【犬のペット保険の選び方】犬の保険は必要?保険会社の選び方やメリット。加入条件や保険適用範囲について。

【犬のペット保険の選び方】犬の保険は必要?保険会社の選び方やメリット。加入条件や保険適用範囲について。

ペット保険の役割愛犬の長寿化と医療費

アニコムホールディングスの「家庭動物白書2022」によると、アニコムのペット保険契約者を基に算出した犬の平均寿命は「14.1歳」。室内飼育の一般化や動物医療の進歩、フードの品質・機能の向上により、調査を開始した2008年以降、犬の長寿化が進んでいます。

人間同様に犬も長寿化する中で、飼い主さんにとって「不安」となってくるのが病気や怪我をした際の医療費です。人の場合は怪我や病気をしても国民健康保険により自己負担額は2〜3割となりますが、犬の場合は国民健康保険の制度がないため、診療費の全額を飼い主さん自身が負担することになります。

「犬の一生にかかる医療費(※株式会社モデル百貨調べ)」は、全種平均で「79万3906円」。その 内訳は、病院代が「20万3029円」、健康診断の費用が「9万9896円」、混合ワクチン接種の費用が「7万8233円」、ペット保険の掛け金が「35万3708円」、狂犬病予防注射の費用が「5万9040円」となっています。手術が必要な病気や犬種特有の難病などを抱えるた子の場合はさらに高額となってきますので、犬を家族に迎える際にはこのことをしっかり理解した上で迎える必要があります。

愛犬が突然の怪我や病気で高額な医療費がかかってしまった。そんな「もしも」のための備えがペット保険です。ペット保険は、愛犬の医療費の支払いを抑えられる、飼い主さんをサポートしてくれる仕組みです。

飼い主としては是非知っておきたいペット保険ですが、編集部には「どの保険を選んだらいいの?」「どれがうちの子にあった保険なのかわわからない。」というお声が数多く寄せられます。そこで、今回はペット保険の基礎知識と選ぶ際のポイントなどについてご紹介します。

是非、愛犬のために一緒にペット保険について学んでいきましょう。

ペット保険会社ペット保険の保険会社にも種類はあるの?

ANSWER ペット保険会社は「損害保険会社」と「少額短期保険会社」の2種類。大きな違いは資本金額の規模。

まずはペット保険の基礎知識から。ペット保険は2種類に分類することができます。「損害保険会社」と「少額短期保険会社」の二つです。ここでは、簡単にその違いをご紹介させていただきます。

01損害保険会社

「損害保険会社」は資本金が最低10億円と規模が大きくなっており、損害保険契約者保護機構という団体への加入が必要です。

もし会社が破綻しても、損害保険契約者保護機構に加入していることで、保険金が補償されます。破綻しても、保険金や解約返戻金が80〜100%が補償されています。

アイペット・アクサ・アニコム・au・ペット&ファミリーなどが「損害保険会社」になります。

02少額短期保険会社

少額短期保険とあるように、「少額」で保険期間が1年という「短期」の保険契約を引き受ける保険会社です。通称「ミニ保険」とも呼ばれています。

少額なので保険料も比較的安くなっており、飼い主さんの負担が少ない保険で、補償内容のバリエーションも損害保険会社に比べ豊かです。

また資本金も損害保険と違い、最低1,000万円と新規参入ハードルが下げられています。

SBI・FPC・日本ペット・ペットメディカルサポート・リトルファミリーなどが「少額短期保険会社」になります。

比較表

  損害保険会社 少額短期保険会社
参入要件 免許制(金融庁) 登録制
最低資本金 10億円 1,000万円
取扱商品 無制限 少額、短期、掛捨のみ
契約者保護 損害保険契約者保護機構の対象 損害保険契約者保護機構の対象外

ペット保険のメリットとは?ペット保険に入るメリットとデメリット。
ペット保険にはデメリットもあるの?

