この記事はワンコnowa編集部が監修・執筆を行っています。
INDEX
シーズーは、マズルがとても短く、愛嬌のある独特の表情をしている小型犬です。被毛は絹のようにしなやかでツヤがあり、顔周りの毛はフサフサ、丸みを帯びた小さな頭には菊の花が開いたような飾り毛、また「プリュームテイル」と呼ばれる羽根状に垂れ下がった尻尾など、気品に富んだ容姿が魅力です。胴も脚も短く、眼は大きくクリッとしていてとても愛らしいのですが、どこか高貴なイメージを感じさせます。それは、中国の宮廷犬としても寵愛されていた歴史があるからかもしれません。
シーズーの被毛はあらゆる毛色が許容されていて、ゴールド&ホワイト、ブリンドル&ホワイト、ブラック&ホワイト、ブルー&ホワイト、ブラウン、レッド、グレー、ブラックなどのバリエーションがあります。絹のような細くて美しい毛が特徴的で、毛が抜けやすいダブルコートの犬種の中ですが、長毛種で毛周期が長いため、比較的抜け毛が少ない犬種です。トリミングは月1回ほどで大丈夫ですが、ブラッシングは毎日必要です。シーズーカットは「フルコート」の他に、お顔を丸くカットする「テディベアカット」や、夏の「サマーカット」などが楽しめますが、今流行りのカット方法や人気のカット方法など、シーズーのカット方法について細かくご紹介します。
トリミングサロンでは理想のカットの写真を見せよう!
「いつもより少し短くカットしてください」そう言ってサロンに預け、数時間後ウキウキでお迎えに。いざ愛犬と対面したらびっくり、想像以上に愛犬がツルツルに短くカットされていてショック!そんな経験のある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
それもそのはず。「少し短く」といってもバリカンで丸刈りにするのか、ハサミでいつもより1mm短く仕上げるのか、どの部分をどれくらい短くカットするのかは人によって思い描くスタイルが違うのです。
そんな失敗を防ぐために大切なのが理想のカットスタイルの写真です。
もちろんワンコによって毛量や毛質、毛の流れなどが異なるので、写真を見せても他のワンコと全く同じカットにすることは不可能です。ですが写真を見せてトリミングをお願いすることで、言葉で説明するよりも理想に近い形に仕上がるといえるでしょう。
また、逆に「このカットだけはやめて欲しい!」とトリマーさんに伝えるのも一つの手です。
尻尾のボリュームだけはこだわりたい!だったり、お耳のカットスタイルだけはこだわりたい!など、こだわりたい部分が具体的に決まっている場合には、理想のカットスタイルだけでなくこれだけはやめて欲しいというカットスタイルも事前に見せておきましょう。
そうすることで認識の差異が少なく、好みのスタイルに仕上がることが多くなるでしょう。
子犬のシャンプー・トリミングはいつからしていいの?
子犬の全身シャンプーは、狂犬病や混合ワクチンの接種が全て終わって、2週間以上経過してからにしましょう。
シャンプーにはお尻や足先などのみの部分シャンプーと全身シャンプーの2種類があります。部分シャンプーの方は必ず行うものではなく、汚れた時のみとなりますが基本的に生後2~3ヶ月以降ならば短い時間でさっと自宅で洗ってあげても問題ないでしょう。ほとんどのトリミングサロンではワクチン接種証明書の提示を求められるため、同じく狂犬病や混合ワクチンの接種が全て終わってから2週間以降と子犬の体調が落ち着いたころにお願いするようにするのがベストです。サロンと愛犬の様子を見ながらトリミングをお願いするようにしましょう。
シーズーのカット集顔周りカット12選
まず初めに第一印象を決める最も重要なカット部分、顔周りのカットをご紹介します。頭の大きさやマズルの大きさが1mm違うだけでも印象が大きく変わり、イメージチェンジに繋がります。自分好みの顔周りカットに仕上げてもらうためには、理想とする写真が必須!可愛さ満点のふわふわまんまるスタイルから、お手入れのしやすさNo.1のスッキリスタイルまで様々なカットスタイルを集めてみたので、お気に入りのカットスタイルを見つけてくださいね!
