1. TOP
  2. ワンコ記事nowa
  3. 保存料・添加物ゼロ!素材そのままの美味しさと安心を届ける。愛犬のために選びたい、みちのくファームの犬用無添加おやつ
保存料・添加物ゼロ!素材そのままの美味しさと安心を届ける。愛犬のために選びたい、みちのくファームの犬用無添加おやつ

保存料・添加物ゼロ!素材そのままの美味しさと安心を届ける。愛犬のために選びたい、みちのくファームの犬用無添加おやつ

ココを掘るワケ!調味料も保存料も使わない無添加おやつを作るみちのくファームさん

今回、編集部が取材したのは犬用無添加おやつを作る「みちのくファーム」。

ペットの産業見本市「インターペット」を訪れた際、ワンコnowa編集部メンバーが一気に心をつかまれたのが、「みちのくファーム」のブースに並ぶ愛犬用おやつの数々でした。パリッと乾燥したジャーキーやサクフワ触感のフリーズドライのおやつは、すべて無添加。調味料や保存料を入れず、お肉や魚、穀物などの素材だけで作られていたのです。

さっそく連絡を取り、みちのくファーム専務取締役の金野香さん、広報担当の河合美里さんに、無添加おやつ開発の裏側をお聞きしました。

無添加おやつ一筋、25年

こちらではペットフードではなく、ずっと犬用のおやつだけを専門に扱われているんですね。

河合創業から約25年間、ずっとワンちゃんのおやつを製造・販売してきました。あえて市場に置かれていないものを作るという発想で、開発を行っています。

だから、カンガルー肉や豚の耳など、珍しいものが多いんですね。

河合そうなんです。現在は島根県に自社工場を持っているので、原料さえ仕入れることができれば、なんでも自由に作れるところが「みちのくファーム」の強みだと思っています。

自社工場で製造されているんですね。

河合はい。島根に自社工場があるという縁から、食品会社さんが島根で獲れたノドグロを卸してくださることがあります。大きいノドグロは人が食べますが、小さくて脂乗りが悪いものは売りにくいということで、ワンちゃん用に仕入れているんです。当社でイチオシの石見ポークも、島根の石見銀山のブランド豚で、島根に工場がある縁で卸していただいています。

金野出雲鹿はジビエ(狩猟で得た食肉)なので、大量には仕入れられないものなのですが、当社が小さい会社で一度に使う量が少ないということもあり、卸していただいています。

小規模だからこそ、さまざまな種類を展開できるのですね。

河合特に当社の商品は保存料を使っていないこともあり、過度に在庫を抱えられないので、使う原料を抑えられる。その結果、珍しいものや貴重な食材を仕入れられるという部分もあります。

裏を返せば、常に新鮮な食材で製造されているということですよね。

金野そうですね。社長の愛犬のハービーはもう17歳なんですが、パピーで迎えてからずっと当社のおやつを食べているからか、ほとんど病気になったことがないんですよ。おそらく、内臓にあまり負担がかからなかったのかなと。

ハービーちゃんがその証明になってくれていると思うと、お客さんも安心ですよね。素朴で硬派なパッケージも、みちのくファームさんらしくて。

金野ひと目見て内容量がわかるように、あえて透明のパッケージにしています。グラムで書いてあっても、わからないじゃないですか。

河合当社では、大きなサイズのパッケージも用意しています。大型犬を飼われているお客様も多いので、500グラムや1キログラム入っている商品は喜ばれますね。

ハービーちゃんは取材後の5月25日に17歳で虹の橋を渡りました。編集部一同、ハービーちゃんの安らかなお眠りを心よりお祈りいたします。

飼い主さんたちとのつながり

お客さんの傾向などはありますか?

河合当初はドッグショーなどに出店していたので、出場される飼い主さんが多かったのですが、そこから皆さんが口コミでワンちゃん友達に広めてくださっています。今はECサイトがメインで、北海道から沖縄県まで、全国の方にご購入いただいています。当社は送料無料キャンペーンとかはしていないのですが、それでも買ってくださるんです。

金野送料無料にすると、その分の代金を商品に上乗せしなければいけないので、商品はあくまで適正価格に抑えて、送料は別でいただいています。

河合飯能営業所に併設している店舗まで、わざわざ中部や関西のほうから来てくださる方もいるんです。実際に自分の目で見て、触って確かめて選びたい飼い主さんも多いのかなと。店舗であれば、ワンちゃんに試食してもらいながら選べるので、好みのものを選びやすいと思います。

金野お客様の声を商品に反映していることもあり、距離の近さは意識しています。長く懇意にしてくれている飼い主さんの愛犬は、私たちも成長を見守っている感覚で、お店やイベントで会うと、「こんなに大きくなったんだ!」「新しくパピーちゃんを迎えたんですね?」って、話も弾みますね。

クオリティの高いおやつはもちろんですが、アットホームな雰囲気もみちのくファームさんの魅力ですね。

みちのくファームの無添加おやつのここがスゴイ!を深掘り

ポイント1 サクフワ新食感のフリーズドライおやつがスゴイ!