ANSWER ペット保険にはメリットもあれば、もちろんデメリットもあります。特に保険適用外の病気もあるのでしっかり確認が必要です。

ペット保険のメリット

愛犬の医療費の自己負担額を減らすことができる

やはり一番大きなメリットと言えばこちらです。国民健康保険などの仕組みがないため、基本的に飼い主さんの全額負担となるペット保険ですが、ペット保険に加入することで、愛犬の通院・治療などの医療費の自己負担額を軽くすることができます。

治療の選択肢を選ぶ心の余裕ができる

ペット保険に加入し自己負担額が減ることで、万が一の際に、愛犬のためにさまざまな治療や費用の高い高度医療なども含めて選択していく心の余裕ができます。愛犬のために、飼い主さんが納得できる治療を選べる確率があがります。

愛犬の健康以外のリスクもサポート

愛犬と暮らしていると、通院や入院、手術以外にもさまざまなことが起こります。

散歩中やドッグランで他の犬を傷つけてしまったり、お店やお宿で物や家具を汚したり壊してしまったりすることで、飼い主さんに損害賠償責任が生じることも。ペット保険では「自賠責特約」をつけることで、そのような事故やトラブルの際にも備え、負担を減らすことができます。

健康予防など、その他の役立つサービスも

ペット保険には医療費以外に、愛犬の健康チェックや車いすの購入補助まで対応してくれるサービスがついているものもあります。特に「予防医療」は今ペット医療の中でもどんどん成長している分野で、アニコム損保では「腸内フローラ測定」など、病気の予防や早期発見につながるサービスを提供していいる保険会社も増えています。

ペット保険のデメリット

ペット保険に加入する前にかかった病気(持病・既往症)は補償対象外

怪我や病気の診療費について補償してくれるペット保険ですが、人の保険同様に、これまでにかかったことのある病気(既往症)については、ペット保険に加入した後も保険適用外となります。また、狂犬病や混合ワクチンで予防できる病気の診療費は補償の対象外となっています。

去勢・避妊手術、狂犬病・混合ワクチン接種、歯石除去は補償対象外

犬の去勢や避妊手術、妊娠・出産費用、そして毎年必要な狂犬病や混合ワクチンなども保険の適用外です。歯石除去手術なども保険適用外となるので覚えておきましょう。

犬種によってかかりやすい病気が補償対象外の保険も

これは保険によりますが、犬種によってかかりやすいと言われる病気、例えば「膝蓋骨脱臼(パテラ)」「椎間板ヘルニア」「股関節形成不全」なども対象外となっている保険も多いため、必ず事前に補償内容の確認が必要です。

病院にかからなくても、月々の保険料がかかってくる

犬が若かったり、健康で病院にかかる機会が少ない方も保険料については毎月かかってきます。これは、これ人の保険も同様なので、安心の備えと思えば大きなデメリットにはならないかと思います。

ペット保険の必要性そもそもペット保険は必要?

ANSWER ペット保険に加入した方が良いかどうかは、ご家庭の状況や考え方、また愛犬の犬種・年齢・健康状態などにより変わってきます。

飼い主さんのご質問で多いものの中に「そもそもペット保険に加入する必要はあるの?」というものがあります。これは、家計の状況やそのご家族の考え方、また、犬の犬種や年齢、健康状態などによってもその答えは変わってきます。

下記ではペット保険が必要な場合と不要な場合について考えてみましょう。

ペット保険が必要/ペット保険に加入した方が良い場合

  • 治療の選択肢を増やしたい。
  • 万が一の際の高額な医療費負担が不安。
  • 老犬になった際の医療費を少しでも軽減したい。
  • 愛犬の健康に不安がある。

上記に該当する方はペット保険に加入することで、万が一の際の不安が軽減されると思います。

もしも急に愛犬に高額な医療費が必要になった場合に支払いに不安がある方や、愛犬に最善と思える治療を費用の不安なく受けさせたい方などは、ペット保険に加入するのが向いているといえます。

