いつもはご飯大好き、早食いに悩むほどの大型犬も暑い季節は食欲が減退し、家族も不安がつのりますね。犬も人間同様に夏バテを起こします。夏バテの症状は食欲減退や倦怠感、ストレス性の問題行動など様々ですが、こればかりは暑さが過ぎるまで完全回復は望めません。
そこで、大型犬達に少しでも暑い季節を快適に過ごしてもらえるよう、オススメクールアイテムをご紹介させていただきます。
暑い季節にはオヤツも一工夫！注目の犬用アイス
お散歩から帰った直後や運動の後にオススメのオヤツは、犬用アイスです。暑い季節には毎日でもアイスを食べたいと家族が思うのと同じように大型犬もアイスは大好物です。人間用アイスを一口おすそ分けという方も多いと思いますが、人間用アイスにはたくさんの糖分が配合されているので、愛犬には犬用アイスを用意してあげましょう。
Shiroinu Cafe オリジナル犬用アイスクリーム
いちご・やぎみるく・さつまいもと犬達の大好物フレーバーが揃った手作りアイスです。お洒落なパッケージデザインなので、お友達へのプレゼントや特別な記念日のスイーツとしてもピッタリですね。
わんわん 犬用 シャーベット ゼリー フルーツミックス風味
凍らせてシャリッ！そのままぷるるん！と楽しめる、夏にぴったりの一口サイズのゼリーです。そのままゼリーとして与えれば、乾燥した冬の水分補給になりオススメです。
製氷カップ 犬型 くま型
可愛い製氷機があれば、簡単に手作りアイスの完成です。愛犬の好きなフレーバーにしたり、フルーツを入れたりとアレンジも自在なうえに、とっても安価に冷たいオヤツを楽しめる点も魅力的です。
カロリーや肥満、体形が気になる愛犬には、家族の手作りアイスもオススメです。
冷たくて、愛犬も大喜びのアイスですが、食べすぎはお腹を壊す場合もあるので、くれぐれも注意しましょう。
夏には夏用ベッドを！暑さ対策のポイントは通気性
大型犬は一日中、寝そべって暮らすことが多いので、ベッドにも暑さ対策は欠かせません。これまでにも色々な夏用ベッドを試してみたものの、なかなか納得できるベッドに出会えていないという方も多いでしょう。実は犬の夏用ベッドを選ぶ時、大切なポイントになるのは通気性です。
「コット型」と呼ばれる足つき型のベッドが大型犬の暑さ対策に効果的です。暑い季節、ベッドの上で長時間寝そべっていると、犬自身の体温と湿気がベッドと床の間にこもり、次第にムシムシ感が漂います。これではクールベッドの冷却効果も効き目を十分に発揮できません。でもコット型のベッドなら、床と愛犬の体の間に空気が通り抜けるので、体温や湿気が体の下に籠りません。エアコンの冷気や窓からの風も通リ抜けてくれるので、これまでよりも涼しさを実感できます。コット型ベッドの上に冷却効果のあるクールベッドを置くと、さらに涼しさもアップします。
運動不足解消に！水遊び用プールでクールダウンを
暑い季節は、思うように外出もできず愛犬の運動不足やストレスが気になります。屋外のドッグランは小型犬中心で、なかなか大型犬が思い切り遊べる場所を探すのも大変です。
そこで、思い切って自宅にプールを作る方法はいかがですか？
INTEX（インテックス）ミニフレームプール ブルー 122×122×30cm
組み立て式プールなら、秋冬は小さく畳んで収納できるので場所を取りません。愛犬のサイズや運動量に合わせてジャストサイズを選んだり、お友達ワンコと一緒に遊べるように大き目サイズを購入するのもワクワクします。これまで夏は暑くて辛いものと感じていた家族も愛犬も、プールがあれば夏が楽しい季節に変わるでしょう。
プールは、お散歩後のクールダウンにもオススメです。帰宅したらプールに直行したり、水を掛けたりと暑さで火照って愛犬の体をスピーディーにクールダウンさせたい時に効果的です。
ただし、楽しいプール遊びの後はしっかりとドライヤーも忘れずにおいてください。被毛を生乾きのままで過ごしてしまうと、臭いや毛玉の原因になり、特に暑い時期は雑菌の増殖から大きなニキビ状の発疹ができることも珍しくありません。高吸水タオルを準備して、楽しい水遊びで盛り上がりましょう。
Sinland ふわふわ マイクロ ファイバー 超吸水 ペット用 タオル
食欲減退には高栄養でお腹に優しいフレッシュフードがオススメ
夏バテの症状の1つに食欲減退があります。暑さで運動量が減り、体に負担がかかっているのですから、これはごく自然な現象です。秋になり涼しくなると自然と食欲も回復し、いつもの食いしん坊な愛犬に戻るでしょう。でも、暑いからといってあまりに食が進まないとなんだか家族も不安になります。夏バテ対策には、少量でも必須栄養素の摂取ができ、消化吸収がスムーズなフレッシュフードがオススメです。
マウンテンズギフトの国産無添加のジビエドッグフード
犬も人間同様に夏バテを起こすと、脂っこい食べ物や固い食べ物への関心が薄れます。フレッシュフードなら余分や脂肪分や添加物の配合が無く、消化吸収もスムーズなので、夏バテ対策にオススメです。
最後に
暑い季節は、できる限り愛犬の体への負担を減らし、室温管理を心掛け、できる限りの運動で乗り切りましょう。もし体調がすぐれない時は、すぐに動物病院を受診してください。
nowa writer
大谷 幸代
大学在学中にイギリスへドッグトレーニングの勉強のため、短期留学。生体販売・ペットショップ店長・トリマー・トレーナー・新規事業開発・成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダー・ペット関連用品の開発など、国内最大手のペット関連企業において経験。独立開業後は、WEBサイト、雑誌などへコラム執筆や企業顧問、商品開発、各種マーケティング業、専門学校講師を勤めています。
ゴールデンレトリバー（サーフ＆海）、チワワ、猫と全員元保護犬、猫達とペットライフがもっと楽しく、もっと快適になるよう目指しています。
保有資格
愛玩動物飼養管理士、トリマー、トレーナー、アロマセラピスト、ホリスティックケアカウンセラー、ペット食育士、ペット災害危機管理士、マウスケアメンター、一般社団法人日本ペット用品工業会認定、ペット用品販売士、ペットロスケアアドバイザー
