犬旅｜日光・鬼怒川。日光国立公園・龍王峡の渓谷ハイキング

朝ドッグランでひとっ走りした後は、宿の朝食。土鍋で炊いたご飯が特に美味しくて、幸せな気分になりました。

チェックアウト後、どこに行こうかとパパと相談。
宿からすぐ近くの東武ワールドスクウェアは、カートに乗せればワンコも一緒に入ることができます。カートは有料で貸し出しもしており、園内にはドッグランもあるとのこと。「48の世界遺産を含む、世界の有名建築物102点。一日でめぐる世界一周の旅」と、SNSなどでワンコと旅をしているような写真を見かけて魅力的ではあったのですが、自然派アウトドア派のテン家は、やっぱりテンと歩きたいなと思ったので、龍王峡という渓谷ハイキングへ行くことにしました。

龍王峡は、川治温泉と鬼怒川温泉の間にあり、滝や岩、渓谷を見ながら散策できます。見どころや周遊コースの距離、所要時間も上記のサイトにあったので参考にしました。

今回は龍王峡駅前の、お土産屋や茶屋が並ぶ駐車場に止めて、むささび橋巡回コースという3キロ1時間半のハイキングに行ってきました。

出発前に通った食堂や茶屋の方々に、わんちゃんにもいいお散歩コースですよ、帰りはわんちゃんも一緒に寄ってくださいねとお声がけいただきました。とってもワンコフレンドリーで嬉しかったです。

まずは茶屋の裏手から渓谷に降りるため、階段を下って行きます。この先は舗装路でないところもあったので、滑らない靴の方がおすすめです。

眼下に渓谷と鬼怒川が見えてきました。川の色がエメラルドグリーンでとてもきれい。空が映って幻想的でした。

階段を降りきると五龍王神社があったのでお参り。テンの大きいあくび…これから歩きますよ～

最初の橋、虹見橋からの景色。「龍王峡」という名前は、その光景がまるで龍がのたうつような姿であることから付けられたそう。振り返るとさっきお参りした神社があり、その脇の滝は一部凍っていて氷柱になっていました。

橋を渡ると、こちら側は日が当たらないからか、雪が多く残っていました。テンの後ろにたくさんあるのは氷柱。そして 滝も。歩きながらいろいろな景色が見られて、飽きません。モリアオガエルが生息する場所などもありました。

こんな場所もあり散策路にもいろんな変化があって楽しいです。木道の下はぬかるみ、雪がある場所は池になっていますが、水が好きなテンは油断すると入ってしまいそうでヒヤヒヤでした。

折り返しのむささび橋を渡ります。ここからの景色も素晴らしかったです。

今回歩いたコースはこの図の赤い線。車を止めた龍王峡駅まで戻ります。

こちら側は日が当たるからか雪は残っていませんでした。冬で葉も落ちてこのような景色でしたが、新緑や紅葉の季節にはまた違った風景だと思います。紅葉の名所だそうで、その頃にも来てみたいと思いました。

散策コースにはもっと長いものもあり、片道だけ6キロ歩いて、2駅電車で戻るという方法もあるそうです。次回はテンが入れる乗り物用ボストンバッグを持って、もっと長い散策をしてみたいなと思いました。渓谷に降りる階段以外はアップダウンもそれほどなく、とても歩きやすかったです。テンもたくさんいろんな匂いを嗅いで感じて、楽しそうでした♪

駐車場に戻って来てお昼ご飯。散策前にお声がけくださった、竜王峡食堂の方が、お店の端のガラス戸を開けてくれ、ここからわんちゃんもどうぞと中に入れてくださいました。この時期店内に一緒に入れるのは本当にありがたいです。

店内はお昼時というのもあって半分以上埋まっていました。ラーメンやお蕎麦、かつ丼などの定食系から、日光天然かき氷や淹れたてコーヒーもあるとのこと。お店の方おすすめの、舞茸の天ぷら付きお蕎麦と、麺が見えないほどのチャーシュー麺を注文。運動した後の体に染み入り、とっても美味しかったです。

そしてこのお店にはれもんちゃんという猫ちゃんがいます。私たちがご飯を食べている足元で、テンがいきなりウーウー唸り出したので何かと思ったら、れもんちゃんが！最初はどこからか迷い込んできた猫ちゃんかと思いましたが、お店の方が抱き上げて奥に連れて行きました。いつの間にかテンの元に来ていたなんて可愛いですが、テンは怖かったみたいです（笑）

帰路につく前に、道の駅うつのみや・ろまんちっく村という所にも寄りました。ドッグランやトリミング、一時預かり・ホテルもあるそうで、ワンコ連れの方も多かったです。

とても広い施設で、温泉宿泊施設などもありました。パパと交代でテンをお散歩させながら、道の駅の新鮮な野菜や地ビールを買って帰宅。テンもたくさん遊んで、車の中ではもうすぐ寝そうな顔でした。

雪山で遊べて渓谷散策もできて、温泉と美味しいお料理。ワンコと行ける場所はまだまだ限られていますが、その中でも最大限に楽しんで遊べた1泊2日でした！今度は秋にキャンプで日光に来てみたいです。