また、健康に不安がある犬や老犬など、日々の通院が多く負担を減らしたい方にもおすすめです。

ペットの手術費は平均190,655円(※家庭どうぶつ白書 2019)と言われています。通院費用も含めるとさらにかかってくることが予想されます。

ペット保険はいざという時の高額な医療費負担をサポートし、心の安心を与えてくれます。

ペット保険は不要/ペット保険に加入しなくてもよい場合

  • 経済的に余裕があり、万が一の高額医療費も賄える。
  • 毎月の出費を抑えたい。
  • 月々の掛け捨て保険料が勿体無いと感じる。

高額医療費がかかっても対応できる貯蓄がある方や、月々の保険料が無駄と考える方や、自分で「積み立て貯蓄」をして備えるという方は、ペット保険への加入は不要かもしれません。

ただ、また年齢的に若いから大丈夫、健康な子だから大丈夫と考えられている場合は、若い年齢や今元気な子でも予期せぬ事故や病気で医療費が想像以上にかかってくることもありますので、そのような場合も想定して貯蓄計画をたてることが大切です。

ペット保険の選び方ペット保険はどうやって選んだらいいの?

ANSWER ペット保険を選ぶ際は、見るべきポイントを抑えて、愛犬やご家族の状況に合うものを選びましょう!

「うちの子に合うペット保険はどうやって選んだらいいの?」

初めて犬と暮らす飼い主さんなら一度はぶつかる疑問ではないでしょうか?

うちの子に合ったペット保険を上手に選ぶために、チェックすべきポイントをまとめましたので、一緒に学んでいきましょう。

01加入条件

ペット保険にも加入条件があり、保険に入る犬のリスクによって保険料が決まります。老犬で病気にかかる確率が高いほど、保険料は高くなり、ぞの子の状況によっては、加入できないケースもあります。

詳細な加入条件は保険会社により異なりますが、各社共通の加入条件は下記の3つ。まずが愛犬が加入条件を満たしている保険かをしっかり確認しましょう。

01.年齢条件・新規加入可能な年齢であること

新規加入可能な年齢は各社で異なります。

例:生後120日以上 満9歳未満など。

02.現時点で愛犬が健康体であること

ペット保険に加入する場合は、原則として健康体であることが条件になります。加入する際にはワンコがこれまでにかかった病気(既往症)や生まれつきの持病(先天性疾患)を正直に申告する告知義務があります。

03.加入不可にあたる傷病にかかったことがない

ペット保険には、悪性腫瘍、腎不全、糖尿病、肝不全・肝硬変など、罹患歴があると保険への加入ができないケースや、加入できても特定の病気については保険金の支払対象外とされる場合があります。

保護犬・引退犬は加入できるの?

ブリーダーさんなどから子犬を迎えた場合以外にも、保護犬やブリーダー引退犬を家族として迎える場合もあります。保護犬や引退犬でも上記の条件を満たせばペット保険に加入することはできます。

しかし、保険に入る上で問題になってくるのが、愛犬の「生年月日」です。ペット保険への加入には、生年月日が必要になりますが、保護犬や一部の引退犬は生年月日がわからない子もいます。全く分からない場合は動物病院で推定年齢を確認してもらいましょう。その時点の年齢が加入する際の上限(8歳〜12歳未満が多い)を超えていなければ保険に加入することが可能です。も多いようです。

02保険料の精算方法

保険料の精算方法に実は、「窓口精算」と「後日精算(直接請求、事後精算)」の2種類があります。精算の仕方は通院の多い犬などだと特に手間になってきたりするため、ペット保険を選ぶ際の大切なポイントとなってきます。2つの精算方法ついてそれぞれについて詳しくご紹介させていただきます。

01.窓口精算

一つ目の「窓口精算」は、保険対応動物病院でペットの保険証を提示すると診療費を支払うと際に、窓口で保険が適用され診療費から保険料が差し引かれた自己負担額を支払う方法です。

毎回保険会社に必要書類準備して送付する必要もないため、飼い主さんの手間が省けとても便利です。この窓口精算に対応しているペット保険は現在「アイペット」と「アニコム」の2つになります。