01テディベアカット・こぐまカット・お顔まん丸カット
テディベアカット・こぐまカット・お顔まん丸カットの特徴
その名の通りテディベア(くまのぬいぐるみ)をイメージしたどこから見ても丸く、可愛らしいイメージのカット方法です。
テディベアカットというとトイプードルのイメージが強いですが、シーズーでも近い形で表現することができます。こぐまカットと呼ばれる場合もあり、ここ数年で爆発的に人気となったカットスタイルです。ぬいぐるみのように可愛らしくまん丸なカットで、どこからみても丸さがあり、優しい印象を与えます。
楕円型のマズルに、頭と顔で一つの丸を作り、輪郭をしっかりととってお耳とハッキリ分けたカットスタイルが一般的で、マズルの大きさや形を変えてみたり、耳の高さを変えたり、耳のボリュームをその子に合わせて変えることで唯一無二なスタイルになります。鼻の上の毛を長めに残し、顔の輪郭を大き目に残すことで丸くすることができます。お耳もふんわりにすると、ぬいぐるみ感が増してとても可愛いです。
毛を長く残すため、伸びるのが早い子は1カ月経たないうちに目回りや口周りの毛が長いと感じてしまうかもしれません。カットスタイルを保つためには細かなカットが必要となります。
02アフロカット
アフロカットの特徴
お耳と頭の毛をつなげ丸くなるようにしたスタイルです。耳前の毛、耳の表面の毛、耳裏の毛などをボリューム多めに残して頭と耳を繋げることで、ふんわりとしたぬいぐるみのように可愛らしい印象になります。遠くから見てもふわふわの頭が目立ち、存在感抜群で可愛いカットスタイルで、真正面、サイド、後ろ、真上のどこから見ても丸く見える愛らしさが特徴です。
耳の付いてる位置や骨格、毛質や毛量などにより仕上がりが変わってくるので、どんなアフロスタイルが似合うのか、アフロスタイルにすることができるのか、トリマーさんと相談してみましょう。
03お顔すっきりカット
お顔すっきりカットの特徴
シーズーは鼻が短いので、お散歩やごはんの時に汚れやすい犬種です。そのため、口周りの毛や目周りの毛も短くすることで、汚れにくく清潔に保つことができます。お顔すっきりの基準や考え方はお店やトリマーさんにより異なるため、希望のカットの写真を持参してオーダーするのがおすすめです。
04トップノット
トップノットの特徴
トップノットとは、犬の頭部の骨格の一番高い部分にある冠毛のことで、房状になった長い毛が特徴です。頭の毛を伸ばし、伸ばした部分をリボンなどで結んだスタイルです。
可愛いらしい印象になるだけでなく、目が大きく見えるというメリットがあり、被毛によって目に傷がついて起きる流涙症や角結膜炎といった目のトラブルの予防にもなることから人気のスタイルです。毛をゴムでまとめ、ワンコ専用のヘアピンや髪飾りをつけておしゃれを楽しむこともできます。
毛の長さによって楽しめるアレンジの幅が広がり、人と同じように三つ編みや編み込みを楽しむ方も多くいます。全身フルコートほど長いのは大変だけれど、シーズーらしさを少し取り入れたいときにおすすめです。
長くきれいな被毛を維持しアレンジを楽しむためにはブラッシングなどのケアがマストですが、アレンジが豊富なことから人気のスタイルです。
05まつ毛残し
まつ毛残しの特徴
まつ毛を長く残しすカット方法です。女の子のカットスタイルと思われがちですが、もちろん男の子にもおすすめです。長さによって、雰囲気も変わります。
まつ毛は、くるんと上を向いている子、下向きに生えてる子など、生え方も様々なのでトリマーさんと相談して、その子に合ったまつ毛の長さを探していきましょう。下向きに生えている子は、まつ毛を短めに切るよりも、長めにした方が、目に入りにくくなる場合もあります。目ヤニが多くなってしまったり、目のトラブルが見られた時は、トリマーさんや獣医師に相談してみましょう。
06耳短めカット
耳短めカットの特徴
お耳を短くすることで、若々しく可愛いらしい雰囲気に見せることができます。あごの位置よりも短め、またはあごの位置でカットする場合を耳短めと表現することが多いです。
短くても、耳は動いていると擦れることが多い部分です。お散歩やごはんのときにも汚れやすく毛玉にもなりやすいので、短めカットだとしても毎日のブラッシングや汚れを拭いてあげるなどのケアは必要です。
07耳長めカット
耳長めカットの特徴
お耳を長めに伸ばした状態のカットスタイルです。エレガントな落ち着いた雰囲気に見せることができます。あごの位置よりも長めにする場合を、耳長めと表現することが多いです。三つ編みしたり、アクセサリーをつけたりと飼い主さん好みのアレンジも楽しめます。