フリーズドライのおやつは見たことがなかったのですが、このアイデアはどこから?

河合実は、社長が中国のペットイベントに行った際に、フリーズドライの機械を見つけたのがきっかけなんです。ワンちゃんもシニアになると咀嚼できなくなり、食べられないものが出てくるという話を飼い主さんから聞いたことがあったので、フリーズドライにすれば食べられるのではないかと機械の購入を決めたそうです。

機械の購入を決断できるのも、自社工場があるからこそですよね。

河合そうですね。フリーズドライの機械を持っている食品会社さんに依頼する方法もあるのですが、ほとんどの場合、人のごはんとペットのごはんは一緒に製造できないということで、断られてしまうんですよね。その点、自社で機械を持っていれば自由に使えるので、珍しい商品も生み出しやすいです。

フリーズドライのおやつを発売した際の反響はいかがでしたか?

金野当初は認知されづらかったですね。フリーズドライだとどうしても内容量に対して価格が高くなってしまうので、そこがネックではありました。来店されたワンちゃんに試食してもらったりして、徐々に広めていった感じですね。

河合今は愛用してくださる方も増えて、そのままおやつとして与えるだけでなく、ぬるま湯でふやかしてフードのトッピングにしたり、手で崩してパウダー状にしてふりかけにしたり、いろいろな用途で使っていただいています。最近は海外の方からの注文も増えているんです。

なぜ、海外の方が注目しているのでしょう?

河合いろいろな理由があると思いますが、ひとつは“メイド・イン・ジャパン”の強みでしょうか。島根県で作っている姿が見えるところが、評価されているのだと思います。また、黒毛和牛など、海外の方も知っている日本の食材を扱っているので、響きやすいのだと思います。

CHECK POINTワンコたちもおねだりするほどの美味しさ!

おみやげに購入したフリーズドライの「鮭」。社員とワンコで分け合いました。

人が食べてもとても美味しいのです!もちろんワンコの食いつきも◎!
みんな欲しくておねだりがすごかったです。


ブランド肉から珍しい食材まで、おやつのラインナップがスゴイ!

商品ラインナップが多いところも特徴的ですよね。お肉も豚肉や鶏肉だけでなく、馬肉に鹿肉、カンガルー肉があって、魚も鮭にタラにマグロ。

河合お肉や魚の効能を気にされる飼い主さんもいらっしゃいますし、「低脂肪のものは?」「鉄分補給にいいものは?」と聞かれることも多いので、さまざまな食材を揃えるようにしています。アレルギーを持つワンちゃんが食べられるものが見つかって、喜んでくださる飼い主さんもいますね。

ワンちゃんそれぞれにアレルギーや好みは違いますもんね。珍しい食材は、どのように仕入れているんですか?

河合基本的には、食肉に精通している食品会社さんから卸していただいていて、もともとは人間用の食材です。お肉だと、脂身が少なくて人が好まないような部位こそ、ワンちゃんには向いていたりするので、そこをあえて仕入れていたりします。島根で獲れたノドグロも大きいものは人が食べますが、小さくて脂乗りが悪いものは売りにくいので、ワンちゃん用に仕入れることもあります。

本来であれば無駄になってしまう食材を、生かしているんですね。

CHECK POINT人も食べられる新鮮な素材

みちのくファーム島根工場さんのインスタグラムをのぞいて見ると、ヒューマングレードの素材と鮮度に驚きます。


おいしさや食感にこだわり、手間ひまかけた製法がスゴイ!

ワンちゃんがおいしく食べられるようなこだわりや工夫はありますか?

河合当社のジャーキーは、原料をカットして、乾燥させているだけなんですよ。フリーズドライも機械に入れて、水分を飛ばして終わり。こだわりというと、余計な手を加えないということくらいです。

それだけなんですか!?

河合すごいことではないですが、乾燥は低温と高温の二段階で行っています。先に低温で乾燥させて、最後に滅菌の意味で軽く高温にかける工程を踏んでいて、原料ごとに乾燥にかける時間は変えています。

ひとつひとつ工程を変えているのは、すごいことだと思います。手間がかかっているんですね。ところで、なぜ低温で乾燥させるのでしょう?

