつ。明治時代につくられた赤レンガの水道橋は、自然に調和するレトロでおしゃれな雰囲気です。

ワンコはリード着用で境内の散策ができ、三門への同伴もキャリーバッグに入っていればOKです。紅葉のシーズンは混みあうことが多いので、ワンコとゆっくり散策したい場合は早朝にいくことをおすすめします。

05 【滋賀県大津市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 比叡山延暦寺

比叡山延暦寺は天台宗総本山の寺院であり、世界文化遺産に登録されています。

境内は3つのエリア（東塔、西塔、横川）に分かれており、それぞれに本堂を構えます。
東塔には延暦寺の総本堂にあたる根本中堂があり、建物が国宝に指定されています。西塔には本堂として釈迦堂があり、延暦寺最古の建物といわれています。横川には本堂の横川中堂があり、舞台づくりの建物はまるで船が浮かんでいるように見えると言われています。

比叡山は紅葉の名所としても知られており、とくに紅葉が美しい横川エリアにおいてもみじ祭りが開催されています。比叡山の秋の訪れは比較的早く、10月下旬～11月中旬に紅葉の見ごろを迎えます。比叡山山頂には展望台があり、琵琶湖や京都の町並み、比叡山の美しい紅葉を見渡すことができます。
ドライブウェイやケーブルが完備されているので、山頂へのアクセスも難しくありません。

ワンコは建物内には入れませんが、リードをつけての散策は可能となっています。

06 【滋賀県愛知郡で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 金剛輪寺

金剛輪寺は、天台宗のお寺で湖東三山の一つとして知られています。湖東三山とは紅葉名所100選に選ばれた金剛輪寺、西明寺、百済寺の三大天台宗寺院を指します。

金剛輪寺の境内には、国宝の本堂、重要文化財の三重塔や二天門、仏像など多くのみどころがあります。ワンコは本堂には入れませんが、リードを着用して一緒にお散歩できます。排泄は禁止されているのでマナーベルトやおむつをしておくと安心です。

金剛輪寺の紅葉は血染めのもみじとも表現され、深紅の美しい色合いが圧巻です。11月上旬～12月上旬が紅葉の見ごろとなり、注目のスポットとして国の名勝に指定された庭園が挙げられます。風情ある庭園の雰囲気に、鮮やかな紅葉がマッチし多くの人を魅了しています。

期間限定で名勝庭園内の紅葉がライトアップされるイベントも行われており、幻想的な紅葉を堪能できます。境内には、茶屋やお食事処もあり、紅葉を眺めながらゆっくり休憩するのもおすすめです。

07 【滋賀県高島市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 メタセコイア並木

メタセコイア並木は、滋賀県高島市マキノ町にある2.4㎞の渡るメタセコイアの並木道。直線道路の両側に約500本のメタセコイアが整然と立ち並びます。滋賀県の紅葉名所1位・日本街路樹百選にも選ばれるほどの絶景スポットです。
メタセコイアは針葉樹としては珍しい落葉性の樹木のため、四季折々の姿を楽しむことができます。

紅葉のシーズンを迎えると、深緑色だったメタセコイアは穏やかな茶色に変わり、まるで絵画のような美しい空間に生まれ変わります。紅葉の見ごろは11月下旬～12月上旬ですが、紅葉のピークを迎えてもメタセコイアはもみじのような赤色にはならずレンガ色と表現されています。

この時期は車の渋滞ができるほどの混雑状況になるため、ゆっくりと静かなメタセコイア並木を楽しみたい場合は、早朝に行くのがよいでしょう。

ワンコもリードをつけて美しい景色を眺めながら気持ちよくお散歩できます。沿道にはワンコOKのテラス席つきカフェもあるので、メタセコイアを見ながらお茶をするのもおすすめです。

08 【三重県四日市市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 水沢もみじ谷

水沢もみじ谷は、鈴鹿国定公園内にある紅葉の名所で宮妻峡の手前に位置しています。百人一首の一句「奥山にもみぢ踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき」は、猿丸大夫がこの場所で読んだ歌といわれています。