ごはんを食べるときやお水を飲むときには、お耳の毛がお皿に入りやすく汚れやすいためスヌードなどをつけてあげるのもオススメです。もつれたり毛玉にもなりやすいのでこまめにブラッシングをしてあげましょう。
08耳バリカン
耳バリカンの特徴
耳の表面もバリカンで刈ることで、すっきりと仕上げたカットスタイルです。バリカンのミリ数を変えることで、仕上がりの印象が変わります。短いバリカンなどで刈ると、薄くツルッとしたお耳になり、長めのバリカンで刈ると、少し厚みのあるお耳にすることができます。通気性が良くなりお耳のケアもしやすく毛玉にもなりにくいので、お耳が汚れやすい子、外耳炎になりやすい子、お耳のブラッシングが苦手な子にオススメです。
09イヤリングカット
イヤリングカットの特徴
イヤリングカットとは、顔を耳の間の毛を伸ばすスタイルのことです。人でいう後れ毛部分を作ることで、一気に垢抜けてオシャレ感がUPします。最近ではイヤリング部分だけをカラーリングしてオシャレを楽しむ飼い主さんも多くいます。長さやボリュームを変えるだけで印象が違って見える可愛らしいカットです。毛量を抑えてイヤリングカットを作るのが理想に近い!という場合であればミックス犬の場合でも挑戦しやすいのが特徴です。
10ベドリントン・テリア風カット
ベドリントン・テリア風カットの特徴
英国・イングランドの出身「ベドリントン・テリア」のように仕上げるスタイルです。頭と顔の中心と、耳先の毛をふわっと残します。丸のイメージが強いトイプードルですが、こちらのカットで仕上げるとお顔が縦長に仕上がり、シュッとしたイメージが強くなります。トイプードルとは思えない個性的なカット方法になるので、個性派カットに興味のある方には特におすすめなカットスタイルです。
耳だけベドリントンスタイル
お顔周りはテディベア風やモヒカン風にカットなど他のカットスタイルを楽しみ、お耳だけをベドリントン・テリア風カットにするのもおすすめです。目の近くの毛がすっきりとするので被毛によって目に傷がついて起きる流涙症や角結膜炎といった目のトラブルの予防も期待できます。
11アシメカット
アシメカットの特徴
アシメはアシンメトリー(左右非対称)を意味しています。その名の通り片側は毛を長く伸ばしふんわりと整え、もう片方はさっぱりと短くするスタイルです。短くする方の毛をバリカンで思いっきり短くするとかっこいい印象になりますが、左右差をつけながらもテディベアのような丸々とした形で短く仕上げると優しい印象が残ります。マズルの大きさや頭のトップの形をこだわることでうちの子だけの特別なスタイルが見つかります。一般的にアシメカットというとさっぱり短くするスタイルが主流なので、丸っとしたシルエットを残して可愛らしく仕上げたい場合にはしっかりと要望を伝えるようにしましょう。
シーズーのカット集背中(胴)・お尻周りカット5選
背中(胴)・お尻周りのカットは、アレンジが自由自在で無限大なのが一番の特徴です。アレンジカットした場所をカラーリングすることでカットスタイルが際立ち、さらに可愛く変身しているワンコも多くいました。ここで紹介するもの以外にも星マークを入れたり、イニシャルを入れてみたりとうちの子だけの個性を思う存分発揮できる場所です。
お尻にかけてはおパンツカットのアレンジカットや目を引く桃尻カットなど形を変えて様々なスタイル楽しめる場所です。ただし、お尻周りは汚れがつきやすく必ずお手入れが必要な場所です。デザインカットをすると毛が多くお手入れしにくくなる場合もありますが、肛門周りだけすっきりと刈ってもらったり、デザインを少し変えるだけでもお手入れがしやすくなるので、スタイルチェンジする際にはトリマーさんにしっかりと要望を伝えて愛犬も過ごしやすく可愛いカットにしてあげましょう。
01おパンツカット
おパンツカットの特徴
おパンツカット胸〜背中の毛をすっきりと刈り、お尻周りの毛をふわっとまあるく残すスタイルのことです。まるでおパンツ(おむつ)を履いているかのような、こどもらしく可愛いカットスタイルになります。おパンツのボリュームによっても印象が変わってくるのがポイントです。おパンツ部分が毛玉にならないよう、毎日のしっかりとブラッシングが大切になってきます。大きなおパンツにする場合には半年〜一年かけて育毛する必要があるので、ぜひトリマーさんに相談してみてくださいね!
