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犬はクランベリーを食べても大丈夫!正しい与え方と注意点【獣医師監修】

犬はクランベリーを食べても大丈夫!正しい与え方と注意点【獣医師監修】

本記事は獣医師やペット栄養管理士が執筆・監修を行っております。

犬はクランベリーを食べても大丈夫です。

今回は犬へクランベリーを与える場合の注意点や与える量、そして犬のクランベリーアレルギーなどについて解説しますので、是非参考にしてくださいね。

ANSWER

クランベリーは犬に食べさせても大丈夫です。

クランベリーは愛犬に食べさせても大丈夫な果物です。

「クランベリー」は愛犬に食べさせても大丈夫な果物です。犬が中毒を起こすような成分は含まれていないため、与えても基本的には問題ありません。

ただし与える量は注意が必要です。クランベリーはごく少量なら与えてもかまいませんが、生だと酸味が大変強いので、犬用に加工されたものを与えるようにしましょう。

クランベリーの主な成分や栄養素

プロトアントシアニジン

白内障の予防作用があると言われています。

アントシアニン

目の網膜に存在する光を感知するロドプシンという細胞を再生するサポートや、目の疲れの改善作用があるということが発表されています。

犬にクランベリーを与える際の注意点
クランベリーのおすすめの与え方

人間用の加工品は与えない

クランベリーは強い酸味があるため、人間用のクランベリーの加工品であるジャムやジュース、お菓子などには糖分が沢山加えられています。

また、ドライフルーツや冷凍食品としての販売も多くみられますが、これらにも糖分を添加しているものが多くあるのです。ですので、人間用に加工されたクランベリー商品ではなく、ペット用に販売されている商品を選ぶようにしましょう。

様子を見ながら、少量ずつ与える

クランベリーに対するアレルギーを持っている犬もなかにはいます。
ですので、初めてクランベリーを与えるときは、アレルギー反応がないか確認しながら、少しずつ与えましょう。万が一、下痢や嘔吐、皮膚のかゆみなどのアレルギー症状が出た場合は、すぐに動物病院を受診してください。

与えすぎには注意が必要

クランベリーに含まれるポリフェノール「プロアントシアニジン」が、尿路症や膀胱炎を予防すると言われていますが確証はありません。治療や予防の目的ではクランベリーを与えないでください。
クランベリーの食べ過ぎは、シュウ酸塩により尿路結石を招くという報告もあるのです。

こんな時は犬にクランベリーを食べさせないこと

クランベリーはアルカリ化した尿を酸性化してくれるため、膀胱炎やストルバイト結石の犬には効果があります。
その一方、クランベリーは尿を酸性化してしまうため、シュウ酸カルシウム結石の犬には与えないように注意しましょう。

まとめ

クランベリーはごく少量なら与えてもかまいません。ただし生は酸味が大変強いので、犬用に加工されたものを与えるといいでしょう。

クランベリーはアルカリ化した尿を酸性化してくれるため、膀胱炎やストルバイト結石の犬には効果があります。その一方、クランベリーは尿を酸性化してしまうため、シュウ酸カルシウム結石の犬には与えないように注意しましょう。

Supervisor

西岡 優子 にしおか ゆうこ

獣医師。北里大学獣医学科卒業後、香川県の動物病院に就職。結婚を機に、都内の獣医師専門書籍出版社にて勤務。現在は、パート獣医として働く傍ら、犬・猫・小動物系のライターとして活動。ペット栄養管理士としても活躍中。

西岡 優子
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