
チワワの性格
チワワは世界最小の犬種として、日本でも人気ですが、その性格は、機敏で注意深く、活発で、大変勇敢です。
すでに家族としてチワワと暮らしている方はご存知かもしれませんが、チワワはかまってもらうことが大好きで甘えん坊というイメージが強いかもしれませんが、飼い主さんに対し、とても忠実で献身的、そして警戒心が強く大きな犬や見知らぬ人にも勇敢に立ち向かっていく側面もあります。誰にでも愛嬌を振り向くわけでなく、保守的で、家族とそうでない人をはっきりと区別します。
チワワの性格の特徴

チワワの男の子の性格

やんちゃでわんぱく、リーダー意識も強く、勇敢です。その反面、家族に対してはとても甘えん坊な子が多い傾向です。
※ あくまで傾向で個体差によります。チワワの女の子の性格

おっとりとした性格で賢く、忠実ですが、オスよりも独立心が強い傾向があります。
※ あくまで傾向で個体差によります。
チワワの歴史
チワワは世界で最小の純血種であると考えられており、犬種名はメキシコ最大の州(チワワ)の名前に由来しています。かつては野生に生息し、「トルテカ」文明時代に先住民により捕らえられ、家畜化されたと考えられています。トゥーラに生存していた「テチチ」と呼ばれる小型犬の絵が街の建造物の装飾として使用されていますが、これらの犬の像は今日現存するチワワにたいへん類似しています。
出典:「JKC:世界の犬 チワワ」
ロングコートチワワとスムースコートチワワ
チワワは、被毛のタイプの違いでロングコートチワワとスムースコートチワワの2種類がいます。短毛のチワワがスムースコートチワワ、長く柔らかい飾り毛が耳と足に付いているのがロングコートチワワです。チワワの被毛には、クリームやフォーン、チョコタンなどさまざまなカラーと模様があります。

チワワの体重・体高

チワワの特長
体のサイズ以外にも大きな瞳、ぴんと立った耳が特長的なチワワ。
また丸みを帯びた額は、その形状から“アップルドーム”と呼ばれます。
チワワの寿命と年齢
チワワの寿命は、12〜20歳程度と言われており、大型犬・中型犬に比べて長生きする傾向にあります。下記が、人と犬の比較年齢になりますので参考にしてください。
犬と人の年齢比較目安

チワワを飼う際の注意点
チワワ飼育 ポイント01
甘やかし過ぎず、
しっかりしつけをしましょう。
小さくて愛らしい見た目のため、チワワをついつい甘やかしてしまう飼い主さんも多いようです。甘やかし過ぎると、うなる・噛むなどの問題行動を起こすようになってしまうことも。
良いことができたらちゃんと褒めつつ、要求には毅然とした姿勢を保つことが重要です。ただし、チワワは臆病な一面もあるので、決して叩いたり、怒鳴ったりといった叱り方はしないように気をつけましょう。

チワワ飼育 ポイント02
できれば毎日軽いお散歩に
出かけましょう。
チワワは、意外にも運動好きで運動量の多い犬種です。室内運動だけではなく、短時間でいいので、積極的に散歩に連れて行ってあげることが大切です。室内ばかりだと、問題行動を起こす原因にもなります。
また、お散歩はチワワの社会勉強にもなります。臆病な部分のあるチワワですが、毎日の散歩で他の犬と触れ合わせることで、社会性が育まれます。

チワワ飼育 ポイント03
ベストな距離感を持って
コミュニケーションをしましょう。
甘え上手なチワワですが、独立心が強く、一人でのお留守番も得意な犬種でもあります。飼い主さんが構い過ぎてしまうことでストレスになってしまうこともあります。
甘えたいのか、一人で静かにしたいのか、チワワの様子をじっくりと観察して、適度な距離感でコミュニケーションをとってあげることが大切です。
逆に、愛情不足はストレスになりますので、しっかりと愛情を伝えてあげてください。

チワワ飼育 ポイント04
ご飯は食べやすいサイズを。
マメなブラッシングを。
チワワには、小粒で食べやすいフード(総合栄養食)を選んで与えてあげましょう。それでも食べにくそうな時には、お湯で柔らかくしてあげるなどの工夫をしましょう。
また、スムースコートチワワもロングコートチワワも抜け毛や毛玉を予防するために、前にブラッシングをしてケアをしてあげましょう。ブラッシングを習慣にし、体の変化がないかその際に観察するようにしましょう。
