nowa friend's
飼い主ライター / ひろこ
愛犬 / 白柴のテン
飼い主ライターのひろこと申します。2017年8月に白柴の男の子、テンを迎えました。パパとテンと私の3人、東京で暮らしています。
ワンコと暮らすのがずっと夢で、真っ白なテンを見つけて一目惚れ。
ちょっとビビリなので大きなワンコは怖いけど、人もワンコも大好き、甘えん坊で穏やかな男の子です。テンのおかげでお友達も全国にできました。
近場のお出かけや旅行、山登りやキャンプなどのアウトドアもテンと楽しんでいます。飼い主目線でおすすめの場所やグッズ、楽しい!を届けられたらと思っています。
茨城県にある筑波山は、百名山の中でも一番標高が低い877m。
今回はテンが見どころなどをガイドします!
筑波山は男体山と女体山の2つの山頂を持ち、ケーブルカーやロープウェイも通っているので、観光で気軽に訪れることもできます。
ワンコも運賃を払ってケーブルカーとロープウェイに乗ることはできますが、全身が隠れるバッグやクレートに入れる必要があります。持っていない方のために無料で貸し出しもしています。
ケーブルカーは男体山へ、ロープウェイは女体山へ行くことができます。男体山と女体山の山頂は尾根でつながっていますが、それぞれの山の麓での乗り場は離れており、バスか車で行くような距離。山へ行く際は、どう登ってどう下山するか、特にワンコ連れの場合はバッグやクレートがないと交通機関に乗れないので、事前に調べておく必要がありますね。
こちらのページに筑波山の登山コースや見どころなども載っていて、参考にしました。
筑波山ケーブルカー・ロープウェイ
筑波山にはテンを迎える前にパパと観光で来たことはありますが、本格的な筑波山の登山は今回が初めて。筑波山神社付近の駐車場に車を止めて、Sの地点から反時計回りに、このようなコースを歩きました。春~秋の登山シーズンは駐車場渋滞も発生するようですが、今回行った1月下旬は全く渋滞はありませんでした。
まずは筑波山神社で安全を祈願してお参り。今回もワンコnowaさんのnowa風呂敷スカーフを付けての登山です♪
筑波山神社の脇を抜けて、民家がある道を通って登山道入口へ。このような看板もありわかりやすいです。
いきなり気持ちのいい道。最初は緩やかな登りから始まりました。杉やモミの木、ヒノキの香りもしました。
歩き始めて約30分。白蛇弁天に到着。金運・出世の神様で、白い蛇が住んでいるといわれ、見た者は財を成すという伝説があります。テンが見つけてくれないかなと思いましたが、残念ながら出会えませんでした。
ここから先は岩場が多くなっていきます。テンも自分で登ることが多いですが、登れなさそうだと私を待ってアイコンタクト。登れないところは抱っこしたり、登れそうなところは脚をつく場所を教えたりします。こういう信頼関係が築けるのが嬉しいと感じます。
開けた場所、弁慶茶屋跡に到着。ベンチなどもあるので景色を見ながら休憩している方も。遠くに見える湖は、日本で2番目に大きい霞ヶ浦です。
ここから先は、奇岩・怪石が多く存在するエリア。この登山コースを選んだのは、これを見たいからというのもありました。それぞれの場所に案内も立てられているので見つけやすく、宝探しやアスレチックのような要素もありますね。
テンも元気に岩場を進みます。筑波山の奇岩・怪石にご興味のある方は、前述の筑波山ケーブルカー・ロープウェイのサイトに詳しい案内もありますので見てみてくださいね。
岩場を登り、一旦平らな道へ。前方に見える山が女体山です。まだまだある…と気を落とさずに、あと少し!
麓から約2時間、女体山山頂へ到着!テンもご機嫌の笑顔を見せてくれました。山頂は人が多く、あまりゆっくりできませんでしたが、記念撮影はしっかりと。
ここから男体山方面へ向かいます。雪も少し残っていましたが、歩くのには問題ないレベルでした。
ここから先は茶屋や土産物屋が何軒も現れて、山の上とは思えないような観光地となっていて、うどん・蕎麦・定食・軽食など食べることができます。御幸ヶ原と呼ばれる広い場所は麓からのケーブルカーが着く場所。バーナーを使えるエリアはここだけと決まっていると事前に調べていたので、ここでランチ休憩をしました。カップラーメンとおにぎり、山で飲みたい!とワンコnowaさんのコーヒーを持参。温かくて美味しくて心も体も癒されました♪
テンも寒くないように、ダウンを着せています。おやつはワンコ用のたい焼きを持って来て、あっという間に完食していました。テンも栄養補給、水分補給をしっかりして、1時間ぐらい休憩。お天気良かったのに、いきなり雪が舞ってびっくり!やはり山の天気は変わりやすいです。
休憩の後はまた晴れて、関東平野が一望できました。それから男体山へ。
片道15分で登頂。女体山と男体山の山頂には本殿があり、どちらも麓の筑波山神社の本殿です。
下山はケーブルカーの山頂駅の脇にある登山道から。もし疲れてしまって歩いて下山は無理ということであれば、ここからケーブルカーに乗るプランも考えていたのですが、お昼ご飯を食べてまだまだ元気に歩きました。
テンの下りは特に速い!四本足でどんどん降りていくので、こちらがリードでひっぱられて転ばないようにコントロールするのが大変。登りは私がリードを持ちますが、下りはほとんどパパに持ってもらいました。
時々通るケーブルカーの音に、テンもなんだ?という感じで耳を傾けて。普段の生活とはまた違った、自然の中での経験はヒトにもワンコにもいいなぁとつくづく感じます。ワンコ連れだと登山中にいろんな方にお声がけいただけるのも楽しく、今回は「うちにも柴犬がいて、山に連れてきたことがないけど来てみようかな」と、テンを見て言ってくださる方もいました。
休憩1時間を含めて、合計5時間の山歩き。麓の筑波山神社に戻ってきました。思ったより人はたくさんで、所々寒かったですが、テンが歩くにはちょうどいい気温だったと思います。
帰りがけに筑波山梅林も少し寄りました。シーズン前だったので空いており、花も咲き始めでしたが、雰囲気は味わえました。この筑波山中腹・斜面に広がる梅が満開になる頃には、多くの人が訪れるそう。ワンコと一緒に散策もできます。
筑波山梅林・梅まつり
帰りは車の中でぐっすり。いっぱい歩いて満足そうな顔を見るのも幸せです。
さすが百名山と言われる筑波山、いろいろな道や景色があって面白かったです。次回は柴友とを誘って、みんなで来たいと思いました♪