じゃがいも(ジャガイモ)は、別名馬鈴薯(馬鈴薯)と呼ばれるナス科ナス属の多年草の植物です。
南アメリカのアンデス山脈原産で、現在では世界中で栽培される世界で愛される食材です。
そんなじゃがいも(ジャガイモ)はワンコに食べさせても大丈夫な食べ物なのでしょうか?
ANSWER 基本的にじゃがいも(ジャガイモ)は愛犬に食べさせても大丈夫です。
じゃがいも(ジャガイモ)は、犬にあげても大丈夫な食材です。
スーパーなどで見かけることが多く、定番の食材として知られているじゃがいも。しかし、実は知らない事実も多い食材です。
じゃがいもの由来は「ジャカルタから来たいも」がなまり、じゃがいもと呼ばれるようになったこと。実はナス科の野菜であること。そして、じゃがいもは根っこではなく「茎」の部分であるということ。そんなギャップの多いじゃがいも(ジャガイモ)ですが、犬が食べても大丈夫です。
ただし、もちろん与えすぎは禁物です。じゃがいも(ジャガイモ)は炭水化物が豊富な野菜のため食べすぎると肥満を招きます。
じゃがいもの芽や皮には「ソラニン」「チャコニン」という毒素が含まれていますので、芽や皮をしっかり取り除くように注意が必要です。愛犬のサイズや年齢、健康状態に合わせて、愛犬とコミュニケーションを取りつつ与えてあげましょう。
このページではそんなじゃがいも(ジャガイモ)について、ペット栄養管理士さんの伊藤さんに解説いただきましたので、愛犬のために一緒に勉強していきましょう。
ビタミンC
粘膜の強化、体内組織の修復、ストレスの軽減、免疫力のアップ、コラーゲン生成の補助など多くの機能や効果があります。
ただし大量に摂取することで軟便や下痢の原因になることがあるので、注意しましょう。
食物繊維
腸内環境を改善させ、正常な腸の機能を保ちます。
炭水化物
炭水化物は体のエネルギーとして欠かせません。
じゃがいも(ジャガイモ)を犬が食べた際の犬への効果・影響
エネルギーの補給、便通を整えるなどの効果があります。
犬にじゃがいも(ジャガイモ)を与える際の注意点
じゃがいも(ジャガイモ)のおすすめの与え方
食べ過ぎ、肥満にはご注意を!
じゃがいもは炭水化物が豊富な野菜です。食べ過ぎると肥満を招きやすく、血糖値も上がりやすいので注意が必要です。
蒸すか・茹でるかして少量を与えましょう!
蒸すか茹でるなどして、やわらかくしたものを少量与える程度にしましょう。1日の総カロリーのうち10~20%程度が適切です。
芽や皮はしっかり取り除いて与えましょう!
じゃがいもの芽や皮には「ソラニン」「チャコニン」という毒素が含まれています。芽や皮はしっかり取り除いてから与えましょう。
加工・調理後のじゃがいもはNG!
フライドポテトやポテトサラダは、カロリーが高く味も濃すぎるので犬には与えないでください。
Adviser
伊藤 悦子さん
麻布大学獣医学部環境畜産学科(現・動物応用科学科)出身。ペット栄養管理士・家畜人工授精師(牛)資格所持。動物医療発明研究会会員。NPO法人「NEWSつくば」記者。犬は5匹、猫は6匹の他にモルモットやセキセイインコ、文鳥たちと暮らしてきました。現在は17歳になる茶トラの猫「りんごちゃん」がいます。人とペットの幸せを願って執筆しています。