しかし、すべての病院で対応しているわけではなく、特定の病院でしか利用できないので注意が必要です。かかりつけの動物病院は対応しているか事前に確認しておきましょう。

02.後日精算(直接請求、事後精算)

もう一つの精算方法は「後日精算」です。病院での診療費は飼い主さんが一旦全額負担します。その後、病院でもらった領収書など保険会社指定の書類や保険申請書を記載し、保険会社に送付し、後日保険料を受けとる方法です。

請求書書類が保険会社に届き、審査・手続きを行った後、保険料が振り込まれる流れになるため、申請の手間や振り込みまでに日数がかかることがデメリットです。

ただし、窓口精算の保険に比べ後日精算の方が月々のの保険料はお手頃な傾向にありますので、手間がかかる分、コストを抑えることができます。

03補償内容・範囲

保険の補償内容は飼い主さんが一番気になる部分ではないでしょうか?

すべての怪我や病気の医療費がペット保険で補償されるわけではありませんし、保険ごとに補償される疾病や範囲が異なります。

下記のような視点から保険の補償内容について愛犬にフィットする保険かをチェックしてみましょう。

  • どんな怪我・病気が補償範囲外かを確認しましょう!
  • 小型犬ならパテラ、大型犬なら股関節形成不全など自分の愛犬に発生しやすいしやすい病気などが補償対象になっているか確認を!
  • 予防医療や獣医師相談サービス、車イス補償、ペットセレモニー費用特約など欲しい付帯サービスがついているかもチェック!

特に検討する際には補償対象外項目をしっかり確認することが大切です。

下記では、保険の補償対象外となっている項目について確認していきましょう。

保険の補償対象外の項目

  • 狂犬病予防接種、ワクチン接種、フィラリア予防薬、ノミダニ予防薬など予防のためにかかる費用や予防によって防げる病気。
  • 去勢・避妊手術
  • 妊娠、出産費用
  • アレルギーの有無を調べる検査や健康診断
  • マイクロチップの挿入
  • 歯石除去
  • 先天性疾患や遺伝性疾患によって生じる傷病
  • サプリメントなどの医薬部外品費用

保険によって補償対象になっている場合もあります。

保険会社によっての補償対象になることもある項目

  • 治療が目的の歯石除去、アレルギー検査
  • 治療が目的の歯石除去、アレルギー検査
  • 犬種特有のかかりやすい病気

保険会社によっては犬種によってかかりやすいと言われる病気「膝蓋骨脱臼(パテラ)」や「椎間板ヘルニア」「股関節形成不全」などについては、補償対象外項目に定めています。また、特定の犬種に限定して対象外となる場合や保証開始前から症状があったかどうかによって判断されることも多いので、検討中のペット保険があれば保険会社に資料請求やお問い合わせをして確認するようにしましょう。

04支払う保険料と
受け取れる保険金

補償内容と同様にやはり気になるのが金額面の問題です。ペット保険を選ぶ際には、月々の支払う保険料と怪我や病気をした際に戻ってくる保険金のバランスを考える必要があります。

下記では、ペット保険を比較する際に抑えておくべき、保険料と保険金のポイントについて学んでいきましょう。

01.保険料

保険料は下記のような要素によって大きく変わってきます。また、犬の年齢があがるにつれて月々の保険料もあがっていくので、その点も考慮が必要です。

加入時の犬の年齢

加入時の年齢により保険料は決まります。そして保険会社により変動率は異なりますが年齢があがるごとに保険料はあがるので、先の変動率もみて検討しましょう。

愛犬のサイズ

小型犬・中型犬・大型犬などにより保険料が異なります。

保険会社や保険プランの補償内容

保険会社ごと、そして補償内容や補償割合もなどによっても保険料は異なります。

月々の保険料と補償内容のバランスを考えながら、ご家族と愛犬にとって一番良い保険を検討しましょう。

02.受け取れる保険金の割合

愛犬の診療費のうち、保険金として飼い主さんが受け取ることができる割合のことを補償割合といいます。

補償割合(返ってくる保険金の割合)

