【犬の抜け毛対策】犬の抜け毛の理由から抜け毛対策まで徹底解説!

【犬の抜け毛対策】犬の抜け毛の理由から抜け毛対策まで徹底解説!

犬の抜け毛対策ガイド1犬の長毛種と短毛種とは?

この記事では、犬の抜け毛の基礎知識や抜け毛対策についてわかりやすくご紹介していきます。

犬には長毛種の犬種と、短毛種の犬種がいます。

長毛種とは長い被毛を持つ犬のことでロングヘアードと呼ばれることもあります。長毛の中にも直毛の犬種や、巻毛の犬種、シルクのような毛質の犬種など様々あります。また長毛種の中には、被毛が伸び続けるトイプードルやマルチーズのようなタイプと、ある一定の長さまでしか伸びないタイプがいます。

長毛種とは逆に毛の長さが短い犬を短毛種といいます。長毛種の方が毛が抜けるイメージがありますが、実は日々の抜け毛の量は短毛種の方が多いといわれています。これは毛が短いかわりに、周毛期も短いためです。

犬の抜け毛対策ガイド2抜け毛が多い犬は?シングルコートとダブルコートについて

長毛種、短毛種だと、長毛種の方が抜け毛が多いイメージがありますよね?実は毛が抜けるか抜けにくいかは、毛の長さではなく被毛タイプが大きく影響しています。

下毛のアンダーコートは防寒の役割をも果たしており、寒い地方が原産の犬種の多くはダブルコートとなっています。逆にシングルコートの犬は暖かい地域出身であることが多いのが特徴です。

ダブルコートの犬には、春と秋の2回「換毛期」と呼ばれる毛の生え変わり時期があり、その時期にはアンダーコートがごっそりと抜け落ち、しっかりとブラッシングでケアをしないと家の中を毛がまったり、服が毛だらけになったりします。この換毛期には、約1ヶ月ほどかけて大量の毛が抜け落ち、新しい毛が生えてきます。

対してシングルコートは、普段の抜け毛も少なめで換毛期が少ない犬種も多いことから、抜け毛の処理という点では、ダブルコートよりもお手入れが楽と言われています。個体差や例外となる犬種はあるものの、被毛の抜けにくいのは下記の順と言われています。

毛の抜けにくい順

  1. 長毛種のシングルコート
    トイプードル、ヨークシャテリア、マルチーズなど
  2. 短毛種のシングルコート
    ミニチュアピンシャー、ウィペット、イタリアングレーハウンドなど
  3. 長毛種のダブルコート
    ボーダーコリー、ポメラニアン、ゴールデンレトリバーなど
  4. 短毛種のダブルコート
    コーギー、ビーグル、柴犬、ラブラドールレトリバーなど

いかがでしょう?犬の毛・被毛のタイプと毛の抜けにくさについて学んだところで、次は抜け毛の原因についてご説明していきたいと思います。

犬の抜け毛対策ガイド3犬の抜け毛が増える理由は?

01換毛期

換毛期は、春と秋の年2回犬の毛の生え変わる時期のことです。

ダブルコート種には、春には夏用に、秋には冬用の下毛に生え変わる「換毛期」と呼ばれる、集中的に抜け毛が多くなる時期が年に2回あり、その期間は抜け毛の多い日が続きます。

02栄養不足

犬の毛が抜ける原因は換毛期だけではありません。愛犬の体に十分な栄養がいきわたっていないと、健康な毛が生えてこず、抜け毛の原因にもなります。愛犬の栄養バランスはとれていないことが大量の抜け毛の原因になっている場合もあります。

03病気

また、そもそも皮膚疾患や病気による脱毛の可能性である場合もあります。膿皮症やアレルギー、ダニやノミなどの寄生虫による湿疹が原因で毛が抜ける場合もありますので、もし気になる症状があれば、愛犬の体を確認し動物病院で相談することをおすすめします。

04ストレス

犬は引っ越しや兄弟犬ができた際などの環境の変化や旅行や病院などのおでかけなど、なんらかの変化にストレスを感じると、大量に毛が抜ける場合があります。

体をなめる、毛をむしるなどの行動があったり、特定の部分だけ抜け毛がひどい場合は、ストレスによる脱毛の可能性が考えられますので、思いあたる原因はないか振り返って、環境などを見直してみましょう。

犬の抜け毛対策ガイド4抜け毛対策・抜け毛予防!

それでは、いよいよ犬の抜け毛対策についてみていきましょう!

