【いつも心に犬の十戒をプロジェクト】活動報告と協賛スポンサーさま募集について

ワンコnowaでは2022年から「犬の十戒」をたくさんの方に知っていただくことを目指し、【いつも心に犬の十戒をプロジェクト】に取り組んでいます。プロジェクトに共感いただいたたくさんの方々のご協力もあり、今年も犬を家族に迎えた多くのご家族の元に「犬の十戒」をお届けすることができました。

この記事では【いつも心に犬の十戒をプロジェクト】がどんなところに、どんな風に広がっているかをご紹介したいと思います。

犬の十戒を広めるために「いつも心に犬の十戒をプロジェクト」とは？

ワンコと暮らしている方であれば、ご存知の方も多いと思いますが、「犬の十戒」をご存知ないという方もいらっしゃると思いますので、改めて「犬の十戒」についてご説明させてください。

「犬の十戒」とは、作者不詳のまま世界に広まった英語（原文）の短編詩です。ワンコから飼い主さんに向けた『10のお願い』は多くの共感を生み、世界中の愛犬家の間に広く浸透しました。この愛犬との10の約束を大切にされている飼い主さんもとても多いと思います。

ワンコnowaでも、メディア立ち上げ当時に一番最初に作ったコンテンツがこの「犬の十戒」でした（※ワンコnowaの十戒は原文の英語を元にワンコnowa編集部が意訳したものになります）。nowaチームメンバーでもあるセツサチアキさんが素敵な挿絵をつけてくださったワンコnowaの「犬の十戒」は現在もたくさんの方に愛されているコンテンツです。

『いつも心に犬の十戒をプロジェクト』では「犬の十戒」を、これからワンコを家族に迎えたいと考えているたくさんの方に届けたいという想いでスタートしたプロジェクトです。

「犬の十戒」が“ワンコと暮らすこと”への理解を深め、責任や覚悟と向き合うための一助になったらと考えています。そしてワンコを迎えてからも、飼い主さんの心の中で「いつも思い出せる約束」として生きてくれたらと願っています。

このプロジェクトでは、ワンコを家族に迎えることが決まっている方やワンコを3ヶ月以内に迎えられたご家族に「犬の十戒冊子」をお届けしたり、おうちでお子さんに見ていただけるような読み聞かせ動画の制作やご自宅で作れる犬の十戒冊子の配布などを行ってきました。

その結果、これからワンコを迎えたい飼い主さんはもちろん、このプロジェクトに共感して下さった皆さんがさまざまな場所で「犬の十戒」の普及活動にご協力くださいました。今回は感謝もこめまして、犬の十戒がどんなところで広がっているのかをご紹介したいと思います。

広がる犬の十戒の輪動物病院から

nowaチームのメンバーである芝田先生との出会いも「『犬の十戒』の冊子を院内に置いて、ワンコを飼い始めた方に読んでいただきたい」と、ご連絡をいただいたのがきっかけでした。

動物愛護団体のサポートをしたり、ご自身もミニチュアダックスフンドのすいちゃんを動物愛護団体からお迎えし大切に育てられている芝田先生。ご自身の坪井どうぶつ病院でも、飼い主さんたちに読んでもらえるように待合室に「犬の十戒」を置いてくださっています。

2023年は坪井どうぶつ病院さん以外にも、犬の十戒を置いてくださる動物病院さんが増えた一年でした。今後は病院で待つ間にたくさんの飼い主さんたちに読んでいただけそうですね。

広がる犬の十戒の輪ブリーダーさんから

チワワブリーダーのす～し～ずさん、PETIT BEBEさん、そしてワンコnowaの記事でもご紹介させていただいたオーストラリアン・ラブラドゥードルのブリーダー「Kiwi Pride」の日本公式パートナー「Kiwi Pride Japan」さんも、このプロジェクトに賛同し、子犬を迎えるご家族に「犬の十戒」の冊子を手渡してくれています。

子犬が新しい家族と出会うまでには、ブリーダーさんの並々ならぬ努力と愛情、ママ犬の頑張りがあります。さまざまな不安を乗り越え、いくつもの安堵を積み重ねてきた先に、その子の命があるので、ブリーダーさんが飼い主さんに子犬を託す時の思いは計り知れません。

そんなブリーダーさんの愛情と一緒に「犬の十戒」も、新しい家族に手渡され受け継がれていっています。

広がる犬の十戒の輪教育現場から

犬の十戒が広がっているのは、犬と暮らす飼い主さんの中だけではありません。今年はご縁があり小学校の図書館にも置いていただけました。

「子どもたちの多くは動物が好きで、家庭で飼っているケースがおおいようです。飼い始めた当初は、夢中になっていますが、次第に世話をしなくなると保護者から聞かされることがあります。ちょうど読み聞かせをする機会があるので、この本を紹介して、家の動物を家族として大事に接して貰いたいと思っています。犬の十戒を学校図書館に置いて、子どもたちが手に取れるようにしたいと思います。」