補償割合は保険プランにより50%、70%、100%などの設定があり、補償割合が高く設定されていればいるほど、医療費の自己負担が少なく抑えられます。

例:70%補償割合の場合、対象の診療費が100万円の場合、70万円の保険金が払われます。

ただし、補償割合が高ければ高いほど月々の掛け捨て保険料も高額となるため、保険料と補償割合のパランスを考えた保険選びが重要です。

05どんな時に保険金が支払われる保険か
(どの補償を手厚くした保険か)

ペット保険を選ぶ際にチェックしたいポイントの最後の一つは、どんな時に支払われる保険かということです。これは飼い主さんが愛犬の医療費のどこを手厚く補償して欲しいかによって決まってくるのでとても大切な項目となります。

01.保険でカバーして欲しいのはどこの医療費か?

ペットがケガや病気で診療を受ける際、かかる費用は「通院費」「入院費」「手術費」の3種類に分けられます。ペット保険の加入を検討する際には、この3つのうち、どこを手厚くしたいかで考えてみましょう。

日常的な通院にかかる費用を手厚く補償して欲しい場合は通院費用の補償が大きい保険を選びましょう。また、頻度は少ないものの一度にかかる費用が高額になってくる入院・手術費用をカバーして欲しいばあいは、こちらの補償割合が高いものを選びましょう。

02.保険には「フルカバー型」と「特化型」の2つがあります

ペット保険には「通院」「入院」「手術」を補償対象とする「フルカバー型」と多額の費用がかかる「手術」や「入院」を手厚くカバーしてくれる「特化型」の2タイプの保険プランがあります。

日常の通院からいざという時の手術・入院費用までカバーしてくれるフルカバー型は一般的にとても人気な保険です。ただ全体的に保険料は高めとなるため、もし万が一の場合の備えとしてのみ保険を使いたい場合には月々の保険料を抑えられる特化型がおすすめです。

みんなが選んだ保険編集部スタッフが実際に入っている保険を聞いてみた!

ここまで保険についての基礎知識を学んできましたが、実際ワンコnowa編集部のスタッフはどんな保険に入っているのでしょうか?どんなポイントで選んで、実際入ってみて良いところ、気になったところをリアルな飼い主さん視点で教えてもらいました。

チワワ・オス・2歳の場合
加入保険『PS保険|犬の保険70%補償プラン』

選んだ理由

先代犬が元気な時より歳をとってからの入院・手術にとてもお金がかかったので、下記の視点で保険を選びました。

  • 入院・手術の補償が大きい保険
  • 年齢が上がった際の月額保険料の上昇率がゆるやかな保険
  • パテラなどチワワがかかりやすい病気も補償対象になっている保険

メリット

通常の通院費用もいくらか還ってくるのはとてもありがたいです。歯科治療やパテラなどにも対応していくれています。

月額保険料も家計に優しく、何より大きな病気や怪我をした際に保険があるという安心感が違います。

デメリット

何よりも窓口精算ではなく、必要書類などを提出する請求手続きが必要で、後日精算なのがとても手間ではあります。また、保険金の振り込みにも時間がかかるのが気になるポイントです。

ミニチュアダックスフント・オス・5歳の場合
加入保険『アイペット「うちの子」70%プラン』

選んだ理由

  • お迎えしたショップでおすすめされた保険がアイペットだったため
  • 通院したいと考えていた動物病院でアイペットが利用できたため
  • 何かあったらすぐに病院に連れて行きたいと思っていたので、通院補償が手厚い保険にしたいと思ったため

メリット

  • 窓口精算が可能なところ
  • 提携している病院数が多い
  • デジタル保険証もあるので持ち物が少なくて済むのと、おでかけ先で急に具合が悪くなってしまった場合でもデジタル保険証で対応してもらえる
  • 通院、入院、手術まで幅広くカバーしてくれる
  • 今のところ毎年の保険料よりも、保険適用額のほうが上回っているのでお得に利用できている
  • 保険証の写真を毎年変更できるので、カタチとして思い出に残る

