愛犬とキャンプに行く前に知りたい犬キャンプガイド|持ち物や寝るときの過ごし方

愛犬とキャンプに行く前に知りたい犬キャンプガイド|持ち物や寝るときの過ごし方

「愛犬と泊まれるお宿もいいけど、たまにはアクティブに過ごしたい!」「自然が大好きなワンコなので木や川に囲まれた空間でのびのび過ごさせてあげたい!」そんな飼い主さんにおすすめしたい犬連れキャンプ。最近は犬連れOKなキャンプ場や、愛犬と過ごすためのドッグフリーサイトのあるキャンプ場、ドッグラン付きのキャンプ場も増えてきました。

この記事では「愛犬とキャンプに行きたいけど、どんなものを準備すればいいのか不安」「キャンプ場のサイトってなんのことかわからない」「準備するものが多くて楽しめない?」そんな悩みや不安を解消する、愛犬とのキャンプについて解説していきます。

サイトとは?サイトの種類を知ろう!

「サイト」とは、テントやタープを張る、キャンプのベースとなるスペースのことで、キャンプ場には「区画サイト」「フリーサイト」の2種類があります。

区画サイト

キャンプ場の敷地が区切られており、指定の区画を割り当てられる指定席タイプで、あらかじめ予約できるので着いてからスペースがないといったことがありません。

フリーサイト

広大なキャンプ場の中の好きな場所にテントを貼れる自由席のようなキャンプサイトのことです。

よく見かける「オート区画サイト」、「オートフリーサイト」とは、サイト内に車を乗り入れられるキャンプサイトのことで、愛犬連れの方は荷物なども多いため、このオートサイトも犬連れキャンパーさんにとても人気です。

ドッグフリーサイト・ドッグランサイトとは?

ドッグフリーサイト、ドッグランサイト、ドッグサイトとキャンプ場によって名称はさまざまですが、ドッグフリーサイトとは、愛犬と一緒に利用できるキャンプサイトのことです。

ドッグフリーサイトは柵で覆われているため、愛犬が逃げたり、迷子になったり、他のキャンパーさんに迷惑をかけたりする心配もなく、ノーリードで愛犬をフリーにさせられます

ドッグフリーサイトの広さは大体12m×12m~15m×15mくらいが平均的で、車とテント、タープを設置しても愛犬が十分走れるスペースがありのびのび過ごせます。そのため、ドッグフリーサイトのあるキャンプ場は初めて愛犬とキャンプをする初心者キャンパーさんや、ワンコ連れのキャンパーさんにとても人気です。

犬キャンプに必要な持ち物は?

最近では、キャンプ用品をすべてレンタルでまかなえるキャンプ場も増えています。ただし、犬用品のレンタルを行っているキャンプ場はほとんどないため、愛犬グッズは飼い主さんがすべて準備していく必要があります。

キャンプ場のほとんどは山奥や辺鄙な場所にあり、買い出しに行くことが難しい場合もあるため、出発前に持ち物をしっかりと確認しておきましょう。

01フード・おやつ・フードボウル

食べ慣れているフードやおやつを小分けにして持って行きましょう。キャンプ場でBBQなどをして味付けなしのお肉や野菜を与えても良いですが、普段とは違う場所にプラスして違うものを食べてしまうと体調不良の原因になってしまうことがあります。キャンプに慣れていない場合には、いつも通りの食事にしてあげましょう。

02首輪・リード・ハーネス

ドッグフリーサイトやドッグランサイトのキャンプ場であればリードフリーで過ごすこともできますが、サイト以外の場所では首輪やハーネスの着用必須です。またキャンプ場には野生動物が出る場合もあるので、万が一のときに愛犬をすぐに捕まえることできるよう、首輪やハーネスは着用しておくのがおすすめです。また就寝時に愛犬が脱走してしまった、とならないよう、サイトの地面に金属製の棒を差し込んで使う係留用グッズがあるとより安心です。