01食事改善

綺麗な毛を維持するために必要なのは、皮膚や毛のお手入れだけでありません。十分な栄養がいきわたっていないと、健康な毛が生えてこず、抜け毛の原因にもなります。

そのため、愛犬の健康のためにも、綺麗な被毛を保つためにも、栄養バランスのよい食事をとるように心がけましょう。

ビオチンや品質の優れたタンパク質など、皮膚や被毛を美しく保ち、毛の発達にも役立つ栄養素が豊富に入ったフードなどに切り替えてみるのも一つの方法です。

02定期的なトリミング

被毛が一定以上伸びない犬種は、基本的にカットは不要です。

一方、毛が伸びる犬種では、犬によって毛の伸びるスピードは違いますが、抜け毛対策や衛生的にも、月に1回以上のトリミングを行いましょう。長毛種は毛を短くカットすると、ブラッシングやシャンプーなどのお手入れもしやすくなります。

03定期的なブラッシング

できれば毎日、少なくても週1~2回はブラッシングを行いましょう。余分な毛を除去しつつ、皮膚の新陳代謝を促して美しい被毛をキープできます。またブラッシングは愛犬とのコミュニケーションになるほか、皮膚トラブルやしこりの早期発見ができるなど、犬の健康維持のためにもとても大切なものですので、習慣化していきましょう。

04定期的なシャンプー

1〜2か月に1回のシャンプーは欠かせません。シャンプーには抜け落ちずに被毛に絡まっている抜け毛や埃を取り除き、皮膚被毛の通気性を向上させる効果もあるので、必ず習慣化していきましょう。

例えば普段は自宅でシャンプーを済ませ、春と秋の抜け毛が増える換毛期にだけトリミングサロンを利用するという方法もオススメです。

05服を着せる

犬服に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、犬服は防寒などのほかに抜け毛が飛び散るのを防いでくれるます。愛犬と一緒に泊まれるホテルや、カフェなどでも抜け毛のマナーとして着用させる飼い主さんが増えています。お家の中でも日々抜け毛に悩まされる方は多いと思いますが、犬服を着せることで、服をコロコロするだけで比較的掃除が楽に住むので抜け毛対策になります。

06お手入れの道具を正しく選ぶ

綺麗な毛を維持したり、抜け毛対策のためには、毎日のお手入れが欠かせません。

しかし、お手入れの道具選びを間違えてしまうと効果が半減するだけでなく、毛がきれてしまいパサパサした毛になってしてしまうこともあるのです。

そのため、お手入れの道具は正しく選ぶようにしましょう。

次の章では、おすすめの抜け毛対策ブラシやシャンプーについてご紹介します!

犬の抜け毛対策おすすめアイテム抜け毛対策におすすめのシャンプー

長毛の犬は、シャンプー次第でサラサラにもパサパサにもなります。

毛をサラサラにするためには、愛犬の毛質に合ったシャンプーと適切なシャンプー頻度、正しいブラッシングが大切です。

愛犬に毛質に合ったシャンプーを探すために、さまざまなシャンプーを試してみることをおすすめします。

ダブルコートの犬など抜け毛の多い子やボリュームにお悩みの場合は、ノンシリコンなどのふんわり仕上がるタイプのシャンプーを使用すると抜け毛が取り除きやすくなり、サラサラの仕上がりになります。

また、シャンプーが見つかったら、愛犬の被毛の汚れやベタつきなど状態をよく観察し、適切な頻度でシャンプーをしてあげましょう。

犬の抜け毛対策シャンプー1抜け毛の多い犬種向け シェダー ペットシャンプー

出典:entre square

PRIDE+GROOM(プライドグルーム)の「抜け毛の多い犬種向け シェダー ペットシャンプー」は、ココナッツオイルやアボガドオイルなどの天然成分配合で毛とお肌に潤いと栄養を与えます。すべて天然成分を使用しているので、毛やお肌に優しいシャンプーです。

抜け毛やフケの発生を防ぎ気になるニオイを取り去り、愛犬が気にならないようなほのかな香りを残します。

商品詳細
メーカー PRIDE+GROOM(プライドグルーム)
容量 475ml
価格 3,960円
リンク 公式サイト

犬の抜け毛対策シャンプー2PFオリジナル ティーツリーシャンプー

出典:PET FOREST

PET FORESTの「PFオリジナル ティーツリーシャンプー」は、ティーツリー・ユーカリ・ラベンダーといった植物成分と、海藻保湿成分を配合していることが特長のシャンプーです。消臭・消炎効果のあるティーツリーをはじめとした6つの植物成分と紅藻エキス&植物性ヒアルロン酸が、やさしく洗い上げ、被毛をふんわりしなやか、するりとなめらかな仕上がりにしてくれます。皮膚のトラブルや抜け毛が気になるときにもおすすめです。

