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愛犬と行くSUP愛犬と楽しめる マリンアクティビティ「SUP」とは?「カヤック」との違いは?
マリンアクティビティの中でも「SUP」と間違えられるものにカヤックがありますが、「カヤック」は、船体の内部に足から潜り込むような姿勢で底面のシートに座る小型の船のことで、両端にブレード(羽根)のついた「ダブルブレード・パドル」を使って、正面前方に向かって進むアクティビティです。
それに対し、今、愛犬家の方達の間でも人気の「SUP(サップ)」とは、Standing Up Paddleの略で、サーフボードより少し大きめの安定したボードに乗り、パドル1本で漕ぎながら水面を進むアクティビティのことです。
今回は山梨県の人気スポット「四尾連湖(しびれこ)」での愛犬とSUP体験をレポートします!
四尾連湖で愛犬とSUP桜や紅葉の時期も人気の四尾連湖(しびれこ)でSUP!
アウトドア派のテン家。
私自身はマリンスポーツがあまり得意ではなかったのですが、近所のワン友さんが連れて行ってくれたことがきっかけで楽しさを発見!テンとマリンスポーツができるなんて嬉しくて、それから機会を見つけてはSUPを楽しんでいます。
今回はお友達のウナちゃんと、山梨県にある四尾連湖(しびれこ)に行ってきました。
ウナちゃんと会うのはとっても久しぶり!ウナちゃんママの運転で、朝活が始まりました。
四尾連湖は標高850m、周囲1.2kmの小さな湖。最高深度は10メートルもあり、桜や紅葉の時期が一番人気だそう。
SUPに必要な準備SUPの道具をレンタルしよう!
湖畔にはキャンプ場や宿泊施設の他、NATIVE SUPというショップ&カフェもあります。こちらでSUPボードがレンタルでき、ワンコと一緒にクルージングが楽しめます。カヤックのレンタルは湖畔の別の場所でできるようです。
SUPのボードなどがレンタルできるSHOPNATIVE SUP
- 駐車場
- 1台 400円/1日
- お問い合わせ先
- 運営:native surf(ネイティヴサーフ)
- TEL:055-223-4655(お問い合わせ 14:00〜20:00)
湖畔の駐車場は8時オープン。続々と車が入ってきました。ほとんどの方がワンコ連れで、特に大型犬がとても多い印象でした♪
ウナちゃんママも私もSUP経験者なので、レンタルのみの利用です。8:30から受付開始で、事前予約はしていますが、ショップ&カフェで受付をして利用料を支払います。
SUPボードについて
SUPのボードにもいろいろな種類があり、幅が細いものでスピードが出しやすいもの、幅が広くて安定して2人などで乗れるものがあります。
レンタルで借りられるのはだいたい幅が広くて安定しているもので、特にワンコを乗せるものだとその形状が一般的なようです。
ボード、パドル、ライフジャケットがレンタルできますが、ワンコ用のライフジャケットは持参しないといけません。また、ボードに爪でひっかき傷ができないよう、ヨガマットかワンコ用ブーツが必要です。事前に電話で問い合わせした際、ヨガマットのレンタルはしていないが、量販店で安く売っているようだからそれでかまわないですよと、親切に対応いただきました。私たちは100均で買ったマットを持って行きました。
また、四尾連湖を守る観点から、沈む可能性のあるものは持ち込み禁止となっています。私が持っていたスマホを入れる防水ケースが、万が一落とした場合は沈んでしまうものだったので、ショップで売られていた浮かぶ防水ケースを購入しました。その他にもおしゃれで機能的なグッズもたくさんありました♪
さて、準備万端!!ウナちゃんもテンも、ウエアはアルファアイコンのフルドッグガード、ライフジャケットはウナちゃんはイージードッグ、テンはラフウエアを着用です。
愛犬のライフジャケットについては、ほかの記事でもおすすめアイテムをまとめていますので併せてご覧ください!
愛犬とSUPに挑戦!愛犬と最高の景色を楽しむSUP体験!
SUPって初心者でもできるの?
普段はインドア派でSUPも初めてという方は、不安があるかもしれませんが、SUPは初めてのアウトドアアクティビティの中でも、難易度は低いと思います!もちろん泳げない方、水に恐怖心がある方は別だと思いますし、波のある海や流れのある川は、静かな湖より難易度は高くなると思います。
私自身は泳げますが、マリンスポーツも、浅瀬で泳ぐとか、プカプカ浮いてシュノーケリングなどしかやってきませんでした。カヌーもやったことはありましたが、友達から勧められて、教えてもらいながらSUPを始めて楽しさを知りました。普段運動していないという方でも、SUPをしている方もたくさんいます。また、「うちのワンコは水が苦手!」という方でもSUPに一緒に連れて行っています。4本足の子たちは、私たちより安定感抜群。おとなしく乗ってくれている子が多いですよ!
初心者さんがSUPを始めるには?コツやポイントは?
