「今どんな気持ちなんだろう?」「何を言いたいんだろう?」「犬の言葉がわかったらいいのに」飼い主さんなら、一度はそう思ったことがあると思います。
ワンコたちは言葉は話せませんが、視線や鳴き声、しぐさや行動で、私たちにいろんな気持ちを伝えてくれています。ワンコが伝えるそのいくつかのサインを理解することは、ワンコとのコミュニケーションをより豊かにしてくれます。
今回は、ワンコのいくつかのコミュニケーションサインをご紹介します。
こちらを見上げ、目をじっと見てくる
ワンコが飼い主さんを見上げて、じっと目を見てくる時は、「大好きだよ!」のサインです。
また、甘えたいなど、何かしてほしい場合にも同じように目を見つめてきますので、表情などを見て、判断してあげましょう。
あくびをする
舌を出して鼻を舐める
ワンコは、怒られたりしてストレスを感じている場合などにあくびをすることがあります。
この行動には、「もう怒らないで」「落ち着こう」と相手を落ち着かせようとする意味が。
また、病院などに行った際など、緊張やストレスを感じた際にもあくびをすることがあります。
また、口を閉じて舌を出し、鼻を舐めたりするのは、緊張している時のサインです。
お腹を見せてくる
ワンコが飼い主さんのそばにきて、ゴローンとお腹を見せてくるのは「ねえ、なでて、かまって!」のアピール。あなたを信頼し、お腹を見せ、甘えているサインです。
首をかしげる
話しかけたり、何かの物音がした際に、「何?」というように、ワンコがキョトンとした顔で首をかしげることがあります。これは、「何の音?」「なんて言ったの?」と一生懸命、音に集中し聞き取ろうとしているしぐさです。
お尻をすり寄せてくる
くつろいでいる際に、ワンコが自分のお尻や背中をくっつけてくることがあります。
この行動には相手を「信頼しているよ」という意味があります。
昔、群れで生きていた犬は、群れの仲間とお尻や背中をくっつけ合い警戒していたと考えられています。その野生の習性の名残りで、急所である、お尻や背中を飼い主さんにくっつけるのです。
決してそっぽを向いているのではなく、信頼しているからこその行動なのです。
顔や口元を舐めてくる
ワンコが飼い主さんの顔や口元を舐めるのは、「大好き」などの愛情表現や挨拶の表現です。
また、犬の祖先のオオカミがは親犬の口元を舐めてご飯を催促していたことから、飼い主さんに甘えたい時、ご飯をもらいたいときなどに口元を舐めたりする場合もあります。
いかがでしたか?
きっと普段、あなたのワンコもする行動があったのではないでしょうか?
ワンコからのサインを理解し、より良いコミュニケーションを目指しましょう。