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【保護犬の子犬】保護犬の子犬はどこでどうやって迎えられるの?方法などについて

【保護犬の子犬】保護犬の子犬はどこでどうやって迎えられるの?方法などについて

今回は、保護犬を家族に迎えたいけれど、「小さくて可愛い子犬がいいな」「やっぱり子犬からの方が懐きやすい?」とお考えの方のために、保護犬の子犬をお迎えする方法や、飼育の際の成犬と子犬の違いなどについてご紹介します。

子犬の保護犬はどんな子?保護犬には成犬と子犬どちらが多い?

保護犬として施設にいるワンコの種類は、トイプードルやチワワなど人気の犬種から、ミックス犬、雑種、大きさも小型犬から大型犬までさまざまですが、子犬よりも成犬の方が多い傾向にあります。子犬に多いのは、飼い主が飼って間もなく何らかの事情で手放した子、野犬の幼犬、ペットショップで売れ残ってしまった子、身体的特徴や病気などによってブリーダーから引き取られた子などです。
しかし、子犬は成長が早いので、里親がなかなか見つからないまま大きくなったということも多いようです。

子犬の保護犬を迎えるには保護犬の子犬はどこでどうやって迎えるの?

保護犬の子犬を探す方法は、基本的には成犬の保護犬を探す場合と変わりません。主に以下の4つの方法があります。

01保健所や動物愛護センターに足を運ぶ

都道府県にそれぞれ設置されている保健所や、動物愛護センターにいる保護犬に面会して、里親となる条件にクリアすれば譲渡してもらえます。この場合、子犬は野犬の幼犬が保護されている場合が多いようです。

02譲渡会に参加してみる

保護団体や個人ボランティアが開催する譲渡会に行けば、多くの保護犬に会うことができ、なかには子犬がいるかもしれません。各団体のホームページやSNSに、参加する子の詳細が掲載されている場合が多いので、チェックしてみましょう。

03里親募集サイトを見てみる

WEB上には、里親募集専門のサイトがあります。里親募集中の子犬を検索できるので、利用してみてはいかがでしょうか。里親募集専門のサイトのおすすめを3つ紹介します。

ペットのおうち

月間150万人が利用する、会員登録制の里親マッチングコミュニティサイトです。何かの事情で飼えなくなってしまった飼い主さんや保健所、保護団体の里親募集情報の投稿が、常に1万件以上あります。アプリもあり、ダウンロードすれば、ワンコ動画の掲載や再生、希望するワンコの着信通知機能、気に入った子のブックマークも可能です。

OMUSUBI(お結び)

日本一の規模の審査制マッチングサイトで、会員登録制です。里親を募集しているのは、審査を通過した団体のみで、全国200以上の団体が登録しています。譲渡会情報も検索できます。事務局には愛玩動物飼養管理士が在籍しており、サポート体制も万全です。

アニフェア

月間50万人が訪れる、獣医師賛同型の里親募集サイトで、都道府県別に保護犬の検索ができます。全国に300以上の提携サポート動物病院があり、譲渡が決定すれば動物病院での引き渡しとなり、獣医師の健康診断と飼育アドバイスを受けることができます。

04保護犬に会えるカフェに行ってみる

店内にいる保護犬とふれあい、気に入った子がいれば、条件をクリアしたうえで里親となることができるカフェがあります。日本全国から、5つ抜粋してご紹介します。

東京の保護犬カフェSmall Life Protection JAPAN

出典:Small Life Protection JAPAN

小型犬から大型犬までさまざまな犬種の保護犬たちがいて、ドッグトレーナーさんがしつけをされています。 SNSで里親募集中の子を確認できますよ。

愛知の保護犬カフェWan Cafe Life

出典:Wan Cafe Life

人気犬種の0歳の子もいます。軽い身体的問題がある子の場合も、トライアルがあるので安心です。

兵庫の保護犬カフェ保護犬ふれあいカフェ GUARDIAN

出典:保護犬ふれあいカフェ GUARDIAN

神戸市唯一の保護犬とふれあえるカフェで、保健所からの引き取りもあり、可愛い野犬の幼犬がいる場合があります。譲渡会も行っているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