水沢もみじ谷は、カエデが谷を覆うように立ち並び、紅葉のシーズンになると谷底を真っ赤に染めていきます。まさに、もみじ谷という名前がピッタリの場所といえるでしょう。

水沢もみじ谷の紅葉の見ごろは遅く、11月下旬から色づき始め12月上旬～中旬にピークを迎えます。他の紅葉スポットと同じようなタイミングに行くとまだまだ色づいていないことが多いため、なるべく遅いタイミングで行くことをおすすめします。

ワンコもリード着用で自由にお散歩でき、谷底に広がるもみじの絨毯を楽しめます。テーブルやベンチもあるので、紅葉を見上げながらワンコと一休みすることもできます。

水沢もみじ谷は人気の紅葉スポットのため、シーズン中は駐車場も混みあいます。周辺はドライブでも紅葉を楽しめますが、もみじ谷をゆっくりと散策したい場合は、早めの時間帯に行くようにしましょう。

09 【三重県名張市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 赤目四十八滝

赤目四十八滝は、三重県名張市にある滝の名所で、「平成の名水百選」「日本の滝100選」にも選ばれています。

赤目渓谷ではさまざまな滝がみられますが、中でも赤目五瀑と呼ばれる5つの滝が代表的です。赤目五瀑として不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝が知られており、これらの滝をみながらハイキングや散策を楽しむことができます。
滝が作り出すマイナスイオンに満たされた空間は、心身ともに癒されること間違いありません。

リードを着用していれば、ワンコも同伴可能で一緒に滝を見ることができます。ただし千手滝より上流に進む際は、原則としてキャリーバックやリュックにワンコを入れることになっているので注意してください。

赤目四十八滝は、紅葉の名所としても有名で、11月上旬～下旬に見ごろを迎えます。赤目五瀑の周囲も美しく紅葉で彩られるので、滝と紅葉のコラボレーションは必見です。

ちなみに、赤目四十八滝の入口にはオオサンショウウオセンターがあり、特別天然記念物のオオサンショウウオを見られます。ワンコも一緒に通れるのでぜひ立ち寄ってみてください。

10 【大阪府箕面市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 勝尾寺

勝尾寺は、高野山真言宗の寺院で、箕面国定公園の中心に位置しています。かつて清和天皇の病気を祈祷で治したことから「勝王寺」、転じて「勝尾寺」となり勝負運アップのお寺として知られるようになりました。

勝尾寺のシンボル・マスコットとして勝ちダルマも有名です。受験や商売、スポーツなどの勝運祈願を目的に、日本全国から多くの参拝客が訪れています。
勝尾寺の入口にあたる山門をくぐるとお清めの霧で出迎えられ、境内には縁起を担ぐ勝ちダルマがいたるところに奉納されています。名物のダルマみくじはダルマの中におみくじが入ったもので、おみくじを引いた後のダルマは境内に置いて帰ることがきます。

勝尾寺は秋になると紅葉の名所ともなり、8万坪の境内が赤や黄色に美しく彩られます。紅葉の見ごろは11月中旬～12月上旬に迎え、期間限定の夜間ライトアップも鑑賞できます。
リードをつければワンコも境内を散策できるので、ぜひ素晴らしい紅葉を一緒に楽しんでみてください。

11 【大阪府交野市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 大阪府民の森
ほしだ園地

ほしだ園地は、府政100周年を記念して整備された府民の森の一部で、日本最大級のつり橋「星のブランコ」がある自然公園です。

105haもの広大な敷地内には、クライミングウォールや広場、展望台、ハイキングコースなどさまざまな見どころがあり、ワンコもリード着用で一緒に楽しむことができます。

紅葉のシーズンには多くの観光客が訪れる人気スポットでもあり、例年11月下旬～12月上旬に見ごろを迎えます。
ここでの紅葉は黄葉と表現され、赤ではなく黄色やオレンジに色を深めていく変化がみられます。ほしだ園地でよく見かけるタカノツメは、黄葉する樹木のなかでもひときわ鮮やかな黄色に染まっていきます。
天気のいい日は、陽の光に照らされた美しい黄葉を堪能できるでしょう。

標高180m、全長280mの星のブランコから眺める紅葉はまさに絶景です。ほしだ園地は展望台からの眺めもよく、つり橋を含めて紅葉に色づく山々や町並みを見渡すこともできます。