商品詳細
メーカー PET FOREST
容量 250ml
価格 1,630円
リンク 公式サイト

犬の抜け毛対策シャンプー3PAL&I 犬用シャンプー

出典:Amazon

「PAL&I 犬用シャンプー」は愛犬のお肌に優しいオーガニック成分配合の犬用シャンプーです。合成着色料や鉱物油、酸化防止剤、アルコール、シリコンなど、9種類の成分が無添加で、愛犬に優しい低刺激処方です。安心安全の日本製 。オーガニック認証成分であるローズマリー葉とセージ葉のエキスが配合されています。ラベンダー・カモミールを基調とした、愛犬が気にならない程度の強すぎない爽やかな香りです。

商品詳細
メーカー PAL&I
容量 300ml
価格 2,580円
リンク Amazon

犬の抜け毛対策シャンプー4オーガニックドッグシャンプー モイストリペア

出典:made of Organics

made of Organics は、洗浄力が高く、潤い力の高いオーガニック植物成分を贅沢に配合した新しいコンセプトの犬用シャンプーです。犬にも人にも、地球にも優しく。犬の生態や特徴に合わせて成分の一つひとつにこだわった フードグレードレベルを基準に製品開発した犬用オーガニックケアブランドです。

天然ココナッツ由来成分の浸透力、保湿力、被毛のダメージ補修力に注目。ココナッツオイルに含まれる清浄作用のあるラウリン酸が、毛穴の汚れを浮かせ、犬の匂いの元になるがんこな皮脂汚れをしっかりと落とすシャンプーです。

商品詳細
メーカー made of Organics
容量 350ml
価格 3,300円
リンク 公式サイト

犬の抜け毛対策シャンプー5ミラクルゼネラル

出典:株式会社ニチドウ

ミラクルシリーズは、トリマーさんでも愛用者が多いシリーズです。中でも用いただいています。ミラクルゼネラルシャンプーは、ノンシリコンで泡立ちもよく、皮フ・被毛をいためることなく汚れを完全に落とし、すっきりと仕上げます。泡切れも良く、できるだけシャンプーの時間を短くして、犬のストレスを減らしたい場合にもおすすめです!

商品詳細
メーカー 日本動物薬品
容量 400ml
価格 2,400円
リンク 公式サイト

犬の抜け毛対策おすすめアイテム抜け毛対策におすすめのブラシの選び方

犬の皮膚の角質層は薄く、人の3分の1から5分の1程度の厚さしかないといわれています。人は毛がない分皮膚が厚く、犬は被毛で覆われているため皮膚が薄くとてもデリケートです。

抜け毛を一気に取ろうとしてブラシで皮膚を傷めてしまわないように、十分気を付けましょう。

強くやりすぎても、犬がブラッシングを嫌いになってしまいますので、初めての際は優しくなでるようなブラシを体にならすことから初めてみましょう。

またシャンプーをするときに抜け毛が多いと毛が絡みついてしまったり毛玉になり、ドライヤーで乾かしてから、または乾かしながらのブラッシングがとても大変になります。しっかりブラッシングをして抜け毛を取り除いてからシャンプーするようにすると後のお手入れが楽になります。

犬用のブラシには様々なものがありますが、選ぶときには、使いたい目的&毛の長さ&毛の多さによって使い分けると良いでしょう。

文字で書いていくよりも、目で見た方がぱっとイメージしやすいと思うので、まずは表をご覧ください。

使う人や犬によっては好みや合う合わないがあると思うので、あくまで参考として見ていただけたらと思います。

犬用ブラシ比較表

愛犬を上手にブラッシングするための犬用ブラシの使い方

それでは、各犬用ブラシはどのように使うのか、どんな犬種に合うのかを詳しく書いていきますね。先ほどの表と照らし合わせながら、愛犬に合ったブラシを見つけてみてください。

01スリッカーブラシの特徴と使い方

スリッカーブラシは普段のブラッシングにとても適しています。万能かつ全犬種に使えるので、トリミングサロンではスリッカーブラシを使う事がとても多いです。ピンが多いので毛量が多い犬種でも綺麗にとかす事ができ、もつれや毛玉の除去に大変役立ちます。また、同時に抜け毛も一緒に取り除いてくれます。

特に長毛で毛量が多い犬(トイプードルやポメラニアン、その他の毛量が多くて毛玉が出来やすい犬種)には必須のアイテムと言っても過言ではないくらいです。春や夏、お散歩で足などにくっついた細かい枯葉やタネ類(おみやげと呼んでいます笑)を取るときにも大活躍してくれます。

スリッカーブラシの使い方は?