デメリット

今のところなし

ボストンテリア・オス・5歳の場合
加入保険『FPC(50%補償プラン)』

選んだ理由

お迎えしたときに、ショップの方からおすすめされた保険がFPCでした。

ありがたいことに4歳の今まで大きな病気や怪我もないので、保険料の手頃さもあり継続して加入しています。

メリット

  • アプリから簡単に請求できる
  • 少額でもカバーしてくれる
  • 請求から30日ほどで振り込みしてくれる
  • 保険料が手頃

デメリット

賠償責任特約がない(火災保険の特約でペットが起こした事故をカバーしてくれるので、もし何かトラブルが発生した際にはそちらを利用予定です!)

ウィペット・メス・2歳の場合
加入保険『アニコム(どうぶつ健保ふぁみりい 70%補償プラン)』

選んだ理由

はじめてのペット保険だったので、ネットで口コミ調べたりして結局、安心感のある大手のアニコムさんに決めました。

  • 窓口精算ができる
  • 大手保険会社ならではの安心感
  • 終身補償(加入後に発症した病気も保険対象内)

メリット

  • 保険金請求をしなくてもよい窓口精算
  • LINEで簡単に保険金請求できる(アニコム非対応病院の場合)
  • 腸内フローラ検査は無料で毎年できる
  • 愛犬の保険証が何気にうれしい(デジタル保険証もある)

デメリット

  • 保険料が少し割高
  • 通院日数制限が20日(高齢になるとちょっと心配)

ペット保険比較人気のペット保険7種類を比較してみよう

ペット保険の基礎知識や選び方にについてご紹介してきましたが、ここからは実際にどのようなペット保険があり、どんな特徴を持っているのか、7つのペット保険について一緒にみていきましょう。もし気になる保険があれば、是非、公式サイトでから資料請求やお問い合わせをして詳しく調べてみてください。

資格保険簡易比較表
トイプードル3歳、補償割合70%のプランの場合

  ①アイペット ②アニコム ③SBIいきいき少短 ④FPC ⑤PS保険 ⑥ペット&ファミリー
損害保険
⑦楽天損害保険
(楽天ペット保険)
プラン名 うちの子70%プラン ふぁみりぃ70%プラン プラン70スタンダード フリーペットほけん70%補償プラン 70%補償プラン プラン70 通院つき70%プラン
月額
保険料
3,480円 3,580円 2,170円 1,950円 2,390円 1,820円 2,050円
通院
■ 日額上限:12,000円
■ 限度日数:22日

