【愛犬とのお出かけ支援アプリ Wan!Pass】 テクノロジーとアイディアでワンコとの暮らしをアップデートするアプリ

【愛犬とのお出かけ支援アプリ Wan!Pass】 テクノロジーとアイディアでワンコとの暮らしをアップデートするアプリ

皆さんはワンコ連れで使えるシェアオフィスがあることをご存知ですか?私たちはネットニュースでその存在を知りました。ワンコと一緒に出かけられる先が増えていることが嬉しくて調べてみると、その施設ではWan!Passというアプリの使用が条件になっていました。そこでアプリの開発、運営をしている株式会社ペッツオーライの小早川斉社長にお目にかかり、詳しくお話を伺いました。テクノロジーの進歩とワンコとの暮らしが直結していることを再認識させられましたので、皆さんにもワンコとの暮らしをアップデートさせるための取り組みについて知っていただければと思います。

飼い主さんが立ち上げたサービス飼い主としての気づきから生まれた株式会社ペッツオーライ

ポメラニアン2頭と暮らしていた小早川さんは、ある日1頭の足の様子がおかしいことに気が付きました。動物病院へ連れていくと脱臼と診断されましたがいつまで経っても治りません。引越しのタイミングで別の動物病院で診察してもらうと、癌で骨肉腫になっていると言われ驚きます。結果、断脚することで転移を防ぐことになりました。小早川さんは「どうして最初に診てくれた獣医さんは病気を見つけられなかったのか?」と2軒目の獣医さんに質問したところ、「自分は腫瘍を専門に研究している専門医だから気付けたのだろう」と言われます。

動物病院での獣医療に興味をもち、飼い主さんへのリサーチを始めると、よく分からない悩みを放置している、動物病院へペットを連れていくハードルが高い、という意見が多いことが分かりました。気軽に相談できるサービスがあれば飼い主さんとペットの問題解決に繋がると考え、当時在籍していたリクルート社内のビジネス起業プログラムに応募、ペットについて24時間365日いつでも獣医師などの専門家に相談することができるサービス「ペッツオーライ」が誕生します。

その後、2020年にリクルートからスピンアウトし、ペッツオーライ株式会社として法人化。「ペッツオーライ」では病気、健康、しつけ、フードなど様々な悩みを受け付けていますが、病気に次いで2番目に相談が多いのが犬のしつけでした。その相談される内容を見ると、最低限のマナーが全体に浸透していないと感じます。相談内容を深掘りしてみると、犬は義務教育が無い世界で生きていて、飼い主さんが自分の感覚で躾の基準を決めているので、社会に出るとトラブルを起こしていることが分かりました。また犬を飼っていない人の多くが、排泄後の後始末をしない、吠える犬を放置しているなどマナーに不満を持っていることも踏まえると、しつけに意識を向けることを一般化する必要性を強く感じたそうです。

Wan!Passとは?愛犬とのお出かけ支援アプリ「Wan!Pass」でできること① 愛犬同伴OK施設の検索

そこで2022年6月に新たなサービスWan!Passをリリースします。アプリとしては大きく分けて2つの機能を持ち合わせています。1つ目はワンコと一緒に旅行やお出かけをする際に、ワンコ同伴OKの施設が検索できること。2つ目は各店舗が設定する「しつけ認定」やワクチンと狂犬病接種などの条件を、愛犬が満たしているかを示す通行手形です。ワンコ同伴OK施設へ『入国』する際に必要となる『パスポート』がWan!Passなのです。

カフェやホテル、ドッグランなどワンコ同伴OKの施設は現在のところ約1,800軒が登録されています。各施設が無料で登録できる仕組みなので、日本全国犬連れで使える施設の可視化を目指しています。(飼い主さんも無料でアプリを利用することができます!)中にはWan!Passの利用者のみ、「しつけ認定」のレベルをクリアした犬のみ同伴可能という施設もあります。また店舗内の混雑状況に応じて、今はワンコ同伴NGなどの切り替えも行えるそう。店頭に貼られたWan!PassのQRコードを読み取ることで、自身のワンコが施設に入れるかどうかが分かる仕組みとなっています。

私たちがワンコ連れで使えることを知ったシェアオフィス、Business-AirportでもWan!Passの利用を条件にし、施設利用に関する同意書もデジタルで残しています。またワンコ連れの旅行を楽しむ提案として軽井沢観光協会や山梨県富士川町など自治体とのコラボや、足柄SAではドッグランを使う際のルール啓発目的で採用されるなどの連携も増えています。

また、施設入場の際に店舗に掲示されたWan!PassのQRコードを読み込むことで入店確認を行う「チェックイン」を実施することで、動物保護団体などへの寄付に繋がる取り組みも準備中だそう。ワンコとのおでかけを通して恵まれない「ワンコ」たちに気持ちを「パス」できるサービスにもなる予定です。

Wan!Passの目指すもの愛犬とのお出かけ支援アプリ「Wan!Pass」でできること② 愛犬のしつけ認定

気になる「しつけ認定」は、ワンコと一緒に日常生活を問題なく送るためのアイコンタクト、オスワリ、フセ、マテ、ツイテ、オイデなど31の項目が設定されています。飼い主さん自らが出来るかどうかを申告するのではなく、現在はWan!Passが主催、参加するイベント会場で資格を持つドッグトレーナーの目の前で実際に行い、その様子をドッグトレーナーが動画に撮り証明としています。最もクリアしやすい「しつけ認定」レベル1は、イベントに参加する犬の約半数が合格できる難易度となっています。犬の「しつけ認定」に加えて、病気や生活の知識などの飼い主さん向けのクイズも用意されており、犬を連れて行く人間の知識も問われます。小早川さんは「レベル1をクリアしたら、次はレベル2にチャレンジしたくなるのが飼い主さんの心理。そのために愛犬とのトレーニングにも興味を持って欲しい」と言います。

目指すのは世界に誇れるペットフレンドリーな日本。欧米各国で見られるような、カフェや公共の交通機関などで飼い主さんと一緒に、正しく居られる犬を増やすこと。犬を家族に迎えたら「しつけ認定」レベル1のクリアを目指すのが当たり前、みんながレベル2やレベル3を目指してトレーニングを楽しむ社会にしたいと考えています。それが犬との暮らしをより良くすることであり、求められるのは犬をより理解し、同時に犬を飼っていない人を理解すること。そうすることで人も犬も自由で、多様な暮らしを楽しむことができる。それを実現するためのインフラ作りがWan!Passの役割だと考えています。また、より多くの事業者がもっと自由に活用できるツールやテクノロジーを提供していく、ペット業界におけるGoogleのような存在を会社としては目指しているそうです。

また保護犬を迎える際の条件が、飼い主の年齢やライフスタイルだけでなく、先住犬がレベル2をクリアしていることなど飼い主さんの努力がかしかされ、判断材料になれば、より幸せになれる犬が増えるだろうともお話くださいました。

Wan!passを通じて広げたい輪は?

最後に、Wan!passを通じて広げたい輪は?と伺うと、「プロダクトをきっかけに楽しく、頑張れる仕組み作り」と答えてくださいました。ワンコとの暮らしを充実させるために、飼い主さんとワンコが一緒に楽しみながらしつけ、トレーニングを頑張る世の中になって欲しいという小早川さんの考えに、私たちワンコnowaも大いに賛同します!

Wan!Passについて

公式サイト
https://wanpass.me/
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