きっかけはそんな札幌市立北小学校さんからの嬉しいご連絡でした。また、今年は大学の研究発表会にワンコnowaの「犬の十戒」を掲載いただくなど、教育関係者の皆さまからの賛同が増えました。

「動物愛護管理法」の改正が進み、ペットを取り巻く環境は少しずつ改善してはいるものの、欧米諸国と比べ「動物愛護」について、まだまだ遅れを取っていることが指摘されることの多い日本。「犬の十戒」が、幼少期から「犬と暮らすということ」の理解を促し、「飼い主としての意識」を育てていくきっかけの一つになれば思っています。

そして、それには教育現場の方の協力が必要になります。今後は、教育関係の方にも広く知っていただけるような告知を行い、子供たちが「犬の十戒」に出会う機会を作って行きたいと思います。

図書館に「犬の十戒」を導入されたいと考えている学校関係者はお気軽にお問い合わせよりご連絡ください。

広がる犬の十戒の輪ドッグトレーニングから

nowaチームで、ワンコnowaでも「stand by you」シリーズが好評のドッグマインダー 飛彈さんも、犬のドッグトレーニングやドッグイベントなどで「犬の十戒」を配布して下さっています。

「犬の十戒は愛犬を迎えた時、愛犬を見送った時、読むタイミングによって感じ方が変わるお話です。どんな場面でも読んでほしいバイブルだと思っています。『犬の十戒』を読むと、愛犬のことがもっと愛おしくなると思うし、私の活動を通してもそういう瞬間をたくさん生み出していきたいですね。」

ワンコのマナーやトレーニングのプロの方に賛同し、ご協力いただけることは本当に心強いです。このような飼い主さんとリアルでコミュニケーションを取られるトレーナーさんたちとの協力の輪も広げていきたいです。

広がる犬の十戒の輪地域の動物愛護の現場から

「犬の十戒」、今年は嬉しい広がりもありました。愛知県一宮市役所の動物愛護事務所さんが「動物愛護週間イベント」にて、「犬の十戒ポスター」を展示してくださいました。当日は保護猫の譲渡会も同時に行われたそうで、今後、保護犬や保護猫を迎えたいと検討されている多くの方に見ていただける機会をいただくことができました。

今後は、地域の動物愛護活動に携わっている皆さんとも連携できる機会を増やしていけたらと思っています。

イベントなどで「犬の十戒ポスター」を展示されたいと考えている行政・動物愛護関連者さまはお気軽にお問い合わせよりご連絡ください。

うちの子の十戒ワンコを迎えてからもずっと心に「犬の十戒」

2023年は、動物愛護週間特別企画としてワンコnowaでも「うちの子の十戒」企画として、飼い主のみなさんに『うちの子が家族になった時、愛犬に約束したこと』を伺いました。

「つらかった想い出は全部楽しい事でかきかえるからね。」

「お留守番させてしまうことがあるけど、いつも想っているよ！」

「毎日いいうんちをしてたくさん笑って一緒に歳をとろうね！」

たくさんの飼い主さんから、うちの子との愛あふれる約束が集まりました。本当にありがとうございました。

飼い主さんは既にご存知と思いますが、「犬の十戒」は迎える前はもちろん、迎えた後もずっと犬生に寄り添い、愛犬を迎えた時の感謝や感動、心の中の決意や覚悟をいつでも思い出させてくれます。

ワンコnowaサイトでは犬の十戒をご自身で印刷することで、簡単に犬の十戒冊子が作れるDLデータも公開しております。是非、こちらもご活用ください！

最後のページに、うちの子に誓う「あなたのワンコとの約束」を記載できるようになっています。

最後に「犬の十戒」に出会えるタッチポイントを増やし、
犬の十戒の輪をさらに広げていくために。

ワンコnowaでは、犬の十戒を広げるために協賛していただける企業スポンサーさま、個人スポンサーさまを募集しています。

まだまだ小さな輪ですが、少しずつ広がっている「犬の十戒の輪」。今後も、ワンコを家族に迎える方だけでなく、教育現場や地域社会を始めさまざまな場所で「犬の十戒」と出会える接点を作れるようワンコnowaは取り組んでいきたいと思います。

より多くの方に届けるために、是非皆さんのお力をお貸しいただけますと幸いです。

皆さまのご支援とご協力をどうぞよろしくお願い致します。