初めての方は経験者に教えてもらうか、ツアーなどに参加してやり方を教わるのが上達が早いと思います。今回のレンタルでご紹介したNATIVE SUPさんでもSUPスクール「native surf(ネイティヴサーフ)」を体験できますよ!
レンタルするときはライフジャケットも貸してくれることが多いので、着用していれば溺れる心配がなく安心なのと、立つのが不安なら膝立ちや、お尻をついて座っていても大丈夫です。恐怖心が無くなり、乗り方がわかれば、実はボードはとても安定しているものだと思います。
水の上にボードを置き、乗り出すときは膝立ちや正座で少し進み、安定してきたと思ったら立ってみるという感じで自分のペースで進めれば大丈夫。漕ぐのもどっちに漕げばどっちに進むと、漕ぎながら学んで慣れていくと思います。
ワンコが一緒の場合、ワンコがボードの上で行ったり来たりするとそれだけで揺れるので不安定になりがちです。慣れるまで別の人にワンコを乗せてもらい、慣れたら一緒に乗るというのも手です。私も最初はそうでした。
また、ワンコが水に飛び込んだり、水から引き上げてたりする時も不安定になるので、ボードの上ですぐに座ったり立ったりする練習もした方がいいかもしれません。
さあ!いよいよSUPで湖へ!
ショップ&カフェの奥にある所でボード一式を借りて、湖面へ出ます。
そしていよいよライディング開始!
ウナちゃんもテンもボードの先に乗って、動く湖面や景色を見ていました。
テンは時々水に入って泳いでいました。ワンコも自由に泳がせることができるのもここを選んだポイント。なので大型犬が多いのかもしれません。ボードから飛び込み、水しぶきをいっぱい上げてかっこよく泳いでいました♪テンはしっぽで舵を取って泳ぎ、満足気の様子。
ウナちゃんはテンのボードによく遊びに来てくれました♪平行に並べるとぴょんぴょん行き来してとっても可愛かったです。お友達と一緒だと、話しながら写真撮りながらのんびり楽しめるのもいいですね。
8月初めの日曜日。東京は猛暑でしたが、四尾連湖は気温も涼しく、水は冷たすぎずで快適。水が透き通っていてとてもきれいで、太陽に照らされるとエメラルドグリーンに輝きます。
1時間半ぐらいのSUPを楽しんでから、お待ちかねのランチ。更衣室兼シャワーが2つあり、シャワー利用は有料ですが、更衣室は空き次第借りられます。ウナちゃんとテンも着替えてタオルドライして、ランチの準備です♪
四尾連湖で愛犬とランチ!旬野菜が楽しめる、NATIVE GARDEN+で愛犬とランチ!
カフェの店内はとてもおしゃれなスペース。
ワンコはテラス席のみOKで、20席ぐらいあります。あらかじめ予約しておいたので、スムーズには入れました。SUPを終えてランチをする方が多いので、予約しておく方が安心です。
テラス席ワンコOK!種から育てた旬野菜のランチ・ディナーNATIVE GARDEN+
- TEL
- 080-3939-1146
- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- 火
本日のランチから、チキンのすももソースがけライスを注文。具沢山のミニスープも付いてきます。自家農園で種からていねいに育て収穫した、季節ごとの新鮮野菜やフルーツが中心のメニューだそう。チキンも柔らかくソースも美味しくて、見た目もおしゃれなランチを湖畔で食べられて幸せでした。デザートにはチーズケーキとコーヒー。こちらも美味しかったです。
帰りは中央道の渋滞にはまり、1時間ぐらい多くかかってしまいましたが、その分いっぱいおしゃべりして、テンも車の中で寝て、とってもいいお出かけでした!四尾連湖の湖畔にはキャンプ場もあるし、近くには河口湖などもあるので、今度はゆっくり泊まりで来たいと思いました。
テンとSUPは今まで、葉山の海、白馬の青木湖でもやりました。テンが泳いで、ボードに戻ってきて引き上げ、よくできたね!ってぎゅーって抱きしめたりします。山に行くのと一緒で、信頼関係や絆が深まると感じました。水上からの景色も、ボードに立つとまた一段と爽快感があります。またいろんな場所で挑戦してみたいです。
nowa friend's
飼い主ライター / ひろこ
愛犬 / 白柴のテン
飼い主ライターのひろこと申します。2017年8月に白柴の男の子、テンを迎えました。パパとテンと私の3人、東京で暮らしています。
ワンコと暮らすのがずっと夢で、真っ白なテンを見つけて一目惚れ。
ちょっとビビリなので大きなワンコは怖いけど、人もワンコも大好き、甘えん坊で穏やかな男の子です。テンのおかげでお友達も全国にできました。
近場のお出かけや旅行、山登りやキャンプなどのアウトドアもテンと楽しんでいます。飼い主目線でおすすめの場所やグッズ、楽しい!を届けられたらと思っています。