ピンの先は針金のようになっているため、皮膚に押し付けながらブラッシングをしてしまうと、皮膚に傷がついてしまいます。ですのでスリッカーブラを使うときに一番大切な事は、皮膚に押し付けずにとかすことです。

皮膚とスリッカーが平行になるようにして、優しくリズム良くとかしていくのがコツになります。とかした部分がふわふわになるのを実感できますよ。

ピンの先が皮膚に当たりやすい短毛種、皮膚が弱い子、または脱毛が見られる場合には先丸ピンといってスリッカーのピン先が丸くコーティングされているものや、ピンブラシを使うと安心できます。


02ピンブラシの特徴と使い方

出典:Amazon

こちらも普段のブラッシングに適しています。どんな犬種にも向いているのですが、特に向いているのは

  • 長毛種の中でも毛がとても長い犬
  • 毛量が少ない犬
  • スリッカーのピン先が皮膚にあたりやすい短毛種
  • 皮膚に異常がある犬や脱毛が見られる犬

ヨークシャテリアやマルチーズで毛をフルコートに伸ばしている子のブラッシングにぴったりです。毛量が少な目で、櫛を入れたときにスーっとなでるくらいの毛の長さがある犬であればピンブラシを選んでみましょう。

ピンブラシの使い方は?

こちらはピン先が丸くなっているため、スリッカーブラシよりは気軽に使用できます。女性の長い髪の毛をとかすように優しくスーっとブラシをかけてあげましょう。

愛犬にはスリッカーブラシが良さそうだけどちょっと怖いな・・・と思う時には練習がてら、まずはピンブラシから始めてみるのも良いですね!


03獣毛ブラシの特徴と使い方

出典:Amazon

どのような犬種にも使えます。毛の艶出しや静電気防止になるので、スリッカーやピンブラシのように内側から毛をとかすというよりは、ブラッシングの仕上げとしてよく使われます。短毛種の日々の簡単なブラッシングにも向いています。

獣毛ブラシの使い方は?

スリッカーまたはピンブラシで毛をとかしたあとに、毛の表面をなでるようにして毛並みを整えていきます。豚などの獣毛を使っているので、その匂いに愛犬が興奮したり噛もうとする事があり、初めて使用する際には少し注意が必要です。


04ラバーブラシの特徴と使い方

出典:Amazon

こちらは抜け毛の多い短毛種にぴったりです。スムースチワワ、スムースダックス、パグ、コーギー、ゴールデンレトリーバーなどとにかく毛が抜ける、抜け毛を取りたいときにはもってこいです。

緩やかな凹凸のゴム製のブラシですので、毛をほぐしたりもつれや毛玉の除去、毛並みを整える役割りは持っておりません。

ラバーブラシの使い方は?

毛並に沿ってなでる、または毛並みとは逆向きになでていきます。するとゴムの凹凸の間に毛がくっつき、抜け毛がどんどん取れていきます。自宅でシャンプーする場合、ラバーブラシを使って体を洗っていくと毛穴の汚れがよく取れます。この使い方は全犬種対応ですので、手で体を洗うのが大変だと感じる場合はラバーブラシで洗ってみてください。

大型犬にはグローブ(手袋)になっているものがおすすめです。

出典:Amazon


05スクラッチャーブラシの特徴と使い方

出典:Amazon

スリッカーブラシやラバーブラシでは抜け毛取りが追い付かない!というときにおすすめです。こちらはブラシの先が特殊な形状の刃になっており、毛穴から抜けたけれど完全に抜け落ちていない毛をひっかけて取るという方式のブラシです。

換毛期の中型犬~大型犬に使うと驚くほど抜け毛が取れます。

スクラッチャーブラシの使い方は?