岡山の保護犬カフェほごっこ♡CAFE

出典:ほごっこ♡CAFE

看板犬・看板猫がいる、完全予約制のカフェです。ここには、雑種の子が多いようです。

沖縄の保護犬カフェワンダフル

出典:ワンダフル

沖縄初の保護犬とふれあえるカフェで、ペット同伴もOKです。里親になるには、条件のほかに家庭訪問とトライアルがあります。

子犬の保護犬を迎える前に保護犬の成犬と子犬の違い

子犬と成犬では、どのような違いがあるのかを知っておきましょう。

子犬

  • 懐きやすい
  • 虐待などトラウマがある場合が少ない
  • 基本的なしつけをする必要がある
  • 留守が多い家庭では、吠え癖やいたずら癖がつくことがある
  • 生後2ヵ月くらいまでの子には、定期的に(夜中も)ミルクをあげなければならない
  • 母犬と離れた寂しさから夜泣きすることがある
  • 歯の生え始めは色々なものを噛むことが多い

成犬

  • 辛い経験のトラウマがあると、心を閉ざしたり問題行動があったりすることがある
  • 元の飼い主や保護先で既にしつけをされていることが多いので楽な場合が多い
  • 純血種の犬種は成犬の方が多い傾向がある

留守番をさせる時間が多めの家庭では、成犬の方が向いているでしょう。(但し、保護犬を迎える施設の規定によっては、長時間留守番をさせないことが条件の場合もあります。)

子犬の保護犬を迎える前に保護犬を迎えるために必要な事前準備と心構え

お迎えする子犬と出会えることができたら、迎える準備をしましょう。また、小さな命を育てることになるので、しっかりとした心構えも必要です。どんなことがあっても愛情を持って接し、決して手放さないという覚悟を持ってお迎えしましょう。
お迎えの準備の具体例を挙げますので、参考にしてください。

どれくらいの費用がかかるか確認する

保護犬譲渡の際には譲渡費用が必要となる場合がほとんどです。施設によっても違いますが、保健所などでは登録費に加えて避妊去勢手術費用が必要となることもあります。保護団体の施設などでは20000円〜60000円ほどの譲渡費がかかるようです。

ワンコの寿命は13年〜16年で、涯にわたって費用がかかります。食費や予防注射、医療費、ペット保険、トリミングなど、さまざまなことにお金が必要です。生涯費用の大まかな目安として、超小型犬・小型犬で210万円~、中型・大型犬で258万円~を見ておきましょう。

家の環境を整える・必要なものを揃える

ワンコが快適に暮らせるように、生活環境を整えます。まず、ベッド・ブランケット・サークル・ミルク(年齢によって)・フードとお水のボウル・フード・トイレシート・玩具・シャンプー・デンタルケア用品などが必要となります。

特に子犬は好奇心旺盛で何でも興味を持つので、ワンコにとって危ないものや、噛んだら困るものなどは届かない場所に移動しておくことが大切です。留守番の際はサークルなどに入れなければなりませんが、家族との絆を形成するためにも、家にいる時はなるべく自由にさせてかまってあげましょう。

先住犬がいる場合はトライアルをして相性を確かめる

先住犬がいる場合は、お迎えする前にトライアルをして、先住犬との愛称を見極めましょう。
保護施設のスタッフが、プロの視点からある程度適切な子を紹介してくれますが、特に子犬は弱いので、気性の強い先住犬がいる場合は注意が必要です。また、先住犬がシニアの場合は、元気すぎる子犬は負担になることもあります。
保護犬と先住犬、双方が幸せになるように、しっかりと確かめておきましょう。

お迎えしてから気をつけるポイント

子犬はとにかく元気でヤンチャな子が多いですが、ヤンチャをしても、決して叩いたり大声を出したりして叱らないでください。人に恐怖心を覚えたり、懐かなかったりする可能性があります。

保護犬の場合は、子犬でも虐待されるなどしてトラウマを持っている子もいるかもしれません。人を怖がるそぶりがあれば、特に慎重に接してください。子犬は、大好きなお母さん犬がまだまだ必要な年頃なので、たっぷりの愛情を必要としています。トイレのしつけなども焦らずに、根気よく、優しくしつけてあげましょう。

まとめ

今回は、保護犬の子犬を迎えることについてご紹介しましたが、いかがでしたか?里親募集中のワンコたちは、保健所や動物愛護センター、保護団体、個人ボランティアのHPやSNSで随時、写真などの情報が発信されている場合も多いです。
頻繁にチェックしていれば、子犬が保護された情報を早めに入手することができるかもしれませんよ。

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