03ベッド・寝袋・サークル

初めての場所やいつもとは違う場所だと、周りの物音が気になってなかなか寝てくれないワンコも多くいます。そのような場合には、いつも自宅で使用しているベッドやサークルを持ってきてあげるのが一番です。さらに飼い主さんの匂いのついたタオルケットなども用意してあげると良いでしょう。普段一緒に寝ていてベッドなどがない場合には、キャンプに行く数日前から自宅でもベッドや寝袋を使用して慣れさせておきましょう

外の物音が気になってどうしても寝てくれないという場合には、テントではなく車の中にベッドを置くなどして様子を見てあげてくださいね。

キャンプ場によっては車中泊を禁止している場合があります。エンジンをつけなければ車中泊可能という場合もありますが、施設のルールをしっかりと事前に確認しておきましょう。

04犬鑑札・迷子札・GPS

犬鑑札は、愛犬に常に付けることを義務付けされています。鑑札には登録番号が記載されており、もしも飼い犬が迷子になっても、装着されている鑑札から確実に飼い主の元に戻すことができます。首輪やリードなどに必ず装着しておきましょう。

他にも飼い主さんの電話番号などを記載しておく迷子札や、愛犬の位置情報が分かるGPSなど、もしも愛犬が迷子になってしまったとき、探してあげられるような対策をしておきましょう

犬キャンプで注意することは?

持ち物だけでなく、愛犬とのキャンプを楽しむためにはいくつかの注意点があるので、しっかりと頭に入れておきましょう。

01吠えない・粗相をしない等の基本的なしつけ

キャンプ場は犬連れだけでなく、一般のお客さんも利用します。夜に遠吠えをしてしまったり、キャンプ場のあちらこちらでマーキングをしてしまったりすると、他の利用者に迷惑がかかります。マーキングの不安がある場合にはマナーパンツやマナーウェアを着用する、トイレシーツを設置しておくなど、におい対策もしっかりと行いましょう

物音に怖がって吠えてしまう犬の場合、キャンプ場のような屋外宿泊施設だと風や草木の音にも反応して吠えてしまう可能性があります。もし吠えてしまった場合には、どうして吠えてしまうのか愛犬の様子を見て対処してあげましょう。愛犬を落ち着かせるためにおもちゃを持参するのも良いですが、音のなるおもちゃの場合、周りに不快感を与えることも。コマンドだけで落ち着いて過ごせるようにトレーニングをしておきましょう

また、怖がりワンコさんの場合には無理にキャンプに連れ出さないという判断も必要です。

02ノミダニ・ヒル対策をする

野外で長時間過ごすキャンプは、そのぶん普段よりもノミダニやヒルが付着する可能性が高くなります。キャンプ場に行く前にしっかりと薬や対策グッズなどを利用して愛犬に着いてしまうことを防ぎましょう

また、場所によってはヤマビルや川ヒルがいる場合があります。ヒルは犬の体に付着し、吸血します。犬が吸血されると、しばらく出血が止まらなくなり、かゆみが出たり、傷口が化膿することがあります。野生動物に付着し移動するため、登山道や林道などにもいることがあり、注意が必要です。また湿気を好むため、雨上がりには気を付けて過ごしてあげましょう。

03近くの動物病院を調べておく

ヒルや野生動物と出会ってしまい、愛犬が怪我をした場合はすぐに病院に連れて行くことが重要です。キャンプ場は山奥にあることが多いため、すぐ近くに病院を見つけることが難しいことが多くありますが、いざという場面でパニックにならないように近くの動物病院をしっかりと調べて対応できるようにしておきましょう。

キャンプ場では、前に使用していた人の食べカスや他の利用者が捨てたゴミなど、誤飲の危険もあります。食べたものによっては命に関わることがあるので、誤飲しないよう見守るのはもちろんですが、対処してくれる近くの病院をチェックしておくことも大切です。

愛犬とキャンプを楽しもう!

キャンプ場には「犬が苦手な人」や「犬アレルギーのある人」も訪れており、ワンコ好きな人ばかりではありません。状況によっては犬連れであることを近くのサイトの人に伝えるなど、周囲の人への心配りを忘れないようにしましょう。

また、ワンコは予約した区画以外の炊事場やトイレなどに立ち入り禁止というキャンプ場もあります。訪れるキャンプ場の犬ルールをしっかりと守って、愛犬と楽しいキャンプを過ごしてくださいね!

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