12 【奈良県桜井市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 談山神社

談山神社は、多武峰の山中にある神社で、世界唯一の木造十三重塔をはじめとするさまざまな社殿がみられます。
談山の名前は、中大兄皇子と談山神社の御祭神「藤原鎌足」が大化の改新の談合を多武峰で行ったことに由来しており、後に談い山（かたらいやま）と呼ばれるようになりました。
毎年春と秋に行われるけまり祭りは、談山神社の代表的なイベントとして知られています。

談山神社は、奈良県屈指の紅葉スポットでもあり、見ごろの11月中旬～11月下旬を迎えると燃えるようなもみじを鑑賞できます。談山神社は3000本もの紅葉に包まれ、赤や黄色、オレンジなどグラデーションに染まる姿は見ごたえ抜群です。期間限定で夜のライトアップが行われており、昼とは雰囲気の異なる幻想的な紅葉を楽しめます。

境内はリードを着用すればワンコもOKで、拝殿内も抱っこをしてお参り可能です。ワンコに優しい神社ですが排泄は厳禁ですので、必要に応じてマナーベルトやおむつを着用させましょう。

13 【奈良県奈良市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 奈良公園

奈良公園は、毎年多くの人が訪れる奈良県最大の観光エリア。約660haもの広大な敷地に、春日大社や東大寺、興福寺、国立博物館などの観光名所が一体となっています。

奈良公園は、都市部にありながら自然にも触れあえるスポットで、美しい芝生や珍しい木々、春の桜、秋の紅葉も楽しめます。
園内には約1300頭もの野生鹿が生息しており、奈良公園のマスコットのような存在になっています。

秋になると、奈良公園内の各スポットでそれぞれの紅葉がみられます。東大寺エリアはイチョウの木が多いため、鮮やかな紅葉とイチョウの落ち葉でできた黄色い絨毯を楽しめます。
浮見堂周辺では真っ赤な紅葉がみられ、絶景のフォトスポットとして人気です。若草山では、常緑樹や紅葉、ススキの茶色が加わり贅沢なコントラストを一望できます。
見ごろは各エリアで異なりますが、11月上旬～12月上旬に迎えます。

ワンコもリードをつけてお散歩可能なので、ぜひ奈良公園のさまざまな紅葉を一緒に見に行ってみてください。

14 【和歌山県伊都郡で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 高野山

高野山は1200年の歴史をもち、弘法大師が開いた真言密教の聖地として知られています。山上盆地に広がる高野山には総本山の金剛峯寺のほか、117もの寺院が点在しています。そのうち52の寺院が宿坊となっており、一般客も宿泊できるようになっています。
ワンコは建物内に入れませんが、リードを付けて境内の散策が可能です。

高野山は、紅葉の名所としても名高く、国内外から観光客が訪れています。紅葉の見ごろは10月下旬～11月上旬となっており、この時期に夜間ライトアップも実施されています。
紅葉の見どころとして、蛇腹道、金剛峯寺の正門、壇上伽藍、英霊殿がおすすめのスポットです。

特に人気の蛇腹道では、道を覆うように紅葉が広がり、まるでトンネルのような大変美しい空間が現れます。高野山の澄んだ空気の中で、紅葉を眺めれば心身ともにリフレッシュすること間違いありません。ぜひワンコと一緒に高野山で圧巻の紅葉を楽しんでください。

15 【和歌山県橋本市で愛犬と紅葉を楽しめるスポット】 玉川峡

玉川峡は、国の名勝に指定されており、さまざまな形の岩や清流などがみられる自然豊かなエリアです。注目の見どころは丹生の滝で、上流の橋本市との境目にあります。高さ25mから流れ落ちる涼やかな滝の音を聴けば、日々の疲れも癒されるでしょう。

春は桜の開花や新芽の芽吹き、初夏にはホタル、秋は紅葉など年間を通して自然を楽しめます。ハイキングや川遊び、バーベキュー、キャンプなどの目的で多くの人が訪れます。

暖かい季節は川遊びが特に人気となり、ワンコも一緒に泳ぐことができます。清流には鮎やアマゴが住んでおり、釣り利用料として遊漁券を購入すれば釣りを楽しむこともできます。

紅葉の見ごろは11月上旬～11月中旬で、楓やツタ、漆などさまざまな紅葉がみられます。澄んだ清流の水面に映る紅葉は、心が洗われるような美しさです。

玉川峡はハイキングコースも整備されているので、ワンコと紅葉を眺めながら散策するのもおすすめです。