河合高温で火を入れると、お肉が固くなりやすいんです。ゆっくり乾燥させて水分を飛ばすことで、身が締まらないようにしています。

金野あと、高温で乾燥すると、黒っぽさが強くなってしまうんですよね。食べるのはワンちゃんでも、購入されるのは飼い主さんなので、自然な風合いにもこだわって製造しています。

CHECK POINTシンプルだからこそのこだわり

とにかく種類の多さが圧倒的なジャーキー。
アレルギーの子も好き嫌いがある子もきっとお気に入りのものが見つけられるはず。


パピーもシニア犬も食べられる商品の工夫がスゴイ!

さまざまな商品がありますが、中でもイチオシのものはありますか?

金野強いて挙げるなら、薄切りジャーキーシリーズです。できる限り薄く仕上げていて、簡単に手で割ったり千切ったりできるようになっています。この薄さだと、パピーからシニア犬まで食べられますし、「口のちっちゃいワンちゃんにもあげられる」とのお声もいただいています。

一般的なジャーキーと比べると、かなり薄いですよね。

金野すべて工場で、手作業で食材を切っているからこそだと思います。また、多くの量をまとめて運ぶと、割れてしまうほどの薄さなので、当社くらいの小さな規模だからこそ実現できるもののひとつと考えています。

CHECK POINT手でちぎれる柔らかさ!

取材時に拝見して感動した加工作業。
ぷりぷりのささみを一つ一つ手作業で薄切りにしています。

編集部が本音で聞いてみた!

気になる賞味期限。体に良さそうだけど…無添加ってことはどのくらい保存できますか?

基本的には、ジャーキーは未開封で1年、フリーズドライは未開封で15カ月保存できます。
1年以上かかる賞味期限実験を行って、出た結果です。

一部、賞味期限が3ヶ月、6ヶ月の商品もあります。

ただ、開封したものの場合は、「できるだけ早く」と考えていただきたいです。人のおやつと同じイメージで、一度開けたポテトチップスを食べ切る期間を想像していただき、同じくらいの期間で食べさせてあげてください。

開封したおやつの保存は冷暗所、可能であれば冷蔵庫で行ってほしいです。保存料を使用していないので、高温多湿な場所に置いておくと、カビが生えてしまうことがあります。

気になるお値段。愛犬に食べさせてあげたい!でも、一般的なおやつと比べてちょっと高くないですか…?

製造のほとんどの工程を手作業で行っています。例えば、馬のアキレス腱を加工する際、腱にくっついている膜は包丁で切り取っています。チップ型のジャーキーは、ペースト状にして冷凍したお肉をひとつひとつ手で切っていますし、ささみの薄切りも、手で薄切りにしています。

できる限り丁寧に作ってるので、その分高価格になってしまうところがあります。工場の様子を見ていただき、ご理解いただけるとうれしいです。

もうひとつの理由として、食材の水分値があります。無添加のおやつをできるだけ長く保存できるようにするには、水分値を10%以下にする必要があります。そこを目指すと、100キログラムの原料が20キログラほどになってしまうのです。

無添加にこだわると、作れるおやつの量が少なくなるので、やや高価になってしまうという部分もあります。

CHECK POINTこの価格に理由あり!

原料約300gを使用しても、出来上がるのは60g程度。お値段の理由にも納得です。

このアイテムを通じて広げたい“wa”は?

金野シニア犬になり、最後が近くなると、自分では食べられなくなってしまう子もいますが、ある飼い主さんから「フリーズドライのささみだけは、最後まで食べてくれた」と言っていただいたことがあります。愛犬を看取った方が、新しい子を迎えて、再び来店されることもあります。愛犬との日々の最初から最後まで、おやつを介した輪をつなげていきたいです。

河合 私たちのできることは、会社として素直であり、いいものを届けることだけです。いろいろな国に進出したいという思いもありますが、それ以上に、おやつを買ってくださる飼い主さんやワンちゃんとの輪を大切にして、長く続く会社でありたいと思っています。


取材をおえて

お肉や魚の旨みを感じさせる香りが広がる飯能市の営業所での取材。スタッフの皆さんも朗らかとした雰囲気で、あたたかく迎えてくれました。

金野さんも河合さんも「すごいことはしていない」と謙遜していましたが、お話を聞けば聞くほど、ひとつひとつのおやつに手間ひまかけられていることがわかり、より一層興味が湧きました。

営業所併設のお店に来ていたワンコもおいしそうに試食していて、飼い主さんも「こんなに食べるなんて」と驚きの様子だったのが印象的です。オンラインショップもあるので、気になった方はぜひ一度試してみてくださいね。

みちのくファームさんでしか出会えないフリーズドライの『 銀鮭』と『カンガルー肉』のセットを抽選で5名さまにプレゼント!

Contact

ワンコnowa広告掲載の
お問い合わせ

ワンコnowaへの広告出稿・プロモーションなどのご相談は
こちらからお問い合わせください。

この記事に関連するタグ

今、読んでほしい記事

犬と泊まれる宿 人気エリア

PAGE TOP