おパンツカットをするだけでも丸くて柔らかい印象になりますが、お顔もアフロカットでまんまるに合わせることでより丸みのある可愛いデザインすることも可能です。胸周りはすっきりと刈り上げているので、ハーネスや首輪を装着しやすく、お洋服なども違和感なく着用することができます。
02ハートカット
ハートカットの特徴
身体の一部にハートの形を残すカットスタイルです。背中や脇腹、足などその子の毛量や飼い主さんの好みに合わせて色々な場所に作ることができます。カラーリングをしてみたり、ハートを重ねてみたりと、様々なアレンジを楽しめます。アウトラインをしっかりとることでより立体的なハート型を作ることができます。ハートだと少し可愛すぎる!という飼い主さんには体に星型をつくる星型カットもおすすめです。体が大きければ右側にハート、左柄に星型、などアレンジを楽しめます。
03リボンカット
リボンカットの特徴
リボンカットは、お尻にリボンがついているかのようにカットするスタイルです。後ろ姿が一気に華やかになり、可愛らしい印象となります。アウトラインをしっかりととることでメリハリのある可愛いリボンに仕上がります。真ん中の結び目部分をハートにしたり、星型にすることでよりキュートな印象や、ポップなイメージに変化します。ふわっと毛を残すことになるので、毛玉にならないようにしっかりと毎日ブラッシングをすることと、少し毛が伸びてくるとおリボンが埋もれてしまうため、こまめなトリミングが必要となります。
04スカートカット・スカラップカット
スカートカット・スカラップカットの特徴
スカートカットは、まるでスカートを履いているかのようにお尻周りの毛を残すスタイルのカット方法です。風に揺れるようなスカートデザインから、プリーツが入ったスカートデザイン、おパンツカットに近いボリューミーなスカートカットなど、一口にスカートカットといっても種類は様々です。毛の流れや毛量、どんな種類のスカートにしたいのかでカット方法がかなり変わってきますので、理想のスカートカットのお写真を探して、しっかりとトリマーさんに伝えましょう。スカートの前におリボンカットをしてよりプリティー&キューティーに仕上げると女の子らしさがUPします。
05サマーカット
サマーカットの特徴
全身をバリカンで短くしたスタイルです。バリカンのミリ数で仕上がりが変わります。サマーカットの一番のメリットは、毛玉になりにくくとてもケアしやすいことです。シャンプーをする場合には乾かしやすく、皮膚トラブルで薬を塗る必要がある場合は薬が塗りやすいため、家庭でケアも楽になります。
また、全身バリカン仕上げは、トリミングにかかる時間を短くすることができ、シニア犬などのトリミングの負担を減らすことができます。
ただし、短くカットしすぎると、紫外線による皮膚の炎症や熱中症になるリスクもあるので、外に出る際には、お洋服を着せてあげるなど対策をしてあげましょう。
シーズーのカット集手足周り・尻尾カット6選
手足周りは全体で見たときにデザインの要となる部分の一つです。カットを始める位置やボリュームによって大きく印象が変わってきます。また、足回りの毛が長いと気になって舐めてしまう子や、自分でかじってしまう子も多くいます。そんなワンコにぴったりなカットスタイルもご紹介していますので、愛犬の生活スタイルに合わせた可愛いカットをチェックしてくださいね!
