ゴールデンレトリーバーの基本データ
原産国 | イギリス |
---|---|
サイズ | 大型犬 |
犬種グループ | ポインター・セター(獲物を探して静かに示す猟犬G) |
飼いやすさ・しつけのしやすさ | 初心者でも○ |
運動量 | 多い |
トリミング | 不要(※シャンプー・グルーミングは必須) |
ブラッシング | 2〜3日に1回程度のペース |
お散歩 | 1日2回1〜2時間 |
飼育費用 | 月1〜3万(医療費別途) |
かかりやすい病気・怪我 | 腫瘍・股関節形成不全・外耳炎・変形性脊椎症 |
ゴールデンレトリーバーの性格と特徴
ワンコ好きに根強い人気のゴールデンレトリーバー。その人気の理由は、大きな体格を裏切る子供のように無邪気な笑顔と甘えっぷり、そして、その穏やかで優しい性格ではないでしょうか。飼い主に対してとても従順で穏やかな上に、さまざまな場面でサポート犬として活躍しているように、とても賢く、トレーニングをするとたくさんのことを覚えてくれます。
人が大好きなのはもちろん、運動能力が高く人間との共同作業も好き犬種なので、フリスビーやボール遊びなどのコミュニケーションを好みます。
他の犬に対してもとても寛容で、相手に合わせて空気を読みながらコミュニケーションをとることでできます。
ゴールデンレトリーバーの種類について
実はゴールデンレトリーバーには2つの種類があることをご存知でしょうか?
ゴールデンレトリーバーにはアメリカ系とイギリス系という2種類がおり、おそらく日本で見かける多くのゴールデンレトリバーがアメリカンゴールデンレトリーバーかと思います。
イングリッシュゴールデンレトリーバーは日本ではブリーダーさんの数も少なく、日本でも街などで見かけることも少ないと思います。この2種類の違いについてご紹介します。大きな違いは見た目になります。
イングリッシュゴールデンレトリーバー
イギリスが原産国のゴールデンレトリーバーです。アメリカンゴールデンレトリバーの原種となっています。このイングリッシュゴールデンレトリーバーの魅力はやはり綺麗な白色の被毛です!イングリッシュゴールデンレトリーバーは、アメリカンよりも体格がはがっちりしており筋肉質な体型をしていて、賢く穏やかでおとなしい性格の子が多いのが特徴です。
アメリカンゴールデンレトリーバー
イングリッシュゴールデンレトリーバーを元に、アメリカで独自の改良を重ねられて誕生したのが、アメリカンゴールデンレトリーバーです。みなさんがゴールデンレトリーバーと聞いてイメージする柔らかいベージュ色のレトリーバーです。とても活発で明るく、温厚で優しい性格です。
黒いアメリカンゴールデンレトリーバーはいるの?
街などで黒いゴールデンレトリバーを見かけて、「黒いゴールデンレトリバーが欲しいのですが、どこのブリーダーさんで扱っていますか?」とたまに聞かれるのですが、ゴールデンレトリバーに黒い子はいません。おそらくは「フラット・コーテッド・レトリバー」を見かけたのかと思います。
フラット・コーテッド・レトリバーはゴールデンレトリーバーに見た目は似ていますが、別の犬種になります。
ゴールデンレトリーバーの大きさと体高・体重
筋肉質でガッチリとたくましい体つきをしています。メスの方が、オスよりも大きさ、体重が小さめの傾向にあります。
ゴールデンレトリーバーの体重 | ゴールデンレトリーバーの体高 |
---|---|
27kg~36kg | 55〜61cm |
ゴールデンレトリーバーの平均寿命と人間年齢
ゴールデンレトリーバーの平均寿命は10〜12歳と言われています。
ゴールデンレトリーバーの人間に換算した場合の年齢は下記の表をご参照ください。
犬の年齢 | 人間に換算した年齢 | 成長ステージ |
---|---|---|
3か月 | 4歳 | 子犬 |
6か月 | 7歳半 | |
9か月 | 11歳 | |
1歳 | 15歳 | |
1歳半 | 19歳半 | |
2歳 | 23歳 | 成犬 |
3歳 | 28歳 | |
4歳 | 33歳 | |
5歳 | 40歳 | |
6歳 | 47歳 | シニア犬 |
7歳 | 54歳 | |
8歳 | 61歳 | |
9歳 | 68歳 | |
10歳 | 75歳 | 高齢犬 |
11歳 | 82歳 | |
12歳 | 89歳 | |
13歳 | 96歳 | |
14歳 | 113歳 | 超高齢犬 |
ゴールデンレトリーバーの飼い方のコツ・注意点
ゴールデンレトリーバーの飼い方のコツ 1 ダイエットなど体重管理を心がけてあげよう!
ゴールデンレトリーバーは⾷欲旺盛。そこが可愛いのですが、実は肥満になると腰や股関節に疾患を抱えやすい犬種です。しっかりと食事量を見て、体重管理をしてあげるようにしましょう。
ゴールデンレトリーバーの飼い方のコツ 2 ブラッシングはできれば毎日してあげましょう!
ゴールデンレトリーバーの被毛は伸びないためトリミングは不要ですが、ゴールデンレトリーバーは換毛期には下毛が大量に抜けます。できれば換毛期には毎日ブラッシングをしてあげましょう。
夏は特に被毛の影響で通気性が悪くなると皮膚炎を起こす可能性もありますので気をつけてあげましょう。
ゴールデンレトリーバーの飼い方のコツ 3 運動欲を満たしてあげよう!
ゴールデンレトリーバーの運動欲を満たしてあげるために、1日最低2回は30〜40分はお散歩をしてあげましょう。特に水遊びも大好きな犬種ですので、夏には水遊びをさせてあげるのもよいでしょう。ドッグランに行ったり、ドッグスポーツをするのもおすすめです。
ゴールデンレトリーバーの飼い方のコツ 4 獲物を探していた本能も満たしてあげよう!
ゴールデンレトリーバーは鳥などを見つけて場所を教えるお仕事などを昔はしていました。なので、隠れたものを探したり、動くものを追いかけるボール遊び、フリスビーなども大好きです。ゴールデンレトリーバーの本能を満たしてあげるような遊びでたくさん楽しませてあげましょう。