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ニュージーランドのオーストラリアン・ラブラドゥードルのブリーダー「Kiwi Pride」と飼い主さんを繋ぐ日本公式パートナー「Kiwi Pride Japan」さんインタビュー

ニュージーランドのオーストラリアン・ラブラドゥードルのブリーダー「Kiwi Pride」と飼い主さんを繋ぐ日本公式パートナー「Kiwi Pride Japan」さんインタビュー

この記事はワンコnowa編集部が監修・執筆を行っています。

BREEDER’S MESSAGE

オーストラリアン・ラブラドゥードルを
迎えた日から
家族の絆がより一層強くなった
その経験をたくさんの人に届けたい

Kiwi Pride とは?

ニュージーランドのオーストラリアン・ラブラドゥードル専門犬舎。2002年に設立された家族経営の犬舎で、ニュージーランドのブリーダーでもっとも厳しい繁殖基準を設け、自然な形の妊娠・出産を大切にし、WALA(世界オーストラリアン・ラブラドゥードル協会)が定めるスターシップアワードの8つ星を取得しています。

オーストラリアン・ラブラドゥードルとの出会い 表情豊かで感情表現が上手なワンコは家族の仲をとりもつ潤滑剤のような存在

オーストラリアン・ラブラドゥードルとは、どのように出会ったのですか?

昭博私の20年来の友人が飼い始めたオーストラリアン・ラブラドゥードルに、家族で会いにいったのが最初ですね。

ちのオープンハートなワンちゃんで、初めて会う私たちも大歓迎といった雰囲気で、感動しました。あまりにもいままでのワンちゃんの概念と違っていて。

いままでと違うということは、もともとワンコを飼われていたのですか?

ちの私は、幼い頃からずっと実家で飼っていました。もちろん一緒に暮らしてきた子たちもかけがえのない存在ですが、オーストラリアン・ラブラドゥードルはもっと人間らしいというか、表情が豊かで、感情表現が上手な気がします。

昭博私は実家では飼えなかったのですが、ずっとワンコが大好きで、いつか迎えたいという思いがありました。ただ、家や家具をガジガジされてしまうのではないかという心配もあったんです。でも、オーストラリアン・ラブラドゥードルに出会って、どの子も本当に落ち着いていて人間みたいというか、この犬種ならば大丈夫かもしれないなって思えました。実際に迎えるまで、3年くらい検討したんですけどね。

ワンコを迎えるか、長めの時間をかけて考えたんですね。

昭博オーストラリアン・ラブラドゥードルという犬種を調べるところから始めて、子どもたちと一緒にオーストラリアン・ラブラドゥードルと触れ合える場所にも出かけました。何度も触れ合って、この犬種なら迎えられるという確証を持つまでに、そのくらいの期間がかかったんです。

ちの私は毎日のように「ワンちゃんがいたら絶対に子どもにいい影響があるし、行動範囲も広がると思うよ」って、プレゼンしてましたね(笑)。

ちのさんの努力もあって、ワンコを迎えられたんですね。初めてのワンコとの生活はいかがでしたか?

昭博ワンコというより、子どもが1人増えたような感覚でしたね。感情表現が人間みたいですし、家を荒らされることもなかったです。すべてのオーストラリアン・ラブラドゥードルがガジガジしないわけではないと思いますが、我が家に迎えたハピーはしなかったので、無駄な心配でしたね(笑)。

それは何よりです(笑)。ちのさんが話していた通り、お子さんたちにもいい影響がありました?

ちの当時、息子が小学4年生で、私や夫の前ではツンとすることもあったのですが、ハピーを見ると表情も態度も柔らかくなるんですよ(笑)。ハピーの前ではトゲトゲせずに、自分らしくいられるのかなって。

昭博娘もいるんですが、2人とも部屋にこもることなく、いつもハピーのそばにいるんですよね。息子も娘も、ハピーがいると一緒に川遊びやドッグランに行ってくれるので、ハピーを迎える前よりも家族の時間が増えたと思います。

ハピーくんが家族の潤滑剤になっているんですね。ちなみに、ハピーという名前の由来は?