■ 日額上限:14,000円
■ 限度日数:20日

■ 日額上限:制限なし
■ 限度日数:制限なし

■ 日額上限:12,500円
■ 限度日数:30日

■ 日額上限:10,000円
■ 限度日数:20日

保険期間中の保険金支払限度額70万円内であれば保険金の支払い回数や一回の金額に制限なし

■ 日額上限:15,000円
■ 限度日数:22日
入院
■ 日額上限:30,000円
■ 限度日数:22日

■ 日額上限:14,000円
■ 限度日数:20日

■ 日額上限:制限なし
■ 限度日数:制限なし

年間補償限度額70万円以内


■ 日額上限:125,000円
■ 入院3回まで

■ 日額上限:20,000円
■ 限度日数:30日

保険期間中の保険金支払限度額70万円内であれば保険金の支払い回数や一回の金額に制限なし

■ 日額上限:15,000円
■ 限度日数:25日
手術
■ 支払限度:150,000円(1回あたり)
■ 限度回数:2回

■ 支払限度:140,000円(1回あたり)
■ 限度回数:2回

■ 支払限度:制限なし
■ 限度回数:制限なし

年間補償限度額70万円以内


■ 支払限度:100,000円(1回あたり)
■ 限度回数:1回

■ 支払限度:100,000円(1回あたり)
■ 限度回数:2回

保険期間中の保険金支払限度額70万円内であれば保険金の支払い回数や一回の金額に制限なし

■ 支払限度:150,000円(1回あたり)
■ 限度回数:3回

2024年1月時点での情報です。各サービスの変更もございますので、最新の情報は各保険会社さんの公式サイトをご確認ください。

01アイペット

嬉しい特徴

  • 窓口精算が可能!
  • 12歳11ヶ月まで加入できる
  • 12歳からは保険料が定額

アイペットは提携した動物病院での窓口精算が可能なのが特徴です。

すべての病院が対象ではないので、かかりつけの病院が提携されているかご確認ください。また、多くのペット保険会社では、8歳前後までしか新規加入ができませんが、アイペットでは12歳11ヶ月と高齢犬の保険加入も受け付けています。また、年齢に応じて保険料は上がっていきますが、アイペットは12歳から保険料が定額になります。

高齢犬でペット保険を諦めている方は是非検討してみてください。

注意ポイント

  • 保険料が高めの設定
  • 獣医師への相談サービスはついていない(有料サービスはあり!)

02アニコム

嬉しい特徴

  • 窓口精算が可能!(全国6,800病院以上)
  • 付帯サービスが充実している
  • 病気のリスクが高くなるシニアに向けたプランもあり!

アニコムの特徴は窓口精算ができる部分で、窓口精算できる提携動物病院数が国内最多です。

後日精算の場合もLINEで保険料を請求でき、必要書類を送付する手間がなく、診療明細の写真を送れば簡単に請求可能です。

付帯サービスも充実していて、愛犬のうんちを送るだけで、腸内フローラを測定し、愛犬の健康状態をチェックしてくれる「どうぶつ健活」が年1回受診可能です。

また、「迷子捜索サービス」というペットが迷子になった時に、捜索のお手伝いをしてくれるサービスもあります。

さらに「どうぶつ健保しにあ」というプランは8歳以上(上限なし)で契約することができ、支払割合は50%と70%から選べ、入院・手術までを補償してもらえます。

こちらも高齢犬でペット保険を諦めている方は是非検討してみてください。

注意ポイント

  • 通院補償日数が年間20日まで(※他社の補償通院日数は22〜30日)
  • 待機期間が30日と長め

待機期間は、保険加入から一定の間、補償が効かない期間です。その間に発症した病気に関しては、補償の対象外となり、待機期間終了後も補償の対象外になってしまいます。

03SBIいきいき少短

嬉しい特徴

  • 高齢犬でも新規加入が可能
  • WEB申し込みで保険料はずっと10%オフ
  • 支払額に上限なし

SBIいきいき少短も高齢犬に優しい保険で、11歳11ヶ月まで新規加入が可能です。

また、SBIいきいき少短には、WEBからの申し込みでだと保険料はずっと10%オフという嬉しいサービスがあり、継続するほどお得が増えます。

さらに支払回数や1回当たりの支払額に上限がなく、通院や入院が長引いてしまったときでも、回数を気にせずに愛犬を病院につれていけます。

注意ポイント

  • 補償対象外の傷病がある
  • 待機期間が長い(病気だけ1ヶ月。怪我についてはすぐに補償対象)

待機期間は、保険加入から一定の間、補償が効かない期間です。

04FPC

嬉しい特徴

  • 入院の補償は日数の制限がなし!
  • お財布に優しい保険料
  • 免責金額や待機期間がない

FPCの保険は、入院日数に制限がありません。さらに日数に関係なく、入院から退院までが1入院という扱いになり、最大3入院まで可能なので、「長期入院したらどうしよう」と不安に感じる飼い主さんに嬉しい保険です。

その上、保険料がお手頃で小型犬・中型犬・大型犬とサイズが違っても保険料は一律です。保険料があがるのもあ最大で3回だけで、12歳以上は保険料が上がらず一定となるため家計に優しい保険です。

さらに保険会社によっては約1ヶ月程度の待機期間があったり、免責金額が設定されていることがあります。しかし、免責金額や待機期間が無いので、不安なく病院にいくことが可能です。