01足バリ(足先バリカン)・チキン足カット
足バリ(足先バリカン)・チキン足カットの特徴
足先をバリカンで刈り上げて短くしたスタイルです。チキン足や、プードル足と呼ばれることもあります。お散歩などで足先が汚れにくく、汚れても洗いやすく乾かしやすいメリットがあります。バリカンのミリ数や刈り上げるラインの位置を変えることで、変化を出すことが可能です。少し高い位置で刈り上げると、より汚れにくくスタイリッシュに見せることができます。毛の生えてる向きに逆らってバリカンで刈り上げることで、かなり短くすることができ長持ちもしますが、バリカン負けしやすいデメリットもあります。足先は短くしたいけど、指の形がしっかり見えるくらい短くするのはちょっと…という場合は、毛の生えてる向きに沿ってバリカンで刈り上げることで、皮膚への刺激を減らしながら、すっきりとした足先に仕上げることかできます。
指の間の毛をしっかり短くすると、自宅でのケアはしやすいですが、皮膚が敏感な子は、バリカンの刺激で気にしてなめてしまうこともあるので、バリカンのミリ数や、毛の流れに沿って刈るか、毛の流れに逆らって刈るかなど、トリマーさんと相談してみましょう。
02足ストレート
足ストレートの特徴
バリカンやハサミで足全体をまっすぐに整えるスタイルです。太さを調整することでアレンジができます。短めにすると毛玉になりにくくお手入れしやすいです。
全身バリカンほど短くしたくないけれど、足の毛がすぐに毛玉になる、お散歩の時に汚れてしまうなどのお悩みがある場合におすすめです。見た目の可愛らしさを維持しながら、お手入れもしやすいので、どんな子にもおすすめのカットです。
03ブーツカット
ブーツカットの特徴
足先に向かって広がるようにカットしたスタイルです。パンタロンカットや、ベルボトムカット、裾広がりカットと呼ばれることもあります。
ブーツカットを始める位置を変えることでアレンジができます。太ももや肩あたりからブーツカットにするとボリューム多めでゴージャスな印象に、膝や肘あたりからブーツカットにすると、スッキリ見せつつもオシャレな印象に見せることができます。
足先のバリカンの有無でも仕上がりの印象が変わるのでブーツカットだけでもたくさんのスタイルを楽しめます。
04ライオンしっぽカット
ライオンしっぽカットの特徴
しっぽの半分以上はバリカンやハサミで短くカットして、しっぽの先端だけ残したカットスタイルです。ライオンの尻尾のように見えることからこの名前がつけられています。全部を刈り上げたくはないけど、ある程度毛を抑えたい場合や、デザインとして楽しみたいという場合におすすめなカット方法です。残す毛のボリュームを変えるだけでも見た目が大きく変わります。
05しっぽスッキリ
しっぽスッキリの特徴
しっぽの毛もバリカンでツルッとカットしたスタイルです。しっぽの毛が毛玉になりやすい場合や、皮膚のトラブルがある場合にオススメです。バリカンのミリ数で、仕上がりが変わります。初めてしっぽを短くする場合は、急に毛がなくなって犬が気にしてしまう場合もあるので、気にしがちな子には不向きです。
06三日月しっぽ
三日月しっぽの特徴
様々な表現方法があり、半月型、フラッグ、扇状、自然に揃える、などと呼ばれることもあります。肛門にかぶるしっぽの根元の毛と先端の毛は短くして、その二点を緩やかに繋げることで、ボリュームは残しながら、汚れにくくすることができます。しっぽが持ち上がった時に、フサフサと可愛らしい感じになります。
シーズーのカット集個性派カット
最後に、枠にとらわれない個性派カットのワンコたちをご紹介します。
シーズーならではの毛並みを生かしながら個性あふれる素敵なカットを集めてみました。
フルコート
基本的にはカットせず、自然のままに毛を伸ばすスタイルです。1日に何度かブラッシングをしないと毛玉になってしまうため、毎日のこまめなケアが大切なスタイルです。シーズーならではの綺麗な被毛を楽しみたい飼い主さんにおすすめです。トップノットはもちろん、口周り、足回りなどのアレンジも楽しめます。
あずきちゃん&よもぎちゃんスタイル
ドッグブランドのカタログモデルであるあずきちゃんとよもぎちゃんの個性的なスタイルです。
綺麗に伸ばした被毛をアレンジした唯一無二のヘアスタイルで、被毛をくるくるに巻いたり、頭の上にリボンを作ったりと様々なアレンジを楽しんでいます。日頃のケアとトリマーさんの腕が大切になってきます。簡単に真似する子はできませんが、気になる方はぜひトリマーさんに相談してみましょう。
あずきちゃんとよもぎちゃんのInstagramでは他にも様々なアレンジ方法を見ることができるので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!
まとめ
シーズーのカットスタイルいかがでしたか?自分の子で試したいカットは見つかったでしょうか?
ぜひ記事を参考にして、愛犬だけのお気に入りスタイルを見つけてくださいね!
Writers
ワンコnowa 編集部
愛犬飼育管理士/ペットセーバー/犬の管理栄養士の資格を有し、自らもワンコと暮らすワンコnowa編集部ライターチームが執筆を行なっています。
チワワのような小型犬からゴールデンレトリーバーのような大型犬まで、幅広い犬種と暮らす編集部スタッフたちが、それぞれの得意分野を生かし飼い主視点でわかりやすい記事を目指しています。