うなぎ(ウナギ)は、うなぎは天然と養殖で旬の時期が異なりますが、天然うなぎの旬は10月〜12月にかけてと言われています。 天然うなぎは10月頃からは冬眠に備えて栄養をたっぷりと蓄え、12月頃に冬眠に入ります。 そのため、この頃のうなぎは一番脂がのっておいしいと言われています。
そんなうなぎ(ウナギ)はワンコに食べさせても大丈夫な食べ物なのでしょうか?
ANSWER 基本的にうなぎ(ウナギ)は愛犬が食べても大丈夫です。
うなぎ(ウナギ)は、犬にあげても大丈夫な食材です。スタミナ食の代名詞としても知られるうなぎ(ウナギ)には、ビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンD、ビタミンEや、さらに脂質の部分にはDHA、EPAも豊富に含まれているため、古くから滋養強壮食品として食されてきました。そんな栄養満点のうなぎ(ウナギ)は、犬も食べることが可能です。
もちろん与えすぎは禁物ですが、白焼きやかば焼きなど加熱したものを食べやすい大きさにカットしたものを与えてあげましょう。犬にとっても栄養が豊富なので、シニア犬の栄養補給や健康維持にもおすすめです。ただし、カロリーも高いので与えすぎには十分に注意が必要です。
このページではうなぎ(ウナギ)について、ペット栄養管理士さんの伊藤さんに解説いただきましたので、愛犬のために一緒に勉強していきましょう。
ビタミンA
成長、視力、皮膚・粘膜などに機能します。 特に視力維持や皮膚の健康状態を維持するために必要不可欠な栄養です。
ビタミンB群
疲労を防ぎ、健康な被毛を促進する効果のある栄養素です。
ビタミンD
主にカルシウムの代謝に作用し、骨の健康に寄与します。
オメガ3脂肪酸
白血球の働きを抑制、炎症を抑える働きなどがあります。
うなぎ(ウナギ)を犬が食べた際の犬への効果・影響
目の健康維持、皮膚や粘膜の健康維持、疲労回復のサポート、脳や血管の健康維持など
犬にうなぎ(ウナギ)を与える際の注意点
うなぎ(ウナギ)のおすすめの与え方
白焼きもかば焼きも愛犬に与えてOK!
白焼き、かば焼きとも犬が食べても問題はありません。うなぎは栄養豊富な食品です。
シニア犬の健康にもGood!
シニア犬の滋養強壮や健康維持などに向いているでしょう。
小さくカットするか、すりつぶすと食べやすくなります。少量をフードにトッピングしてください。
与えすぎはには注意!
ただしうなぎはカロリーが高めなので、与えすぎは肥満を招きます。
タレはかけないで与えましょう!
市販のタレはわざわざかける必要はありません。
不調が現れたらすぐ動物病院へ!
食べたあと、下痢や嘔吐など体調不良を生じたら動物病院を受診しましょう。
Adviser
伊藤 悦子さん
麻布大学獣医学部環境畜産学科(現・動物応用科学科)出身。ペット栄養管理士・家畜人工授精師(牛)資格所持。動物医療発明研究会会員。NPO法人「NEWSつくば」記者。犬は5匹、猫は6匹の他にモルモットやセキセイインコ、文鳥たちと暮らしてきました。現在は17歳になる茶トラの猫「りんごちゃん」がいます。人とペットの幸せを願って執筆しています。