先が刃になっているのでスリッカー同様、皮膚にあたったり背骨にあたると痛いです。ですので、皮膚にあたらないように優しく使ってあげる事が大切です。

また、かなり毛が取れるので同じ場所を何度もとかしたり毎日使ってしまうと、皮膚や被毛を傷つけてしまいますので、週に1~2回程度の使用が良いとされています。もつれや毛玉があると引っかかってしまうため、あらかじめスリッカーでもつれを取ったあとにやると、ブラシの通りがよくなりスムーズに使用できます◎

スクラッチャーブラシに関しては、あまり安いものですと刃の質が悪く、元気な被毛まで引きちぎってしまったり、皮膚を傷つけてしまう恐れがあるため、ファーミネーターという種類のものをおすすめいたします。


06犬用掃除機付きブラシの特徴と使い方

出典:Amazon

スリッカーまたはピンブラシに掃除機機能が付いた画期的なグルーミングブラシです。抜け毛が気になる場合にはこちらも良いですね。

ブラッシング時に出る抜け毛をそのまま吸い取ってくれるので、抜けた毛が舞ってしまったり、床が毛だらけにならずに済みます。

中型犬~大型犬の特に抜け毛が多い子におすすめです。

犬用掃除機付きブラシの使い方は?

毛並に沿ってブラッシングしてみたり、毛並みとは逆にブラッシングをしてあげます。

アタッチメントがあるものは、それを付け替えればそのまま床などについた毛をお掃除する事ができます。掃除機の音が気になってしまう子、大きな音が苦手な子には注意が必要です。


愛犬を上手にブラッシングするための犬用グルーミングスプレーの種類と選び方・使い方

グルーミングスプレーにも様々な種類があり、目的によって使い分けます。

01犬用ブラッシングスプレー

もつれや毛玉を予防したい、毛玉取りを円滑にしたい、ブローの後にふわふわの毛並みにしたいときなどに使います。普段のブラッシング時に誰でも手軽に使えるスプレーです◎

02犬用トリートメントスプレー

もつれや毛玉予防、毛玉取りを円滑にしたいのはもちろん、トリートメント効果があるので毛に艶を与えたい、切れ毛やパサつきが気になるときにも使えます。毛のコンディションを整えたい、綺麗な被毛を保ちたいときに向いています。

03犬用デオドラントスプレー

消臭効果があるので、愛犬の体臭や毛のニオイが気になるとき、に使います。雨に濡れてしまって生乾きのニオイが気になるときや、良い香りにしたいけど香水はちょっと・・・というときにも◎

グルーミングスプレーの使い方

グルーミングスプレーはどれもほぼ使い方は同じで、全身や気になる部分に軽くスプレーしれからブラシでブラッシングをします。仕上げにドライヤーをかけ、乾かしながら更にブラッシングするとふわふわの毛並みになります♪

また、おうちでシャンプーをしている場合、ドライヤーをかける直前に全身にスプレーをしてから乾かしてあげると、綺麗な仕上がりになりますよ♪毎日のブラッシングで使いたい場合は体に優しい天然成分配合のものを選ぶと安心できますね。

愛犬がスプレーを嫌がってしまう場合は、手に直接スプレーをし、愛犬をなでるようにして塗ってあげましょう。

まとめ

どのブラシも小型犬用~大型犬用がありますので、愛犬の体の大きさに合わせて選んであげてください。また、耳だけ・足先だけなど部分的にブラッシングをしたいときには、小さめのものを選ぶと小回りが利いてブラッシングがしやすくなります。

ブラシを嫌がってしまう場合には無理に続けずに、少しブラシをかけたら褒めておやつをあげたりして、【ブラッシング=楽しい】【ブラッシングをすると良い事がある】と認識させてあげる事が大切です。

毛を引っ張られる感覚が苦手な敏感な子もいますので、そういった場合は引っ張られる感覚の少ない獣毛ブラシを使って、まずはブラシをかけられる感覚に慣れるという事から始めてみましょう。

グルーミングスプレーは必ず必要というわけではないのですが、毛がほぐれやすくなったり、被毛の状態が良くなったり、普段よりふわふわとした仕上がりになるなどメリットがたくさんあるので、毛玉が出来やすい犬やブラッシングが好きな方にはとてもおすすめです!

nowa writer

pomu
愛犬 / ぽてちちゃん&とちぎちゃん

小さな頃から動物(特に犬)が大好き!トリミングスクール卒業後はドッグカフェ併設のトリミングサロンのカフェスタッフ兼トリマー兼ペットホテルスタッフとして、犬に囲まれながらお仕事をしてきました。在学中はペットショップでのアルバイトもしていました。出産のため仕事は辞めてしまいましたが、それでも犬に関する何かがしたかったので羊毛フェルトで犬を作ったりしていました。現在は二頭のトイプードルと二人の息子に囲まれ、ワンワンギャーギャーと賑やかな毎日を過ごしています。家庭でできるグルーミング、豆知識、犬用品の事など、飼い主さんと愛犬にプラスになる事を書いていけたらと思います。
※愛犬は二匹。写真の左が「ぽてち」右が「とちぎ」です!

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