ちの英語では「HAPPY」と書くんですが、姓名判断では6画がいいということだったので、小さい「ッ」を抜かしてハピーにしました。毎日呼ぶ名前なので、気持ちが上がる響きの名前がいいという思いもありました。この子は、日本で唯一オーストラリアン・ラブラドゥードルのブリーディングを行っている犬舎から迎えたんです。

Kiwi Prideとの出会い ニュージーランドの雄大な自然の中で愛情たっぷりに育てられたワンコたち

ハピーくんは、日本の犬舎から迎えた子なんですね。では、Kiwi Prideさんとはどのように出会ったのですか?

昭博2頭目を迎えようと考え始めたんですが、日本でオーストラリアン・ラブラドゥードル人気が高まっていて、迎えるまでに時間がかかることがわかり、それなら海外のブリーダーに目を向けてみようと。その過程でWALA(世界オーストラリアン・ラブラドゥードル協会)を知ったんです。

WALAでは、ブリーダーの健全性やワンコの健康への取り組みを3つ星・6つ星・8つ星の3段階で評価していて、8つ星を取得していたのがKiwi Prideでした。狂犬病清浄国でないと生後10ヶ月はワンコを輸入できないこともあり、そこに当てはまるニュージーランドのブリーダーさんなら安心かなと思って、連絡したのが最初です。オーストラリアン・ラブラドゥードルの母国であるオーストラリアを含めて、南半球でWALA8つ星を取得しているのはKiwi Prideだけなんですよ。

海外のブリーダーさんからワンコを迎えることに、ためらいはなかったですか?

昭博あまりなかったですね。特に連絡を取り合うようになってからは、オーナーのジョディがとても愛情深い方で、丁寧にワンコやブリーディングについて教えてくれたので、信頼感が深まりました。

ちのただ教えてくれるだけじゃなくて、励ましの言葉を添えてくれたり、メールからも愛があふれてきて、毎回感動するんですよ。やり取りする中で、ジョディが「日本のパートナーを探してるところだったんです」と、おっしゃっていて。

そのやり取りの流れで、公式パートナーになられたのですか?

昭博そうなんです。公式パートナーを立てて日本のご家族に譲渡することが、ジョディの20年来の夢だったそうで、任せていただくことになりました。

ちの連絡を取り合う中で、ジョディが「あなたたちは信頼できる」とおっしゃってくれて。最初に連絡したのが2022年10月で、パートナーとしての活動を始めたのが2023年1月なので、トントン拍子で決まった感じです。

すごいスピード感ですね!?パートナーとして感じるKiwi Prideさんのワンコの特徴は、どんなところですか?

ちのKiwi Prideでは、産まれてすぐは子犬がお母さん犬との信頼関係を築けるようになるべく人間が介入せず、産後10日目以降~4週目くらいまでは人間との絆を深める時期になるので、たっぷりと子犬たちとかかわりをもつと、メリハリをつけて接しているそうです。

ワンコとのかかわり方に加え、ニュージーランドの豊かな自然の中で遊べることもあってか、ワンちゃんを迎えた飼い主さんから「Kiwi Prideの子は性格が穏やか」と、言っていただくことが多いです。

ジョディがワンコの看護師の資格を持っていて、夜間も妊娠しているお母さん犬の様子を見ているので、その子に合わせた出産ができるという特徴もあると思います。獣医とも連携していて、ニュージーランドで唯一、動物病院を併設し、成犬、子犬の健康チェック、処置、ケアを一つの施設内で行っているんですよ。

お父さん犬やお母さん犬の情報を公示しているのも、特徴的ですね。過去にKiwi Prideから迎えた飼い主さんの中には、「またあのお母さんの子どもを迎えたい」と、申し込まれる方も多いですよ。

愛情深く育てられた子たちの家族がわかると、安心ですね。

ちのそうですよね。オーストラリアン・ラブラドゥードルはもともとアレルギーを持つ方にも優しい盲導犬として開発された犬種で、セラピー犬としても多く活躍している犬種なので、無駄に吠えることがとても少なく、飼いやすいと思います。ミニチュア・ミディアム・スタンダードという3つのサイズの子がいるので、各家庭にマッチする子を迎えやすいといえます。

昭博アウトドアレジャーも好きな子が多いので、いろいろなところに出かけるのも楽しいですよ。

Kiwi Prideからワンコを迎えるには 質問シートや面談を通して飼い主さんの考えを聞くことも大切なお仕事

Kiwi Prideさんからワンコを迎えるには、どうしたらいいですか?

