トイプードルはどんな犬種?上手な飼い方・遊び方・しつけ方について

トイプードルはどんな犬種?上手な飼い方・遊び方・しつけ方について

ふわふわしたカーリーヘアがかわいらしいトイプードルは、プードルの中でもっとも小さいサイズで、24~28cmの種類を指します。愛くるしいルックスで人気の高い犬種ですが、かなり活発な子たちが多いそうです。性格や性質について、詳しく見ていきましょう。

01トイプードルの性格と相性の良い家族

トイプードルのルーツは鳥猟犬なので、運動能力が高く、活発かつ運動欲求も旺盛な犬種です。そのため、ワンコと一緒にアクティブに出かけたり、遊んだりできる飼い主さんとの相性がいいでしょう。

全犬種の中で2~3番目に頭がいいといわれる犬種でもあります。トレーニングはしやすいのですが、飼いやすいかというと、そうとは言い切れません。人の感情を読み取る能力が高いので、穏やかに飼い主に寄り添ってくれる子もいますが、一方で悪知恵が働き、飼い主さんの裏をかいてイタズラをしてしまう子もいるからです。

トイプードルを家族に迎える場合は、飼い主さんがしっかりリードしないと、振り回されてしまうことがあるでしょう。

カラーによって、性格に違いが出ることがあります。原種に近いホワイトは活発で陽気な子が多く、同じく原種に近いブラックやシルバーは元気いっぱいでやんちゃな子が多い傾向にあります。改良によって生まれたアプリコットやレッドなどの茶系も基本は活発ですが、やや神経質で怖がりな一面がある子もいます。

02トイプードルの上手な飼い方。
しつけ方で気をつけるべきこと

頭がいいので、子犬のうちからトレーニングをしていけば、しつけの面でそこまで苦労することはないでしょう。その反面、頭がいいだけに、毎日同じことの繰り返しだと飽きてしまい、ストレスを感じる場合があります。

簡単な遊びや同じ散歩コースを繰り返すのではなく、普段と違った散歩コースやアクティビティを用意してあげることが大切です。その工夫ができると、良きパートナーとしての関係を築きやすくなるでしょう。

特別なことをする必要はありませんが、散歩の際に「今日はお気に入りの公園に行ってみよう」「今日はあそこのドッグカフェに寄ってみよう」「今日は違う道を歩いてみよう」と、いろいろなコースを提案してあげると、新鮮に楽しんでくれるはずです。トイプードルは座敷犬ではないので、おでかけ好きな飼い主さんだと互いにハッピーに過ごせるでしょう。

03トイプードルが好きな遊び方・おすすめのコミュニケーション

本来は運動欲求の高い犬種なので、毎日の散歩は欠かさず、屋外で思いっきり遊ばせる時間も設けてあげたいところです。アウトドアまでいかなくても、定期的に広い公園や河原を走らせてほしいです。

留守番をさせなくてはいけない状況もあると思いますが、その際も、帰ってきてから散歩をして、しっかり遊ぶ時間を作ってあげましょう。「人間の1日をワンコは7日くらいに感じている」といわれていて、9時間程度の留守番でも3日くらいに感じているのです。そう考えると、ワンコの寂しさを解消する時間が必要だとわかりますよね。

トイプードルにとって理想的な遊びは、体も頭も使う遊び。走り回ったりおもちゃを投げて取ってこさせたりする遊びが好きな子が多いですが、そこに知育玩具も取り入れてみましょう。例えば、転がすとおやつが出てくるようなおもちゃです。頭を使う遊びをすることで、ワンコの遊び欲求を満たしやすくなるといえます。

Advisor

DOG WORKS ZERO代表
西岡 裕記さん

ドッグトレーナー。高校卒業後、地元の三重県から上京し、青山ケンネルカレッジで動物について学ぶ。警察犬訓練所やトリマー、ショップの店舗管理などを経験し、フリーのドッグトレーナーとして独立。“ゆる~く楽しくHAPPYに!”をモットーに、ワンコのトレーニング法を伝えている。

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