注意ポイント

  • 手術の補償は年に1回のみ(2回目以降の手術は飼い主さん負担)
  • 手術の支払い限度額が10万円と低い金額設定
  • 賠償責任特約やサービスがない(治療以外の補償は対象外)

05PS保険

嬉しい特徴

  • 年間の補償限度額が大きい
  • 免責金額や待機期間がない

PS保険は年間の補償限度額が最大110万円と、他の保険に比べ高額になっています。入院の補償が60万円と充実していたり、保険料の追加なしで車いすの補償が10万円だったりと、愛犬の健康に寄り添った補償になっています。補償が大きい割に、保険料も高すぎない良いバランスの保険です。

さらに免責金額や待機期間がないので、気兼ねなく愛犬を病院に連れていくことができます。

注意ポイント

  • 通院補償日数が年間20日まで(※他社の補償通院日数は22〜30日)
  • 継続的な治療には注意が必要

継続的な治療については、契約更新にかかわらず、前年度の補償日数を差し引いた残りの日数が限度日程として適用されます。

例えば今年、同一の病気で12回通院(通院補償限度日数20日)した場合、次の年も治療などが続いた場合、補償限度日数は20日から前年度の12日を引いた8日となります。このように継続的に治療が必要な病気の場合、補償限度日数には注意しないといけません。

06ペット&ファミリー損害保険

嬉しい特徴

  • 10歳以上は保険料は変わらない
  • 1日あたりの限度額制限、支払回数の制限なし

ペット保険は年齢が上がるにつれて、保険料も上がっていきます。一律になっても、12歳からという保険会社が多い中で、ペット&ファミリー損害保険では10歳から保険料は一律となり上がりません。高齢犬になっても、安心して保険を継続することができます。

些細に他の保険では、限度額や支払い回数がありますが、ペット&ファミリー損害保険の場合は手術を複数回行ったり、セカンドオピニオンで複数の病院を受診したりしても、限度額内であれば回数の制限はありません。

注意ポイント

  • 新規加入が満7歳まで(加入の場合は早いうちの検討を)
  • 免責金額と待機期間がある

免責金額が3,000円と決まっているため、診療費が3,000円以下だと補償が受けられません。

また待機期間もあり、ケガなら15日、病気なら30日、ガンなら90日の待機期間があります。

免責金額と待機期間のことは、意識しておきましょう。

07楽天損害保険(楽天ペット保険)

嬉しい特徴

  • 楽天ポイントが貯まる
  • ペットフードなどのサンプルプレゼントキャンペーンもある
  • 免責金額がない

やはり楽天といえば、楽天ポイントです。月々支払う保険料でポイントが溜まっていくのは、大きなメリットになります。さらに楽天市場で使用できるお買い物クーポンやペットフードなどのサンプルが貰えることも。このような特典は、他の保険ではないメリットです。

さらに免責金額がないので、診療費が少額なちょっとした診察も治療でも補償されますので、診療費を気にすることなく、病院に行けるのはメリットです。

注意ポイント

  • 待機期間が補償開始後30日間と長い

免責金額がないため、病院には気軽に行きやすいですが、待機期間には十分注意しておく必要があります。

ペット保険まとめ愛犬の犬生を考えて保険を選ぼう

いかがでしたか?記事を読んで、ペット保険が必要だと思った方も、医療費以外の旅行やお出かけなど他の部分にもお金をかけたいので、医療費は自分で積み立てようと感じた方もいらっしゃると思います。

ペット保険選びは飼い主さんが、愛犬にどんな犬生を送って欲しいか優先順位を確認するきっかけにもなります。是非この機会に愛犬とどんな幸せを気づいていきたいかを考えてみてください。

そしてペット保険ももちろん大切ですが、病気・怪我を早めに気づけるように犬の健康診断(ドッグドック)を定期的に受けるなど予防医療も大切です。早めに愛犬の変化に気づき予防できたり、初期段階で悪化を防ぐこともできるかもしれません。

ペット保険のお世話になる機会がないということが、愛犬にとっての一番の幸せだと思いますので、是非毎日愛犬をよく観察してあげてください。

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