ちのKiwi Pride Japanのホームページから申し込んでいただいた方には、質問シートの記入とZoom面談をお願いしています。その回答をジョディに共有して、お迎えが可能と判断できたら、ワンコをお迎えいただくという流れになります。すぐにお迎えできるワンコがいない場合は、現地のウェイティングリストに登録して、待っていただく形になります。

昭博現状、ワンコは成田空港または関西国際空港に迎えに行っていただきます。ほかの空港で迎えたいという場合は、ニュージーランドとの調整になるので、相談していただけたらと思います。

空港で直接ワンコをお迎えするんですね。質問シートや面談では、どのようなことを聞かれるのでしょう?

ちの飼い主さんやご家族のアレルギー、引っ越しのこと、マンションの場合は規約なども確認しますし、一生飼い続ける覚悟やワンちゃんの介護に対する考えも伺います。

活動するにあたって、地元の動物愛護センターに伺い、ワンちゃんの譲渡に関することを勉強させていただいたんです。動物愛護センターの方のお話とジョディのお話に共通する部分が多かったので、その内容も盛り込んでいます。

申し込まれた方と面談する際に、大切にされていることはありますか?

ちのなぜ、Kiwi Prideの子を迎えたいと思ったのか、という部分は大切にしています。また、サイズや性別のご希望はお受けしているのですが、カラーの指定が細かい場合はお受けできないこともあるので、ご要望をきちんとお聞きするようにしています。

Kiwi Pride Japanの今後の活動 ワンコを迎えた瞬間から始まる楽しい日々をたくさんの人に届けていきたい

Kiwi Pride Japanの活動を通して、今後やりたいと考えていることはありますか?

昭博ジョディも日本に来たがっているので、これまでKiwi Prideのワンコを迎えてくださったご家族に声をかけて、イベントができたらと考えています。兄弟犬にも会えるいい機会になるかなと。

ちのワンコを迎えてくださった飼い主さんには、ワンコも含めたご家族の写真を送っていただいているんですが、今後も定期的に送っていただきたいですね。Kiwi Prideを通じてできたつながりを、継続していけたらうれしいです。

また、ワンコの縁組サポートに限らず、ワンちゃんとご家族の輪が広がるお手伝いもしていきたいと思っています。私たちがハピーを迎えて家族の絆が強くなったように、多くの人にワンちゃんとの居心地のいい場所を見つけてほしいですね。

ワンコを迎えると、生活が豊かになりますもんね。最後に、オーストラリアン・ラブラドゥードルを迎えたいと考えている方にメッセージを。

ちの1月にお申込みいただいて、3月にワンちゃんを迎えた飼い主さんは、海外から初めてワンちゃんをお迎えされる方も多く、初めは不安もあったそうです。
Kiwi Pride Japanでも、ご家族に寄り添い不安を解消出来る様に全力でサポートしますし、迎えた瞬間から愛にあふれた日々が始まるので、あまり心配せず、楽しみに待っていてください、と声を大にして伝えたいですね。

昭博私たちも6月に、Kiwi Prideから2頭目を迎える予定なんです。昨年のうちに迎えたいと考えていたのですが、Kiwi Prideのワンコを待っている日本のご家族が多かったこともあり、まずはサポートを優先して、このタイミングになりました(笑)。公式ホームページやSNSで、私たちがワンコを迎える過程や迎えてからの様子なども発信していけたらと考えています。

Writers

ワンコnowa 編集部

愛犬飼育管理士/ペットセーバー/犬の管理栄養士の資格を有し、自らもワンコと暮らすワンコnowa編集部ライターチームが執筆を行なっています。
チワワのような小型犬からゴールデンレトリーバーのような大型犬まで、幅広い犬種と暮らす編集部スタッフたちが、それぞれの得意分野を生かし飼い主視点でわかりやすい記事を目指しています。

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